あらすじ
※本書は小学館より配信されていた『マネーの拳』と漫画内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。
“豪腕プロジェクト”には参入できたものの、取引先の井川の悪質な妨害もあり、なかなかオリジナルTシャツをさばくことができないケン。イベントに集まった大手広告代理店に商品を売り込もうと営業にも励むが、芳しい成果はあげられない。一方、ノブと共同経営している居酒屋も売り上げが落ち込みだして…。
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Posted by ブクログ
資金を失い、会社が最大のピンチに見舞われるがその起死回生にメディアを利用します。
それが実現するまでの流れが良いです。
利用できるものを見つける嗅覚の必要性が問われています。
イベント会議における雑談の中からチャンスを見つけ、
その機会に活かすための技術と人を利用し、
チャンスを掴み取る。
このチャンスを逃さない嗅覚は誰しもが潜在的に持っていますが、
意識して使うか使わないかで嗅ぎとれるものも変わってくるのだと思います。
こうした能力・テクニックだけでなく、意識・覚悟を併せ持っている点が魅力的です。
今巻ではノブとの会話で出てきます。
タバコ屋が商売の理想形として出てきます。
現在はタバコの商材自体が芳しくないのでこの商売体型は決して成功していませんが、
言わんとしている「他にはない」「当たり前」を作り出す点