【感想・ネタバレ】みかこさん(1)のレビュー

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沁みる傑作。
青春は、うつろいやすく、どこかにおきわすれるものらしい。痛くて痛くてたくさん泣いた、そんな記憶だけを呼び起こす、あの日の傷あとみたいだ。

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2016年05月29日

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素晴らしい。絵から滲み出る文才をこれでもかと感じるジュブナイルだった。モノローグとイラストがひとつになって思春期を繊細に描いている、この文脈の見せ方はすごいなぁとただただ感服するばかり。ほつれた糸をひっぱるシーンが、特に気に入った。それと、ナオのうさぎの目の演出が良い。とても心くすぐる作品だ。

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2014年09月21日

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今日マチ子さんの透明な青に包まれた
みかこさんの高校生活。

あまりおしゃべりじゃないみかこさんと
たくさんの言葉が砂時計の砂のように
こぼれ落ちてくる仲良しのナオちゃん。

絶妙に微妙な空気の緑川くん。
少しの緊張も持ちながらも、深いところで
繋がり始めている2人目のママ。

温度計の心臓。
水溜りと絵の具。
ヘッドフォンからこぼれる音で知る繋がる世界。

うさぎのリンゴとケチャップの赤から見えてくる
あったかく積み上げられてきた日々がいいなぁ。

パネルの水張りが得意な緑川くんと
みかこさんのこれからの距離も楽しみ♡

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2013年09月08日

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『センネン画報』のように一ページではなく、
一話完結ではないが、一つの話で五ページくらいのものが多い。
主人公みかこと友達、隣の席の緑川など、
登場人物かかなり少ないが、それでも充分である。
『センネン画報』のように日常にある一つの隙間に吸い込まれていく。
痛くて心がうずく。

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2012年02月09日

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ネタバレ

赤い帯に魅せられ購入
「リップバーム」のとこが好き

"昨日の夜、わたしはひとりでピアスを開けた。"

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2014年02月13日

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雰囲気がすごく素敵。きっと世界はこんな色をしている。ストーリーも好きです。高校生の青さってきっとこんな感じです

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2010年07月27日

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高校時代を思い出すかのような、青さがたっぷり
絵を頑張っていた頃も気になる気持ちも懐かしく、
とびこんでしまいたいような世界観

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2010年07月09日

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今日マチ子先生の漫画は、空気感があってすきだ。
『みかこさん』はオールカラー漫画。
作者によると主人公の女子高生・みかこのイメージを赤、同級生の男子・緑川を緑とし、二人の感情が交差すると色が混ざるようにしているんだとか。(インタビューより)
恥ずかしながらWebで読んだときは全く気付かなかったのでなるほどと思った。
紙面で一気に読むとまた違った感覚で味わえるので、Webで既に読んだ人も是非。

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2009年12月07日

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こういう高校生活だった、わけではないけど
あの頃の感情を絵と言葉にすると
こういう感じだったんじゃないかな、と思う。

青い空気が満ちていく感覚。

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2009年11月15日

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webで見てたけど、やっぱり手元に置いておきたいと思って購入。サイズもちょうどいいし、なんてったってフルカラー+おまけの書き下ろしつき。センネン画報も刊行予定があるならば2000円くらいしちゃってもいいからフルカラー希望。著者独特の青や水色がいろいろを呼び覚ますのです。高校生活が早く終わらないかなと思っていたクチではあるけれども、あの時毎日のように感じていた思いや芽生えた気持ち、今も続く価値観が余白からぽろぽろとこぼれて胸をきゅうとさせる。夜通し起きていたからこそ見られる朝の空みたいな1冊。

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2009年10月30日

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何も(決まって)ないってことはなんにでもなれるってね。
まだまだ周りを気にしてしまうなー
自分と向き合わないと。特別になるとかじゃないにしても。

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2016年09月04日

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女子高生だからっていつも騒がしくしてる訳じゃない。
女子高生だってこんな風に色々と考えたりするものだ。
こんなに上手く言葉にはできないけれど。

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2014年05月31日

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東横線・大井町線・目黒線で区画された三角形とその周辺を舞台にする物語。これだけ短い区切りでお話を構成しているのに各話ごとにたいがい隠喩や換喩を詰め込んでるふうですごい。水彩の色遣いが重要な役割を演じている。

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2013年01月28日

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 紙媒体およびWebでの連載を1冊にまとめた単行本。全ページ豪華オールカラーということを考慮しても、このページ数でこの価格ってことは、それほど部数も刷ってないのかな……。と、そんな興味はどうでもいいか。

 内容は、いわゆる女子っぽくはない感じの女子高生「みかこ」、イラストレーター志望?の男子高校生「緑川」、そして、いかにも!な感じの女子高生「ナオちゃん」の3人が織りなす高校生活を中心に描いたもの。
 ひとつのエピソードは4ページ、しかも大きめなコマ割で、話は淡々と進んでいく。登場人物のセリフは限りなく少なく、絵と色使いで、高校生の微妙な心理を描いている。マンガというより、絵による散文詩みたいな雰囲気(わかりにくい?)。

 高校生の日常といえば、自分の輪郭はわかり始めているものの、他人との距離感がうまくつかめず、チクチクするような心を抱えた、未熟といえば未熟な日々。

 そんな「みかこ」さんたちの日常は、はるか昔にその時代を通り過ぎてしまった自分に、五感とともに「あのころ」を呼び起こしてくれる。

 当時の尻尾をひきずったまま、いつの間にか遠くへきてしまったすべての人に、一読をおすすめしたい。心から滲み出す何かが、きっとあると思う。
 今度の休日は高校の卒業アルバムでも探してみるかなー。

 ちなみに女子高生が主人公というと、まったく内容は違うものの、自分的には『ザワさん』もオススメ。読み比べてみるのもいいかも(『けいおん!』も楽しそうだけどね)。

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2009年12月14日

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自分の名前が本になってるとついつい手に取ってしまうんだよね~。
学生の頃のギザギザした気持ちを思い出しました

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2009年11月12日

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高校生のころに読んでたらいろいろ変わってたかもなーと思う本が最近多い。こういうひょうひょうとした人になりたい。

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2009年11月16日

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すんごい、きゅんとする!
高校生のときの自分、憧れた友達、関係性、趣味、なんか久しぶりに思い出すような、そんな本。

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2009年11月09日

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ネットで読んで気に入ったので購入。
甘酸っぱいけどぴりりと辛いお話が、絵柄と相まって良い雰囲気です。
これからの展開が楽しみだー。

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2009年11月01日

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みかこと緑川それぞれの微妙な心の動きが全編カラーの淡い色彩の可愛いイラストにのって、静かなのにチクリと刺されるような雰囲気が好きです。Webでも読めますが、手元に置いときたい作品です。緑川のおじいちゃんが好き。

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2009年10月31日

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ウェブ上に上がってるのは全部読んだ。
高校生の恋愛をさっぱりと描く。
大した話じゃないし詩も別にうまくないんだけど、ストレスがかからずに心にすっと入ってくる絵のせいでなんだかんだ読み進めてしまう。ちょっとした暇つぶしに最適。

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2011年12月26日

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モーニング公式サイトで連載中のオールカラーマンガ。いわゆる少女マンガとは一線違うドライな質感で、淡いパステルの色使いと細い線、ラストひとコマのストンと落ちる感じが独特でいいなあ。気になってます。

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2012年01月02日

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1~3巻。
読み手の想像力をかき立てる、余韻。
タイトルのつけ方と全部は見えない絵の感じが絶妙。
繊細な世界観とそっけなくて可愛いみかこさんが好き。

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2011年08月16日

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セリフがないことで語る感じ。ただ、高校生が題材でなくてもいいような、高校生特有のリアリティには欠ける気がします。あと、何となく、この作家さん多分自分のこと好きなんだろうなとも。

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2011年02月25日

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