三田紀房のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本書は、映画「アルキメデスの大戦」(原作・三田紀房 脚本・山崎貴)を原案として、著者が書き下ろした小説です。
菅田将暉主演で気になっていたが、まだ観ていない映画の小説版との事で手にして一気読み。
映画を観られた方からは特にエンディングの違いについてのコメントを見受けられるが、観ていない私にはわからない(苦笑)
数字はウソをつかない。
その信念の下に巨大戦艦の建造を数学の力で止めようとする若き天才数学者「櫂直(カイタダシ)」の物語。
時は1933年、次なる旗艦の建造計画の中で海軍上層部内で巨大戦艦派と空母派の争い。
気持ち良いぐらいサクサク読み進められたが、結果的に海軍内での争いに勝者はいない。
これが戦艦大和の建造秘話ならばその背景は勝ち目の無い戦に向かう為の心の拠り所とし建造された大和はあまりにも悲しい。
ある種の切なさを感じたのは私だけではない気がします。
説明
内容紹介
今夏注目の感動大作「アルキメデスの大戦」小説版!
一九三三年。次なる旗艦の建造計画をめぐり、海軍上層部は対立していた。巨大戦艦建造を標榜する戦艦派の計画案に、数字上の虚偽を疑う空母派は、ある数学の天才に不正を見破らせようとする。数学の真理は、巨大戦艦―大和―の建造を阻止できるのか? 大日本帝国海軍が歩んだ激動の時代を、美しき若き天才数学者・櫂直の生き様を通して描く感動作。
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映画「アルキメデスの大戦」
主演・菅田将暉
監督・脚本・VFX 山崎貴(「永遠のゼロ」「海賊と呼ばれた男」)
原作・三田紀房
2019年7月26日公開!
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内容(「BOOK」データベースより)
一九三三年。次なる旗艦の建造計画をめぐり、海軍上層部は対立する。巨大戦艦建造を標榜する戦艦派の計画案に、数字上の虚偽を疑う空母派は、ある数学の天才に不正を見破らせようとする。数学の真理は、巨大戦艦「大和」の建造を阻止できるのか。帝国海軍が歩んだ激動の時代を、若き天才の生き様を通して描く感動作。
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Posted by ブクログ
FX編がスタート。全く知識がなかったので大変勉強になりました。この巻が最も楽しく読めた気がするのは、歴史を掘り下げる長いエピソードがなかったからかもしれない…
相変わらずキャラのブレはひどい。FXで一回失敗したからって、もうやめたいと言って机の下に潜り込むやつは、そもそもこんな勝負受けて来ないだろ…
富永さんも、考えさせたいからと言っても、円高円安の議論で自分と意見が合わないとすぐに「勝手にしろ」とか度量が小さすぎる。こんな先輩は絶対嫌だわ。。
美雪も、こんなに気にくわない主人公に対して電話かけるとか、動向が気になるとはいえ普通には考えにくい行動である。ライン送るくらいならともかく。
何だかんだ最も安定してるのは神代さんだな。
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二十歳そこそこの若者が社会に対して投資できるものは時間。命と言ってもいい。自分の時間を売って対価となる給料を得る。これが労働
「人は精神的な充足感を得るため、自分で自分の存在価値を認めるために働く」
それはもっともらしい価値観であり、資本家が労働者を働かせるために社会に流したもの。そんなものを真に受けて、仕事に夢や成長を求めて身を粉にして働いたら資本家の思うツボ
通貨を売買しているのは、銀行、証券会社、ヘッジファンドなど
株式市場では世界各国に取引所があり、実際に株が売買されているが、外国為替市場にはリアルな取引所が一切存在しない。すべて電話や通信回線を使って売買されているバーチャルな市場
金融機関は手持ちの資金を少しでも増やすことが企業活動の使命。そのため、より安全で高価値な通貨に交換することで差額の利鞘を稼いでいる
ディーリングルームでは、損をしそうな通貨から儲かりそうな通貨に替えているだけ
通貨は200以上
需要が大きければ強い。少なければ弱い
世界の外貨準備の60%がドル、25%がユーロ、円はたったの4%
円安になると、輸出関連を中心に日経平均株価は上昇し、土地の値段も上がり続けるため、短期的に見ると景気は良くなる。が、通貨の価値が下がると国の価値が下がり、長期的に見ると衰退の道へ進む。資産の価値が減る。要するに預金が半分になることも
FXでは1万通貨が最低の取引単位
日本では、個人口座なら25倍、法人口座なら400倍までレバレッジをかけられる
テクニカルとファンダメンタルズ
- ファンダメンタルズ: 経済情報分析。四半期のGDP、雇用統計、物価動向など、各国が発表する経済指標や経済ニュース。これらの要因が相場を動かすと考えて分析することで、未来を予測する方法。これはほとんど予測できない。指標やニュースそのものが変動要因ではなく、それに対してみんなが「どう感じたか」の印象で決まってしまう
- テクニカル: 数学的法則によって自動的に答えを出していく方法
- 博打的なファンダメンタルズではなく、テクニカルを駆使して小さく勝ちを積み上げることが、FXの常道
ブルとベア
- 相場とは積み木のようなもの。長い時間をかけてコツコツと積み上がって大きくなるが、崩れるときは一瞬。この繰り返し
- ベアは相場が緩やかに上がっている時に売り注文をして、急落した直後に買い戻す。下がり幅が大きいほど、下げ相場で大きく儲けられる
- ベアは怖い。ヒトは相場が上がる時には恐怖を感じないが、下がる時にはとても恐怖を感じる
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Posted by ブクログ
合宿編終了。2回目以降に参加するヒトは地獄だなこれ。。最後に水かけられる意味もよくわからんし。普通にイジメだろこれは。
ホリエモン登場!若干優しすぎる気もしないでもないですが笑、やっぱりホリエモンはいいですね。漫画で見ても十分刺激的。作者もよく研究されてるなと思います。
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大平洋戦争は、官僚とビジネスマンの戦い。現場の最前線にいる責任者の判断と行動で事業を進めるのがビジネスマン、対して上の判断を仰ぎ命令を待つのが官僚
ベンチャーの資金調達は、IPOかM&Aのいずれか
すでに社会に存在するビジネスをITを使って少し効率的にやろうとするなんて、単なるスモールビジネスに過ぎない。そんなものはベンチャーではない
ヒッチハイクでは、プライドをかなぐり捨てて目的のために自己犠牲する経験を疑似体験できる
“やればいいじゃん” -
Posted by ブクログ
どうもこの漫画はのめり込めないのだが…やはり誰一人登場人物を心から好きになれないからだろう。どこか高慢で鼻につく連中ばかり。モブキャラ扱いで出てくる経営者たちは良いとして。
そして、輪をかけてもやっとさせる合宿編がスタート。これの位置付けもしっくりこない
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自分の考えなんていらない。必要なことは型にはまること。成功は全て型によってもたらされる。自分の中に何の基準も無かったら軸がブレていつまでも方向が定まらず迷走する。きちんと進むためには、まず先人の知恵に学ぶ成功の型を吸収する。型が定まっていれば成功は早い。成長すれば個性は後から勝手についてくる
自分に課したシンプルなルールを確実に守る -
Posted by ブクログ
いったい、船舶工学の粋を集めた巨大戦艦の見積りの不正確を数学の天才と言えども当該領域のズブな素人が計算により看破できるのか?流石にこの点に作者も疑問を抱いたようで積み上げの数字を捨てて概数同士の相関で真実に迫っていく。フムフムこれならば有り得なくないが、到達した結論より、当時の意思決定の杜撰さの方が気になってしまった。戦略決定は積み上げの結果でなく、意思決定であり、補完する意味での数字は戦略が実現可能性の点で棄却されるべきものでないことを示しているのに過ぎないことは現代においても同様である。本書はこの一点をテーマして巨艦大砲主義に傾いていった当時の戦略決定をあぶり出す。