今日マチ子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
夢を見るにも、周りの人々に支えられなければならない
それは子供だからしかたない
逆に言うと、大人たちは子供に夢を託すしかないのである
そのことにうすうす気づきはじめたふたりは
自由な世界におびえ、絶望するのだった
自分がなんでもできるというのは思い込みで
大人たちの助けを当然のように受け入れていた結果でしかない
その事実をどうしても受け入れられないのは
まあ、大人たちの劣等感の受け皿にされたという恨みにもよるだろう
しかし大人たちが自信を喪失した時代にあって
少年の自暴自棄な行動が、むしろ希望として賞賛されたとき
不自由ながらも安定した毎日にしがみつく少女は
白昼夢の世界からはじき出されてしま -
Posted by ブクログ
ネタバレようやく6巻目買えた・・・!うれしい・・・!
今回は出てくる人たちみんな、いろんな視点での話が多くて面白かった。
ナオちゃんがカレー作ってるところは思わず高校の卒業思い出してほろり・・・;
John&Yokoのカップあたしもほしいなー、とか
先生が座ってるときの後ろ姿好きだなー、とか
2年生の子の友達はいったいどういう友達なんだ?とか
カトーくんはカトーくんで色々あるんだよなぁ、とか
自販機のところのが表紙に来ててびっくりしたというかこういうシーンもあったのかと思ったというか・・・。
クロッキーにみかこさん書いてあって切ないというか・・・。
7巻はやくゲットして読みたーい!!
帯 -
Posted by ブクログ
今日マチ子の「今日マチ子」性をマームとジプシーの藤田貴大が存分に引き出した「mina-mo-no-gram」という物語。
マームとジプシーらしさとして、リフレインという手法が存分に用いられていますが、僕らの実人生もやはり「靴を履いたり、脱いだりする毎日」の繰り返しなのじゃないか。
それでも少しずつ、本当に少しずつ前に進んでいく(流れていくと言っても良い、そう水のように)。
それでいて、ふとした瞬間に過去に絡め取られたりする。そして、またそこから始めるのだ。そう、自分の意思で切り開いていかなければならない。過去を振り切るのだ。
生と死とか、希望と絶望とか、両極端なものは一方向にしか進まないのか
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