あらすじ
ゆっくりと伝わる、「17歳」の温度--。自分の進路を決めきれないみかこ。一方、絵の道に進むことは決めている緑川(みどりかわ)。まだ“恋”という気持ちを緑川は知らないが、みかこには好意を寄せる男子も現れ……。オールカラーの瑞々しい色彩と、鮮やかな言葉で紡がれる「17歳」という季節の破片(かけら)たち。描き下ろし漫画「ナオコサン」も収録。
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Posted by ブクログ
色合いとか一つ一つの言葉や表情が心にスーっと溶けていくようでした。
わたしも感じることのある複雑な気持ちを同じように感じる人がいて嬉しくなりました。
Posted by ブクログ
二巻は一気に青春色が濃くなって、緑川くんとの関係に見ててああもう!ってもどかしくなる。
でもそう、きっとあの年代ってそうだった。
誰だってずいぶんとあとになってから気がつく、甘酸っぱく愛おしい時期のお話。
Posted by ブクログ
「みかこさん」の二巻目
緑川、かわいい。
今回好きなのは「扉」。
はじめ、絵柄が全然違くてビックリした。
"何かを忘れてきたことに気が付かなかった"
Posted by ブクログ
比喩が美しい絵。特に「自分の方が閉じ込められた気がした」赤鉛筆の檻、「まったくもって肩すかしな1日であった」新聞紙の切り抜き、などが印象に残った。