ロアルドダールのレビュー一覧
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人間の大地に続いて飛行機もの。
この本の存在を知ったとき、「ロアルド・ダール?え、あの…?」とすごく驚いた。
子供の頃、彼の書いた本が大好きだった。
『チョコレート工場の秘密』、『マチルダは小さな大天才』、『魔女がいっぱい』など、内容はうろ覚えだけどその当時の読んでいて楽しかった記憶は今でも明確に覚えてる。
ところがこの本は童話とは打って変わって戦争体験を書いた自伝。
訓練ないまま飛行機操縦させられて死にかけたりなど、なかなか大変な目には遭ってるにもかかわらずなぜか作中に悲壮感みたいなものは一切ない。
日本で「戦争もの」と言われると、個人的には大岡昇平の『俘虜記』や『野火』、最近のだと百田尚 -
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作品紹介・あらすじ
植物の「声」を聞く機械を発明した男が耳にしたものは? 小説自動作製機は何を成し遂げるのか?教養ある男が企んだ甘美な復讐のお味は?……短篇の名手が、人生という道路に、時にぽっかりと口を開ける非日常という落とし穴を描いて見せる非情でブラックな短篇の数々。従来未収録だった短篇2作を新たに加えた新訳決定版 【収録作品】 サウンドマシン/満たされた人生に最後の別れを/偉大なる自動文章製造機/クロードの犬/ 〔特別収録〕ああ生命の妙なる神秘よ/廃墟にて
第1集を読んだ時の感想で「ダークで毒の強い作品は好きな方なのだけれど、この人の毒は僕の体には合わなかった。第2集も手元にあるので、 -
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作品紹介・あらすじ
ワインの銘柄を当てる大博打の結末は? 夫殺しの凶器の行方は? ラスト一行に襲いかかるショックとは? 常軌を逸した賭けの行方や常識人に突然忍び寄る非常識な出来事など、短篇の名手が残酷かつ繊細に描く11篇を、すべて新訳で収録!
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うーん……。
読む人によっては凄く面白いのだろうな、とは容易に想像できる。
インパクトはあるし、最後までスススと読み進めさせる推進力もあると思う。
でも僕との相性は悪いみたい。
ブラックユーモアなのだろうか……それにしてはユーモアの欠片もないように思える。
ダークで毒の強い作品は好きな方なのだけれど、この人の毒は僕の体には合わなかった。