幸村誠のレビュー一覧

  • ヴィンランド・サガ(17)

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    雪の山中での、復讐者(ヒルド)と贖罪者(トルフィン)の緊迫感溢れるやりとり。第8巻まででは、トルフィンが復讐者の立場でアシェラッドと対峙していたのと、一種の相似形になっているのも面白い。

    通奏低音として流れるキリストの教え、人を赦すことがいかに難しいかが、ヒルドの心情を通して伝わって来る。

    回想シーンで、ヒルドがベアリングを考案していたけど、実際に実用化されたのいつぐらいだろう。回想シーンのヒルドはとっても可憐で可愛らいしいのに、こんなにも強面で猛々しいアマゾネスになってしまった原因を作ったトルフィンの罪は果てしなく深いと思った(笑

    相変わらずの素晴らしい作画だけど、やられっぱなしのトル

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    2016年01月23日
  • ヴィンランド・サガ(17)

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    海賊しなくなった海賊漫画。
    p.180からは、涙が出てしまったよ。
    しかし、自動のこぎりからベアリングまで発明されていたのに、それが焼かれて無に帰しちゃうなんて、ね。

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    2016年01月22日
  • ヴィンランド・サガ(16)

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     急展開を迎えたところで物語が閉じられている16巻である。現在のところの最新刊がこれであり、ここで待ちに入るのかとやや気が滅入っている。
     それぐらいに物語としては、避けることのできない大きな問題にぶつかっており、これが次の巻で解決するとはちょっと思えないくらいの大きさだ。過去を背負いながら立とうとするトルフィンの前に、再び過去が立ちはだかる。その壁の大きさは、もはや絶望的ですらある。
     この物語がどんな結末を迎えるのかは楽しみに待ちたいところである。とりあえずここでは、星四つ半相当と評価しておく。

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    2015年11月18日
  • ヴィンランド・サガ(15)

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     ヴィンランド開拓に向けての新たな物語が幕を開いている。キーとなるのはグズリーズの婚姻と、贈られたイッカクの角。物語は、ギリシャへと向かう道へと進みかけている。
     物語がどういう順路を進むのかはまだ見えていないが、これは生半なものでは済みそうにない。ヴィンランドへたどり着くだけでもまだまだかかりそうだ。
     物語は展開する目前であり、そうした始まりということも加味して星四つ相当と評価した。

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    2015年11月18日
  • ヴィンランド・サガ(12)

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     クヌート陛下の話は置いておいて、先の巻で伏線が張られていた逃亡奴隷の物語である。結末は哀しく、それだけにいかんともしがたい奴隷という立場が鮮明に描かれている。
     エピソードとしては充実していたが、物語の進行としては少しどうだったのだろうと考えなくもない。エピソードの質と物語進行とを鑑みて、ここでは星四つと評価している。

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    2015年11月11日
  • ヴィンランド・サガ(11)

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     業の深きクヌート王子による、ケティルの農場接収にまつわる陰謀が描かれた11巻である。
     クヌート王子が一線を越えてしまっているのは間違いないのだが、その方向はすこぶる悪い。今回初登場の妹・エストリズの純情さとは対照的に描かれているところだ。
     この陰謀の行く末がどうなるかには注目したい。ただ単純に接収を強行しても、なかなか被害が出そうな状況だ。それゆえになおさら面白い。星四つ半相当と評価する。

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    2015年11月11日
  • ヴィンランド・サガ(9)

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     ヴィンランド・サガもとい、ファームランド・サガの始まりである。
     ストーリーとしては、間にクヌートによるイングランド制圧の話を挟みながら、ゆっくりと農場での話が進んでいる。そこに劇的な展開はないが、その関係図がハッキリとしてきた巻であった。
     その意味で、間の巻として機能しているところもあり、星四つと評価している。

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    2015年11月11日
  • ヴィンランド・サガ(5)

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     先の巻で示唆されていたラグナルの排除を挟みつつ、物語は佳境を迎えつつある。崩壊するアシェラッド一味に、追いついたトルケルの一味と、ここで局地戦が生まれ、トルフィンの再戦の舞台が整った形だ。
     歴史的な躍動を描きながら、ディテールへの目配りも欠かさぬ良い展開だった。星四つ半相当と評価している。

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    2015年11月05日
  • ヴィンランド・サガ(4)

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     トルフィンとデンマーク王国の王子の邂逅編である。物語としては、第二王子であるクヌートを本隊へと送り届けようとしている。
     今回の白眉は、アシェラッドの来歴が詳らかにされたところだろうか。彼が何を狙って動いているのかが明らかになっている。当然、彼の首を狙うトルフィンにとってもこの動向は無視できないところであり、この時点での開陳は上手いところだろう。

     とはいえ、物語としては連続して間に入ってしまっているので、ここでは星四つ半相当と評価している。

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    2015年10月28日
  • ヴィンランド・サガ(16)

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    ネタバレ

     個人的に最近出産したので、出産ネタや子供ネタに弱いので赤ちゃんを助けたあたりは胸を打ちますね。あかん。食事とかどうしてるのか心配です(汗)
     過去にトルフィンが殺害した人の家族がもう登場。早くないか。それでもこれからはもっと越えていかなければならないハードルがあるってことでしょうか。

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    2015年09月19日
  • ヴィンランド・サガ(16)

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    復讐されてたものは復讐される。そういう因果があるのだろうか…。

    やられたら、やりかえす。

    その繰り返しは平和を生まない。

    人を憎まず、許す心があればいいのに。
    きれい事なのかもしれないけどね。

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    2015年08月20日
  • ヴィンランド・サガ(16)

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    どこかゆるい空気があるように見えても、やはりこの時代は殺伐としている。死はけっこうあっさりやってくるんだよな。

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    2015年08月15日
  • ヴィンランド・サガ(16)

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    復讐の連鎖は断てるのかーー。
    資金調達の旅であると同時にトルフィンの贖罪の旅でもあるようです。しかし、謝っても償えない罪はある。罪には罰をという被害者の感情を収め、犯罪抑止にもなる手段、ノルドの人々には正当な権利として"復讐"が認められているみたいです。恵みの少ない土地で部族抗争をするのは人口抑制の効果もあるのかも。
    重いテーマはありますが、逃亡花嫁に乳飲み子が仲間に加わり、旅の雰囲気は賑やかで楽しいです。追手のシグやんも憎めないキャラだし。

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    2015年08月14日
  • ヴィンランド・サガ(16)

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    ネタバレ

    新章始まる
    いろいろ動きや出会いがあってこれからの旅の波乱を予感させる
    それでいきなり来たのが仇討ち
    これ仇討ちの正当化からラストへの流れを持っているから、次巻を待ち遠しくさせるね
    熊を殺すこと、それと同等のように人が殺され死ぬ様を描いているのも意図的であるように思う
    こういう残酷で無慈悲だが、絶対的であり実は本質かもしれない平等性が、この漫画には始まってからずっと根底に感じられるのだ

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    2015年08月04日
  • ヴィンランド・サガ(16)

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    11世紀ヨーロッパを舞台にしたヴァイキング叙事詩。
    戦争も奴隷制度もない国を作るため、北の果てヴィンランドを目指すことを誓ったトルフィン一行。遠征のために必要となる莫大な資金を得るため船で東方ギリシアの都・ミクラガルドへ向かいます。そこに、船乗りになることを願って夫のもとを飛び出した花嫁グズリーズが仲間に加わり、身寄りのない赤ん坊と犬も追加。しかしその後ろからは、グズリーズ奪還の追手が迫る…。
    新たな旅が始まるとともに、トルフィンは殺戮に明け暮れた過去とも向き合わなければならない模様。とても辛そうですが、どうなるのかとても楽しみ。冒険の始まりは、いつでもドキドキしますなぁ。

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    2015年07月01日
  • ヴィンランド・サガ(16)

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    唯一無二な海賊漫画。
    ついに自分の業に追いつかれてしまったトルフィン、どーーーーーーーーーーーーーーーーなんの!!!!

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    2015年06月23日
  • ヴィンランド・サガ(1)

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    ネタバレ

    11世紀のヨーロッパを席巻したヴァイキングの物語。
    北の民(ノルマンニ)、デーン人と呼ばれた北欧ヴァイキングのトルフィンという短剣使いの少年が主人公。
    アイスランドの戦士トールズの息子トルフィンは、なぜか父の仇のアシェラッドに従っていた。
    あまり馴染みのなかった北欧の歴史が描かれる。侵略と強奪を繰り返したヴァイキングの傍若無人さが際立っている。

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    2015年03月29日
  • プラネテス(1)

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    全四巻通しての感想。
    よく出来てる作品だし、実際好きな人も多いんだろうというのは分かりました。丁寧なストーリーと、キャラクターへの愛情が感じられる雰囲気も好ましい。だけど、大好きか?と言われると、うーんそうでもないかな…?というのが正直な感想です。
    恐らく長期連載だったのでしょう、絵柄もそうですが、作品自体のテイストの変化が大きくて。後半はなんか哲学入ってきましたね。主人公、ハチの内面の変化も、一気に読んだ私には少しスピーディーすぎました。
    入り込めなかったせいでしょうか、四巻のラストも結構あっさりしたものに感じられてしまって。
    でもそれも好みの問題かな?
    全体として丁寧なSF漫画、良作だと思

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    2015年03月08日
  • ヴィンランド・サガ(15)

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    さあここからヴィンランドサーガがはじまるんだ……! と思って読んだらまさかのここから逆走とかw
    引き延ばしというわけではないんだろうけど、何巻まで続けるつもりなんですかねえ。

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    2014年12月07日
  • ヴィンランド・サガ(15)

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    前巻までとは、ずいぶん雰囲気が変わった。
    次の冒険までのひと時の安らぎかな。
    元ネタ(史実)からどのように料理するか
    まだまだ楽しみ

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    2014年12月06日