ロアルドダールのレビュー一覧

  • 王女マメーリア

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    短編集。
    無難に面白い作品揃い。
    「外科医」のドタバタ劇と、「アンブレラ・マン」のシンプルな構成が好き。

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    2024年02月11日
  • 来訪者〔新訳版〕

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    ちょっと大人の?(性的な話題を盛り込んだ)ブラックな短編集。「あなたに似た人」と同じように、バカだなぁ、人間が小さいなぁと思いつつ、でも自分も同じ部分を持ってるよなぁ〜笑 と言う内容。

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    2023年12月26日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 II

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    「あなたに似た人I」に引き続きブラックな短編集。
    自分の中にもあるよなぁ〜と、自分の小ささを確認させられる 笑

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    2023年12月26日
  • 単独飛行

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    人間の大地に続いて飛行機もの。
    この本の存在を知ったとき、「ロアルド・ダール?え、あの…?」とすごく驚いた。
    子供の頃、彼の書いた本が大好きだった。
    『チョコレート工場の秘密』、『マチルダは小さな大天才』、『魔女がいっぱい』など、内容はうろ覚えだけどその当時の読んでいて楽しかった記憶は今でも明確に覚えてる。

    ところがこの本は童話とは打って変わって戦争体験を書いた自伝。
    訓練ないまま飛行機操縦させられて死にかけたりなど、なかなか大変な目には遭ってるにもかかわらずなぜか作中に悲壮感みたいなものは一切ない。
    日本で「戦争もの」と言われると、個人的には大岡昇平の『俘虜記』や『野火』、最近のだと百田尚

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    2023年12月22日
  • 来訪者〔新訳版〕

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    59点:「もう、オズワルドったら、いい加減にして!」女性たちは眼を輝かせながらそう叫ぶのだった。

     遺産として受け取ったオズワルド叔父さんの日記を厳選して出版したという態で、ひょっとしたら自叙伝の大傑作なのではとハードルをめちゃくちゃ高くした上で披露される小話。
     それぞれのオチはまあおもしろいけど、それ以上にオズワルド自身がおもしろいのでぐいぐい読んでいける。女性観は正直ひどいので、こんなの書いたら怒られるよと思いながら読み進めるけど、まあホラ話ということで許されるのか、な。

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    2023年08月28日
  • 飛行士たちの話〔新訳版〕

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    デビュー前のロアルド・ダールのも含めた短編集。ゾワッとした話や切ない話など、、、
    「彼らは年をとらない」が好きだった。

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    2023年08月07日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 I

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    ブラックでシニカルな雰囲気が漂う短編集。
    ハッキリとオチを明言しない話も多く、それがこの奇妙な味に繋がってると思う

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    2023年05月13日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 II

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    作品紹介・あらすじ

    植物の「声」を聞く機械を発明した男が耳にしたものは? 小説自動作製機は何を成し遂げるのか?教養ある男が企んだ甘美な復讐のお味は?……短篇の名手が、人生という道路に、時にぽっかりと口を開ける非日常という落とし穴を描いて見せる非情でブラックな短篇の数々。従来未収録だった短篇2作を新たに加えた新訳決定版 【収録作品】 サウンドマシン/満たされた人生に最後の別れを/偉大なる自動文章製造機/クロードの犬/ 〔特別収録〕ああ生命の妙なる神秘よ/廃墟にて

    第1集を読んだ時の感想で「ダークで毒の強い作品は好きな方なのだけれど、この人の毒は僕の体には合わなかった。第2集も手元にあるので、

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    2023年01月31日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 I

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    作品紹介・あらすじ

    ワインの銘柄を当てる大博打の結末は? 夫殺しの凶器の行方は? ラスト一行に襲いかかるショックとは? 常軌を逸した賭けの行方や常識人に突然忍び寄る非常識な出来事など、短篇の名手が残酷かつ繊細に描く11篇を、すべて新訳で収録!

    *****

    うーん……。
    読む人によっては凄く面白いのだろうな、とは容易に想像できる。
    インパクトはあるし、最後までスススと読み進めさせる推進力もあると思う。
    でも僕との相性は悪いみたい。
    ブラックユーモアなのだろうか……それにしてはユーモアの欠片もないように思える。
    ダークで毒の強い作品は好きな方なのだけれど、この人の毒は僕の体には合わなかった。

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    2023年01月28日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 II

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    人間の言語を介さないコミュニケーションやプレッシャーの掛け合いのままならなさと抗い難い魅力、思い込みと自意識によって失敗する人間が表現されている。
    登場人物たちの多くは常識人で突然、極限状態に放り込まれるが、彼らの思考や動揺はタイトル通り、私たちに似ているのが面白い。
    「極限状態でその人の本性が現れる」というが、ダールは人間の本性というものが、案外似通っているということに気がついていたのかもしれない。

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    2022年07月22日
  • キス・キス〔新訳版〕

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    チャーリーとチョコレート工場の作者の短篇集。
    ダークで不思議な話の詰め合わせ。世にも奇妙な物語が好きな人には刺さると思います。がっつり読書する元気がない時に短編の一話だけ読むことがあるのですが、キスキスにお世話になってます。

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    2022年05月30日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 I

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    ネタバレ

    うわっ、面白い!って思うお話と意味不明なお話が半々くらい。

    『願い』が1番好き。

    これ、やっぱり原書で読んで面白さを味わえたら最高だろうな。

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    2021年11月10日
  • キス・キス〔新訳版〕

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    のどかさとブラックユーモアの配分が心地よい。
    色んな意味で「ひでえなぁ」てのもいくつがあるけど、夫婦のやつはどれも楽しく読んだ。

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    2021年10月23日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 I

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    ワインの産地当ての賭けの行方にしても、夫を殺害した凶器の行方にしても…、ちょっと話の引き上げ方がサラッとしすぎていて僕の好みではなかった。
    引き算の美学なのかもしれないけど、もっと味付けが欲しくなった。
    人間の弱さや愚かさへの風刺の視点は面白いし文体も読みやすいものだったけれど、話のオチをもっと肉付けしてくれればより楽しめたかな。

    ロアルド・ダール、ウェールズ出身の短編の名手。『チャーリーとチョコレート工場』の原作者、『007は二度死ぬ』の映画脚本家。

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    2021年07月18日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 I

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    欲に目が眩んだり、誰かに仕返しをしたかったり…そう言った意味での、あなたに似た人、なのかなと思った。
    ブラックでジメッとした魅力がある、読んでて気持ちの良いものではないが、たまにこういうのが読みたくなる。2も買ってあるので、いずれ読もう。


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    2021年07月11日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 I

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    短編ミステリー

    ギュッと凝縮されている。
    「ギャロッピング・フォックスリー」が良かった。虐められた記憶って蓋をするけど、ふとした瞬間に痛みと共に蘇るのは同じなんだなぁ。

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    2021年03月28日
  • 飛行士たちの話〔新訳版〕

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    最近読んだ2冊よりは好きかも。
    でも戦争の話だから複雑だけど。
    「彼らは歳を取るまい」を読んで、この光景映画で見たような・・・
    と思ったら「紅の豚」のワンシーンだった。
    そういえば宮崎さんは飛行機がお好きですもんね。
    「マダム・ロゼット」がちょっと痛快だった。

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    2021年03月22日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 II

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    少し前に「Ⅰ」も読んでるので、こちらも。
    「満たされた人生に最後の別れを」はわかりやすかったけど、最後がジワリ。嫌いじゃない。
    他の2編も複雑すぎる内容。
    「クロードの犬」は1回読むだけじゃわからない。
    海外の短編は高難度だわ。

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    2021年03月12日
  • キス・キス〔新訳版〕

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    ダールといえばチョコレート工場とかのファンタジーなイメージだったので、強烈なブラックユーモアには驚いた。かなり毒が強いと思う。女主人、天国への階段が特に面白く感じた

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    2021年02月16日
  • キス・キス〔新訳版〕

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    小学生の時によく読んでいたロアルド・ダール。児童書以外にも書いているのを知らなくて、久しぶりに読んだけど面白かった。ぞくぞくする、人間の闇の部分が全ての話で見られた。児童文学でもグロテスクな表現が多かったけれど、それよりもミステリアスで独特な世界観があるなぁと思った。

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    2021年02月06日