幸村誠のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
11世紀ヨーロッパを舞台にしたヴァイキング叙事詩。
戦争も奴隷制度もない国を作るため、北の果てヴィンランドを目指すことを誓ったトルフィン一行。遠征のために必要となる莫大な資金を得るため船で東方ギリシアの都・ミクラガルドへ向かいます。そこに、船乗りになることを願って夫のもとを飛び出した花嫁グズリーズが仲間に加わり、身寄りのない赤ん坊と犬も追加。しかしその後ろからは、グズリーズ奪還の追手が迫る…。
新たな旅が始まるとともに、トルフィンは殺戮に明け暮れた過去とも向き合わなければならない模様。とても辛そうですが、どうなるのかとても楽しみ。冒険の始まりは、いつでもドキドキしますなぁ。 -
Posted by ブクログ
全四巻通しての感想。
よく出来てる作品だし、実際好きな人も多いんだろうというのは分かりました。丁寧なストーリーと、キャラクターへの愛情が感じられる雰囲気も好ましい。だけど、大好きか?と言われると、うーんそうでもないかな…?というのが正直な感想です。
恐らく長期連載だったのでしょう、絵柄もそうですが、作品自体のテイストの変化が大きくて。後半はなんか哲学入ってきましたね。主人公、ハチの内面の変化も、一気に読んだ私には少しスピーディーすぎました。
入り込めなかったせいでしょうか、四巻のラストも結構あっさりしたものに感じられてしまって。
でもそれも好みの問題かな?
全体として丁寧なSF漫画、良作だと思 -
Posted by ブクログ
11世紀ヨーロッパを舞台にしたヴァイキング叙事詩。奴隷の身分から解放された主人公トルフィンは、長い年月帰ることのなかった故郷アイスランドに寄港する。そこで、新天地ヴィンランドを開拓する資金提供のため、父トールズと因縁の深い地元の有力者ハーフダンに資金提供の交渉をすることに…。1巻で登場したハーフダンはド悪人にしか見えなかったけど、長い旅路を経た後だと善悪はともかく深みのある存在として見れることが驚き。今までのように殺伐とした戦争や放浪とは異なる人間味を感じさせる巻ですが、トルフィンの過去と現在をつなぎ、人間としての大きな成長を感じさせるストーリーが良いの。次章へのプロローグって感じなのかな。で