幸村誠のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
奴隷編終了。ここのところ農業ばっかりでファームランドサガとか言われてましたが、最後は戦争が戻ってきましたね。そして次から本当の意味でヴィンランドを建国するヴィンランドサガが始まります。
この作品の非常に素晴らしいなと勝手に思ってる点は、クリティカルな問題を避けずに真正面からぶつかることですね。
クヌートは躊躇なく全面戦争をするし、トルフィンはクヌートを避けて新世界を目指すことはしません。
歴史に名を残さない、はぐれもの達の行く先、と何度か言及されていますが、海の向こうに理想郷を探すことは全人類が共通で持つ衝動ではないだろうか。その漠然とした希望は、ニライカナイであり、アルカディアであり、蓬莱島 -
Posted by ブクログ
月とか火星とか木星とか宇宙がすっかり身近になった遙か先の時代。そんな中でデブリと呼ばれる宇宙ゴミを回収する仕事をする人達とその周りの人達にスポットを当てた話
スペースデブリの問題は今現在でもちらほら囁かれてたりするのでそう遠くない未来でも起こり得そうだよなぁ…って思いながら読みふけりました
総合的な話をすると主人公のハチの内面的な変化も含めて全体的に前半1、2巻と後半3、4巻で良くも悪くも作品の雰囲気がガラッと変わる印象を受けます。前半はデブリをはじめ主に宇宙に関する話。後半は宇宙を背景にしつつ登場人物達の内面的な話。すごく文学的というか詩的というか哲学的な展開になってますね。軍と