ロアルドダールのレビュー一覧
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ネタバレずっと読みたいと思ってたロアルド・ダール。
本当は『あなたに似た人』を読みたいと思ってたんだけど、本屋でちょうど発売したてだったのか平積みされてて、その帯に『喪黒福造ものけぞるような妖しい魅力』と書かれてたのが目に入ってすぐさま購入してしまった。
別に喪黒福造が好きなわけではないんだけど、あぁいう話は好きなので。
結果ブラックユーモアがきいててとても面白かった。
最後にゾッとする感じ。
『ロイヤルゼリー』みたいに現代に読むと違和感を感じてしまうところはあるにしても、文章の巧さでそれをあまり気にさせない。
『ウィリアムとメアリー』『天国への道』を妻の方に思いっきり感情移入しながら読んだら最 -
Posted by ブクログ
「チャーリーとチョコレート工場」のロアルド・ダールが紡ぐ
第二次世界大戦を舞台にした飛行士たちのお話。
飛行士のプライドとか、かっこよさとか、
虚しさとか、絶望とか、使命感とか、ユーモアとか・・・
いろいろ混ざり合っている短編集でした。
彼らは、上からの命令ひとつで飛行機を飛ばし、
ドイツやイタリアと戦って自分が死んだり、
友人を亡くしたりします。
そうゆうことが、とてもあっさりと書かれています。
それがかえって不気味だったりもします。
短編のひとつ「彼らは年をとらない」は、
ジブリの「紅の豚」に出てくる雲の平原のエピソードに酷似。
こちらのほうが後味が苦い。 -
Posted by ブクログ
―SOMEONE LIKE YOU―
ぐいぐい読ませる表現が好きです。
「まるで、とけたバターでうがいしているみたいに」潤いのある声とか。
内容は、血なんて飛び散らないのに恐ろしい。
人間の怖さですね。
それに、書ききらないで、読み手にゆだねてしまうところが良い。
これがより一層恐怖をリアルにするように思います。
面白い短編というのは、長編にできるものを短く押し込めるのだと誰かが言っていましたが、まさにダールはこの手法で面白いものを書いていると感じました。
お勧めは、「おとなしい兇器」「韋駄天のフォックスリイ」「皮膚」「首」「告別」です。
特に、「首」は今までにない種類の緊張感を味わい -
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敬愛するロアルド・ダールの少年時代の自伝。
イングランドの学校、寄宿学校で横暴な教師や寮監、先輩らにひたすらに反抗する姿が描かれている。
気に入らない生徒を簡単に鞭で打ったりしてた時代のおはなし。最後まで権力に屈しないで疑問を持ち続けるダールが良い。
屈しないけどあからさまに反撃もせずにちゃっかり卒業してちゃっかりシェルの採用に受かる所は、要領良いけど。
この経験が彼の作品に大きく影響しているのは明らか。「マチルダは小さな大天才」とか。
正しい者が、痛快な方法で悪を打ち倒す物語。正直な者が最後には報われる物語。
「チョコレート工場の秘密」には権力者という意味での分かりやすい悪は出てこないけど -
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名手ロアルド・ダールの短編集。
「あなたに似た人」が有名に、童話も多く「チョコレート工場の秘密」の原作者でもあります。
これは9編収録。ハズレ無し!です。
読みやすく、興をそそり、スマートで、笑えて、ちょっとだけ毒がある。
「ヒッチハイカー」は、作家が乗せた男が絡んできて、それに答えつつ困惑する。まさか犯罪者では?
と妙なことになりそうになるが…笑える結末。
「アンブレラ・マン」は雨の日、傘を巡って。急な雨の降った日、母娘に上等な絹の傘を差しだした品のいい老人は?妙な男性の行動を目撃する二人。
「ボティボル氏」はアスパラガスそっくりで性格も内気なボティボル氏。音楽が好きな変人がある楽しみを見 -
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映画化された怪作「チャーリーとチョコレート工場」など、特に児童文学で有名なイギリスの作家・ダールの短篇集。
素朴なユーモアストーリーと見せかけて、毒と恐怖をほんのり混ぜてくる所が素晴らしい。幼少期からこんな人のこんな話ばっかり読んでりゃ、そりゃイギリスジョークもバリバリになるわな。感想を読んで興味を惹かれた方は、ぜひお子様に読み聞かせていただきたい。
1.女主人
下宿を探しにやってきた小さな町で学生の少年が出会った女主人。台帳に書かれた失踪者の名前と動物たちの剥製が嫌な展開を想起させるが、想起させるところで終わりの掌編。
2.ウィリアムとメアリイ
難病で死んだウィリアムが妻メアリイに残し -
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○2010/01/24
皮肉たまんねえ。告別とか。というか全体的に。
読みにくい、伝わりにくい、分かりにくい、とぐだぐだ読みつつも後にに進むにつれて楽しくなってきて、最後の最後にニヤァ、と。こういうのはいいな…性格悪い人というか、こういう話がさらっと書けてしまう人になりたい(笑)
でもやっぱり訳文は読みにくい…これが古いというのもあって。言い回しが曖昧に遠まわしすぎるのがなぁ。忠実に話を伝えようとするから余計に日本語が成立しなくなるってのが悔しい。
翻訳ものを読むたびに、原著で読んでみたいなぁ、どうやって表現されて、それを感じられるのかなぁとすごく思う。