ロアルドダールのレビュー一覧

  • 王女マメーリア

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    ネタバレ

    「チョコレート工場の秘密」「マチルダ」「こちらゆかいな窓拭き会社」の童話を出しているダールの大人向け短編集です。
    「チキチキバンバン」「007」の映画の製作にもかかわっています。

    そんな機知にとんだダールの話らしい展開です。

    最初の「ヒッチハイカー」は、前半はダールらしくないなという気もしましたが、後半になると、なるほどという展開でした。

    短編集なので、一つ一つ、他のダールの作品と比較しながら読むことができます。
    ヒッチハイカーは、「父さん狐」に近いでしょうか。

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    2011年10月29日
  • あなたに似た人

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    ネタバレ

    ダールの作品で、マチルダを読んで時に、すごく面白いと思った反面、
    少し危うさも感じた。この本を子供に読ませてよいのだろうかと。

    しかし、ダールの自伝を読んだときに、その心配は消えた。
    ダールの自伝を読んだとき、ジブリの紅の豚を思い出した。

    ダールの作品は、暗いところや、斜めに構えたところがあるが、
    人間の温かさや、奥の深さが共通していることに気がついた。

    大人向けの本も出しているというので手に取ったのがこの本である。
    ますます、ダールが好きになり、翻訳ものは、ほぼ全部読ませていただいた。

    時間があるときに、順に書評を書いていきたい。

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    2011年06月20日
  • 単独飛行

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    ネタバレ

    ダールの作品の原点を確認することができました。

    「マチルダ」、「チョコレート工場の秘密」、「こちら愉快な窓拭き会社」の3つが、 同じ著者の作品だと知らずに、それぞれ読んでいました。

    単独飛行を呼んで、3つの本の共通点に気がつきました。

    極限の経験、人間に対する愛情、大人の権威に対する反発。
    この3つの視点が、作品ごとに、それぞれほどよく混ざっています。

    この本を読んで、ダールの本を安心して子供に勧めることができるようになりました。
    ますますダールのファンになってしまいました。

    ps.
    宮崎アニメの「紅の豚」の題材の一つだといわれているそうです。

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    2011年06月20日
  • 少年

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    ダールってこんな人だったの!という自伝。イングランドの寄宿学校の雰囲気が非常によく伝わってきます。鮮明な少年感情とか。両親がノルウェー人とは知らなかった…。

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    2011年04月03日
  • 王女マメーリア

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    ロアルド・ダールの短編集。
    童話的というか、ささやかに教訓的。
    オチの読めるものもいくつかあるが、表題作と、「傘」にはゾクリとする凄みがあった。

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    2011年01月25日
  • あなたに似た人

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    どの作品もちょっと皮肉な味わいがあって、おもしろい。
    そこから人間という存在のおかしみだったり、滑稽な姿だったり、ある種の恐ろしさが立ち上がっている様が心に響く。
    個人的には『海の中へ』がお気に入り。

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    2009年11月26日
  • キス・キス

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    ロアルド・ダールは、19年前の1990年11月23日に74歳で亡くなったイギリスの小説家・脚本家ですが、そもそも彼と最初に接触したのが、筒井康隆を通してのブラックユーモア経由だったのか、『チキ・チキ・バン・バン』や『007は二度死ぬ』などの映画の原作や映画化された『チャーリーとチョコレート工場』(原作「チョコレート工場の秘密」)からだったのか、それともサン・テグジュペリ好きが高じてのパイロット関連だったのか、奇妙な味のサキに味を占めてのアナロジーからだったのか、いったいどこからなのか、今となってはまったく藪の中です。

    『あなたに似た人』や『魔女がいっぱい』もそうですが、そんなにしょっちゅうと

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    2011年09月15日
  • オズワルド叔父さん

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    哄笑の物語。
    ただし、まじめな人は読んではいけません。

    再読のつもりで、本棚から引っ張り出したのですがきっと違います。これだけの作品、たとえ20年前に読んだとしても、記憶の片隅には残っているはず。多分、兄貴の一人の購入本が混ざり込んだのでしょう。

    1920年前後のヨーロッパの国王、音楽家、画家、著作家、科学者などの実在の人物に超強力なバイアグラを飲ませて、その狂態を描くという、悪趣味この上ない物語。よくもまあ、名誉毀損などで訴えられなかったなあと思います。
    しかし、悪趣味もここまで突き抜ければいっそ潔いかと。もちろん、ダールという才人が書いた作品だからでしょうが。

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    2016年08月07日
  • 王女マメーリア

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    不可思議な話しに引き込まれていきます!
    何気なしに手に取ったんですが、満足しました! 著者の童話にも突入してみるつもりです☆

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    2009年10月04日
  • キス・キス

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    予期せぬ出来事が日常の扉を開き、あなたをさりげなく訪れる…。全篇に漂う黒いユーモア、微妙な残酷さ、構成の巧みさ、豊かな文章力を特徴とするダールの短篇集。「天国への登り道」ほか全11編を収録。

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    2009年10月07日
  • あなたに似た人

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    さすが、ダールは本棚に入れている人も多いですね。「海の中へ」の結末その後が気になる!「わが愛しき妻よ、鳩よ」に出てくるのがスネープさん。ハリー・ポッターを想像してしまいました。

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    2009年10月04日
  • あなたに似た人

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    海外の作家があまり得意でない私もこれは読めます。人の本質やあまりきれいでない一面を短編でさらっと見せてくれます。

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    2009年10月04日
  • 少年

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    「チョコレート工場の秘密」の作者の自伝本。これを読んで「あなたに似た人」を書いた人と同一人物ということを知りました。びっくり。小さいときから就職先が決まるトコまでが書かれています。
    学生時代の体験が「チョコレート・・」の基になってるようですな。

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    2009年10月04日
  • あなたに似た人

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    その夜、ある家の晩餐の席で一つの賭けがなされた。美食家を自認する客の一人が、食卓に出た珍しい葡萄酒の銘柄を判定できると言いだしたのだ。賭け金はなんと邸宅と当主の令嬢――絶大な自信を持つ当主はその賭けに同意したが……幻想とユーモアと恐怖をちりばめた奇妙な味の短篇を得意とする鬼才ダールが、賭博に打ちこむ人間の心の恐ろしさと人間の想像力の恐ろしさをテーマに描いた珠玉の15篇を収める代表的短篇集。
    (05/02/21)

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    2009年10月04日
  • オズワルド叔父さん

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    「来訪者」の続編。
    ある甲虫から取れる粉は最強の媚薬だった!

    これを売りさばいて大儲け、さらに彼はこの薬を使ってとんでもないことを考えていた・・



    破天荒な叔父が繰り広げる短編。楽しい本です。

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    2009年10月04日
  • 来訪者

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    叔父のオズワルドは巨万の富と漁色癖で一族の伝説的な存在であった。ある日、叔父のオズワルドから遺産として膨大な量の日記が送られてきた。そこには彼が送った優雅で刺激的な生活が記されていたのだった・・・

    4つの短編が叔父のオズワルドの日記形式で収録された小説。

    エロスでおかしい、そういった言葉がぴったりな作品。

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    2009年10月04日
  • 王女マメーリア

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    ロアルド・ダールの洒落た作品集。日本オリジナルとあるけど、要するに訳出されてない佳編を集めた選集ってことですね。新車を運転中に拾った奇妙なヒッチハイカーとのひとときを描く「ヒッチハイカー」を先頭にちょっと毒の効いた作品が並んでいる。傑作はやはり成り上がりの男が雇った執事に言われるままに高価なワインを買い漁る「執事」だろう。それと表題作の「王女マメーリア」器量がよくなかったひとりの王女がある朝目覚めてみると美女に変身しているが……。残酷な寓話だけれどすばらしい。これと対をなしているのが「王女と密猟者」ですね。同じことをテーマにしているのだけれど、ストーリーとしてはやはり表題作のほうがインパクトが

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    2026年01月26日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 II

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    星4は少し甘めです。
    「あなたに似た人」がおもしろかったので、「2」も読んでみました。
    「あなたに似た人2」と思える短編が3作と、全く別物の短編集「クロードの犬」(4作)の2部に分かれていました。

    前半では「偉大なる自動文章製造機」が興味深かったです。まるでいま現代、AIに小説を書かせるということと発想が同じなのです。(ネタバレにならないかな?)
    1950年代に書かれたと思うとびっくり!

    後半の「クロードの犬」は、一転してイギリスの片田舎を舞台に、クロードとゴードンを主役としたほのぼの系(でもやっぱりロアルド・ダールらしい味付け)の短編4作構成で、これも面白かったです。
    ドッグレースの話「

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    2026年01月11日
  • 来訪者

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    こりまさんのポストで知った作品。ロアルドダール初めて読んだけど結構面白かった!
    容姿に優れた男性の描写が秀逸

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    2025年11月15日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 I

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    ロアルド・ダール作品で初めて読んだのが本作。
    本作が非常に面白かったので、他の短編集も購入した。

    「なるほどと思わせるミステリー」「奇妙な味」「ブラックジョーク」が入り交じった短編集、という感じで、奇妙な味一辺倒ではない。
    特に自分が好きだったのは、むしろブラックジョーク系。

    『おとなしい凶器』でなるほど!と普通に感心し、『わが愛しき妻、可愛い人よ』『プールでひと泳ぎ』『ギャロッピング・フォックスリー』で爆笑し、これは面白い!と思わせられた。
    収録作品で最も好きだった作品は『ギャロッピング・フォックスリー』。

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    2025年11月08日