三田紀房のレビュー一覧
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ネタバレ本書は、映画「アルキメデスの大戦」(原作・三田紀房 脚本・山崎貴)を原案として、著者が書き下ろした小説です。
菅田将暉主演で気になっていたが、まだ観ていない映画の小説版との事で手にして一気読み。
映画を観られた方からは特にエンディングの違いについてのコメントを見受けられるが、観ていない私にはわからない(苦笑)
数字はウソをつかない。
その信念の下に巨大戦艦の建造を数学の力で止めようとする若き天才数学者「櫂直(カイタダシ)」の物語。
時は1933年、次なる旗艦の建造計画の中で海軍上層部内で巨大戦艦派と空母派の争い。
気持ち良いぐらいサクサク読み進められたが、結果的に海軍内での争いに勝 -
Posted by ブクログ
FX編がスタート。全く知識がなかったので大変勉強になりました。この巻が最も楽しく読めた気がするのは、歴史を掘り下げる長いエピソードがなかったからかもしれない…
相変わらずキャラのブレはひどい。FXで一回失敗したからって、もうやめたいと言って机の下に潜り込むやつは、そもそもこんな勝負受けて来ないだろ…
富永さんも、考えさせたいからと言っても、円高円安の議論で自分と意見が合わないとすぐに「勝手にしろ」とか度量が小さすぎる。こんな先輩は絶対嫌だわ。。
美雪も、こんなに気にくわない主人公に対して電話かけるとか、動向が気になるとはいえ普通には考えにくい行動である。ライン送るくらいならともかく。
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Posted by ブクログ
合宿編終了。2回目以降に参加するヒトは地獄だなこれ。。最後に水かけられる意味もよくわからんし。普通にイジメだろこれは。
ホリエモン登場!若干優しすぎる気もしないでもないですが笑、やっぱりホリエモンはいいですね。漫画で見ても十分刺激的。作者もよく研究されてるなと思います。
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大平洋戦争は、官僚とビジネスマンの戦い。現場の最前線にいる責任者の判断と行動で事業を進めるのがビジネスマン、対して上の判断を仰ぎ命令を待つのが官僚
ベンチャーの資金調達は、IPOかM&Aのいずれか
すでに社会に存在するビジネスをITを使って少し効率的にやろうとするなんて、単なるスモールビジネスに過ぎない -
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どうもこの漫画はのめり込めないのだが…やはり誰一人登場人物を心から好きになれないからだろう。どこか高慢で鼻につく連中ばかり。モブキャラ扱いで出てくる経営者たちは良いとして。
そして、輪をかけてもやっとさせる合宿編がスタート。これの位置付けもしっくりこない
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自分の考えなんていらない。必要なことは型にはまること。成功は全て型によってもたらされる。自分の中に何の基準も無かったら軸がブレていつまでも方向が定まらず迷走する。きちんと進むためには、まず先人の知恵に学ぶ成功の型を吸収する。型が定まっていれば成功は早い。成長すれば個性は後から勝手についてくる
自分に課したシンプルなルールを確実に -
Posted by ブクログ
いったい、船舶工学の粋を集めた巨大戦艦の見積りの不正確を数学の天才と言えども当該領域のズブな素人が計算により看破できるのか?流石にこの点に作者も疑問を抱いたようで積み上げの数字を捨てて概数同士の相関で真実に迫っていく。フムフムこれならば有り得なくないが、到達した結論より、当時の意思決定の杜撰さの方が気になってしまった。戦略決定は積み上げの結果でなく、意思決定であり、補完する意味での数字は戦略が実現可能性の点で棄却されるべきものでないことを示しているのに過ぎないことは現代においても同様である。本書はこの一点をテーマして巨艦大砲主義に傾いていった当時の戦略決定をあぶり出す。