今日マチ子のレビュー一覧

  • COCOON

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    cocoon
    2025.12.03

    アニメを鑑賞。なにもわからず、上の指示に従うしかない女学生の部隊が突然解散命令を下された時の絶望感。酷すぎる。

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    2025年12月03日
  • COCOON

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    こんなにつらい漫画だと思わなかった
    戦争時の沖縄の現実
    今まで、ひめゆりの生徒のことや、沖縄の地上戦の写真を見たことはあったけど、こらは漫画なのにもっとずっと生々しく当時の姿が伝わってくる

    戦争は悲惨
    全世界の人に読んでもらいたいと同時に
    戦争で亡くなったり、犠牲になった全ての人に対して
    哀悼の念
    反省の気持ち
    御冥福
    どれもうまく言い表す言葉が見つからないけれど
    そんな気持ちになる
    本当に戦争やめて

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    2025年09月21日
  • COCOON

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    戦争を知らない世代ばかりになるこれから。次の世代へと繋いでいくメッセージ。『戦争をしてはいけない』ということ。中高生も読みやすい、でもリアルでしっかりメッセージが伝わる内容。

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    2025年09月13日
  • おりずる 下

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    この話には「承認欲求」と「体験者の語り」の二つが裏テーマとなっている

    「承認欲求」は、主人公がどうしても這い上がりたい、周りからよく思われたいということを燃料に、過去の戦争体験さえも自身の糧としていく。今までの「可愛そうな戦争漫画」という範疇では決して登場しないキャラクターではあるため、それを受け付けない読者もいるかもしれない。

    そして「体験者の語り」。これは作者がラジオのインタビューで語っていたが戦争体験者の語りを聴く会に参加した際、最初は喋りなれた方が登場して、それを聞くと周りの人も涙していたが、その後に出てきた人は喋りなれておらず感動はなかった。
    伝え方で何が伝わるのか、そして今でい

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    2025年08月15日
  • おりずる 上

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    「cocoon」や「アノネ、」「ぱらいそ」など、あえて”ファンタジー”として戦争を描いてきた作者が次は広島・原爆をモチーフにした作品。

    今までの直線的なストーリーとは違い、複数人の視点で多重的に描かれているが、そのつながりは見事。

    昨今の「書き込み量=上手い」といった作画タイプではなくシンプルなタッチではあるが、構図や描き方などはあまりにも上手い。

    戦争漫画=反戦=可哀想な人、といった短絡的な描き方から脱却して描いているので反発する読者もいそうだが、戦争が過去のものでない現代、そして我々がそこに巻き込まれる可能性がある今、こういったアプローチで戦争を描き、平和を願うという作家としての意思

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    2025年08月15日
  • ぱらいそ

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    ネタバレ

    今日マチ子さんの『ぱらいそ』、読みました。
    私が罪を犯すように、世界のひとたちも罪を犯す。そして、世界が罪を抱えていることのように、私は贖罪を抱えるしかないのかな、と思いました。だから、世界も天国も灰色なのかもしれないけど、私たちは濁った身体かもしれないけど、人々に色を重ねて黒に塗りつぶしてしまうことに抗って、人と人との間に白い光を見つけないといけないと思いました。
    そして、神様に守られた場所である教会の上に落とされた原爆が最初「白い光」だったことが...そしてそれは人を限りのない黒に塗りつぶして、世界も人も白と黒の混ざった灰色にしてしまう...なんとも言えない気持ちになりました。きっと、それ

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    2025年06月04日
  • COCOON

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    ネタバレ

    あまりに強大な敵や残酷な現実に、か弱い少女たちが唯一戦えるとすれば、甘い想像力しかないという言葉が印象的だった。
    自分も読んでいて、少女たちの綺麗な言葉遣いや何気ない等身大の少女たちの日常や感性の中に、明らかに残酷で異常で、凄惨な日常が同居していることの異様さ。そして、人が人でない死に方をしたり、人間らしさが奪われることが当たり前の現実を生きるしかなくて、その全てが現実として彼女たちを襲い、それをも日常として受け入れてしまうというか、耐えれてしまうことがすごく恐ろしいことだと思った。
    繭は羽化するまでの間を守ってくれるもの。
    その中にある糸が紡いだ空想の雪空に寝そべっていられるからこそ、サンは

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    2025年05月27日
  • すずめの学校 【短編】1

    購入済み

    おおっ

    絵はほんと単純化した絵なんですが、内容が恐ろしいまでに深い。子供の頃に知らず知らずのうちに捨てた物が描いてあります。心が痛いです。25.05.03記

    #深い #泣ける #切ない

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    2025年05月03日
  • COCOON

    購入済み

    胸の痛みは怒りに変わる。

    戦争で日本の将来、未来を担う筈だった若者を自死に追い込んだ、大日本帝国の話を見聞する度に、若者を追い詰めておいて己は自決せず、のうのうと生き残った組織人達に怒りを感じる。「英霊」と若者達を称える行為の裏には、そういう大日本帝国の構成者達の責任回避を考えざるを得ない。

    #感動する #共感する #深い

    2
    2025年03月19日
  • COCOON

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    シンプルで可愛らしいこの絵柄で、沖縄戦で少女たちが死んでゆく描写や、ボロボロの腐敗しつつある遺体は、読んでいて精神がえぐられます。

    再読するには
    「さぁ、読むぞぅ!!」
    と気合いを入れて挑まないといけません……。

    2
    2024年08月27日
  • ティーンズ文学館 今日もピアノ・ピアーノ

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    海斗という子は歳以外は似ていた。例えば、塾と空手をやっていることや5歳下の妹がいることなど。
    ぼくはピアノを習っているけれど、おじいさんやお姉さん、オーストラリアから旅行に来られた夫婦の方がピアノは絶対上手だと思う。

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    2024年08月20日
  • ティーンズ文学館 今日もピアノ・ピアーノ

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    自分が一度頑張ろうと思ったものに対して頑張りつづけるのはやっぱり大変どけどその努力で成長できるのは年齢問わず嬉しいことだと改めて思いました。

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    2024年08月10日
  • ティーンズ文学館 今日もピアノ・ピアーノ

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    塾に空手にスイミング、小学生の海斗はとても忙しい。けれどどれもどこか中途半端な自分に気づいてもいた。そんなある日、海斗は駅でストリートピアノを弾いているおじいさんに出会う。
    なんとなく日々を過ごしていた海斗の世界がこの出会いによって大きく変わる。

    やりたいことに出会い、真摯に向き合う姿は本当に美しいと思う。そして、海斗にピアノを教えてくれる青柳さんのスタンスがまた素敵で、良き指導者に巡り会えたことが、海斗くんの幸運のひとつでもあったのだろう。
    素直に感動できる本だった。

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    2024年03月31日
  • おしごとのおはなし まんが家 ゆめはまんが家!

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    ゆめちゃんが、一花ちゃんにひどいことを言ってしまって、まんが家のプロの絵子ちゃんといっしょに、まんがを書いてなかなおりできたのがすごいと思いました。

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    2024年02月18日
  • イコ トラベリング 1948‐

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    本書より引用

    「行ってしまいましたねえ、嬉しいことなのに、やっぱりさびしいわ……。さびしいけど……行くって事は、帰ってくるってことよね」

    (歩くのよ。進むのよ。出会うのよ。見るのよ。わくわくするのよ。十三歳の時、『現在進行形』そう決めたんでしょ)

    「日本は美しい。それはなくなってない、と世界の人に知ってもらいたい。じゃないと戦死した友人たちに申し訳ない。美しいものを描かないとね。敗けたんですから」

    「私には自由がある。一人だから歩ける自由が」


    やりたいことが見つかったり、それがやっぱり違ったり
    何か見えそうで見えなかったり
    今の私にそっくりで、読み進めていくうちに
    私にも大切な何か

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    2024年01月26日
  • ティーンズ文学館 今日もピアノ・ピアーノ

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    誰のためにピアノを弾くのか
    ピアノに限らず、なんでも、自分のためって堂々と答えられたらいいなぁ。
    小学校高学年向けの本だけど、私たち大人こそ読むべきだと思いました。

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    2024年01月25日
  • すずめの学校 (1)

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    すずめの、一生懸命頑張っている所が誇らしいです。
    めだかがすずめの塾台を一緒に集めてあげたことが優しくて友達思いだなと思いました。

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    2024年01月04日
  • ティーンズ文学館 今日もピアノ・ピアーノ

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    5.6年から。塾に習い事に気持ちの入らない海斗が出逢ったのは、駅のストリートピアノをひくおじいさん。ピアノの音に魅了され、おじいさんとの出逢いが海斗の何となくな生き方を変えていく。
    言葉がとても優しいリズムで紡がれていて、読んでいて心が安らいでいく。物語も大人も子どもも変わりなく通じる出逢いや音楽の良さ、ピアノ・ピアーノのに含まれるメッセージも心に沁みる。

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    2023年12月10日
  • COCOON

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    ひめゆり学徒隊がモチーフの作品です。
    戦争という出来事が、遠い過去へと隔離された特別な物語としてではなく、今を生きる私たちと同じような目線や価値観で描かれています。

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    2023年09月01日
  • イコ トラベリング 1948‐

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    魔女の宅急便の作者というが、そういう前置きを傍において、とてもみずみずしく、道を求める子供の物語にとてもわくわくしたし、おもしろかった。

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    2023年06月17日