あらすじ
※本書は小学館より配信されていた『マネーの拳』と漫画内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。
雇ったホームレスのひとり・西野から、倒産寸前の縫製工場を買収したケン。早速工場へ行ってみると、手形を落として倒産をまぬがれたはずの工場は、ミシンも何もなくモヌケの殻だった。自分の判断ミスに憤るケンだが、そこへ、ひとりの女性が現れる。彼女は、ケンの高校時代の同級生・ヨーコで、偶然にも西野の工場で働いていたらしく…。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
買い取った縫製工場がいきなりピンチ。そこを花岡はきわどく乗り切っていく。
アパレル産業を塚原が評価したのは意外。
その理由は、「ものを作って売るのが商売の基本(製販直結がさらによいということのようだ)」だからだ。
また、「肝心なのは人が作って欲しいというものを売れるかどうか」だそうだ。
コアな商品がないのにブランドは成立しないという話と繋がる。
食い込もうとした市場には、大企業をバックに立ちはだかる女性担当者がいる。
また、塚原は、「商売は恋愛と同じ。相手を自分に惚れさせたら勝ち。
自分が惚れたら、平常心を失い、ガードも甘くなる」と言っているが、これは普通のビジネス全般に当てはまるだろう。