あらすじ
SFニュースタンダード登場!! 400万年を経て人は地上より飛び立った。この宙(そら)は人の強さを試す。
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Posted by ブクログ
多分10数回目の再読。仕事やら何やら、自分は大きな悩みにぶつかった時は必ずプラネテス再読するようにしていて、そうすると決して何かが解決するわけではないのに、不思議と心が楽になるのです。舞台は21世紀後半、宇宙のゴミ広いことスペースデブリを仕事とするハチの成長物語。今より科学技術は進んでいるけど、相変わらず宇宙は人間にとって広大すげて、だからこそ孤独にも悩まされる。そんな葛藤や逡巡を丁寧に描いていくこの作品は、本当の意味で「人に優しい」漫画なのだと思います。全4巻、自分が心から他人に勧めたい漫画No.1。
プラネテス
2070年代の宇宙を舞台に、宇宙ゴミ(デブリ)回収業者の日常と葛藤を描く。徹底したSF考証に基づくリアルな宇宙描写と、そこで生きる人々の濃密な人間ドラマが圧巻。「宇宙で働く」ことの現実と、夢や愛を巡る壮大な物語
宇宙への夢が全盛期の時代の作品ですね。
アニメは知っていましたが漫画は初見です。
作画力も十分だし、ドラマの構成も深くて重い。
ロボット物や宇宙戦艦物とは違って、宇宙に魅せられた人間たちの壮大なヒューマンドラマ。
ボイジャーやスペースシャトルなど、
そのうちガンダムのようなコロニーまでもできるのではと思っていた。懐かしい。
あ
久しぶりに見たかったので無料ダウンロードしちゃいました♪
このマンガの見どころは、SF作品としては完成度が高い作品だと思います。
そんなに遠くない未来で起きそうなことだし
Posted by ブクログ
高校生の頃に初めて読みました。
2012年頃?
原作を読んで衝撃を受けて、アニメも見てそれも大好きになって、しばらくは「プラテネスは私のバイブル」と思ってました。
愛って何?
生きるって何?
と迷える青春時代に答えをくれたような気がした作品だったんです。
その後10年で大学に行き就職、結婚、出産と色々経験し、価値観も変わったりしながら今に至りますが、初めて読んだ時の衝撃が忘れられず、ずっと手放さずに持っています。
Posted by ブクログ
まずアニメで観て、そしてこれを読んだ。
アニメとは設定が若干変わっている。キャラクターデザインも少し違って、漫画の方がかわいらしい。アニメはややアメコミ風に硬派な感じに調整されていたんだな。
アニメの方は前半は忍者とかB級映画撮影クルーとかコミカルな話で肉付けされていて、漫画の方ははアニメの後半、ハチマキが覚醒するところからが中心になっている。
漫画は硬派で濃密な感じ。
アニメは演出がとてもよかった。
どちらもすごい。
・ルナリアン・ノノの物語
・ハチマキの弟とユーリの物語
・宇宙防衛戦線の企みをフィーが体を張って食い止める話
・ハチマキが空間喪失症になる話
・あともう一つ、何だっけ?
偉大な
この作者は、彼の絵を描く能力で魅了する方法を確実に知っており、多くの人が彼の作品を愛しています。 プロットはうまく始まりました。自分で確認する必要があると思います!
ストーリー構成の力量
舞台が近未来の日本 宇宙であろうと、中世北欧であると、「人間」を描くことに関しては同じである。ということをしみじみ実感させてくれる作品である。一応SFであるがあまり宇宙に関する知識がなくても十分に楽しめる作品である。この作者の作画はそれほどうまい というわけではないのに、これだけ感銘を与える作品を描けるということは、ストーリー構成の力量ということになる。
宇宙好きには面白いかも
宇宙が好きな人には面白いと思います。バトル物とかの派手さはないけどこれから先の未来に人類はどのように進出していくのだろうとかいつも考えているので大変面白いです。こういう未来も来るのだろうかと考えて読み進めていくとなかなか興味深いです。
時が止まった
あまりの面白さに時間が過ぎるのを忘れて没頭していました。調べてみたら古い作品で年代が違う私でもこんなにハマれるのかと驚愕してます。
よい
独自の世界観を作っているのはもちろんすばらしいのですが、登場人物の葛藤(目標が高いからそれにだけ集中しなくては他のことに構ってる暇はない的な)にはすごく共感するし、乗り越える姿は励みになる
凄い漫画と聞いてた
プラネタスってアニメが昔すごい作品だって
聞いてたんだけど、見たことなかったんだよね。
1巻をみて、これは確かに考えさせられるし熱い漫画だなって
アニメが見たくなった。
Posted by ブクログ
『宇宙兄弟』の次に読んだ宇宙漫画。私の好きな宮沢賢治の詩や物語も引用されていて、壮大な世界に引き込まれる。宇宙ごみの問題や宇宙資源の獲得など、宇宙開発が進んだら、実際に起こりそうな話が描かれていておもしろい。全4巻と短いので、何を読もうか悩んでいる方には、『プラネテス』をぜひおすすめしたい。
Posted by ブクログ
あー、これは面白い。画力による説得力に裏打ちされた宇宙SF。個々人が実にイキイキとしているのも良いし、社会的な背景や宇宙開発の描写にリアリティがあるのも良いですね。特にフィーとタバコとテロ組織の回が痛快であった。全4巻とそれほど大きくないボリュームでどこに落とし込んでいくのかが楽しみ。ハチマキの夢を追う形が中心になりそうだけど、それよりは群像劇として見ていきたいかなぁ。
Posted by ブクログ
近い未来・・・
人類は地球を離れ宇宙空間にも生活圏を広げるのだろうか??
っという疑問をちょっとリアルにちょっとコミカルに見せてくれる物語。
面白いですよ。
Posted by ブクログ
二巻あたりまではあまりにも高い評価にいささか不信を覚えていた自分ですが、全巻読んで印象がだいぶ変わりました。フィーのエピソードが一番好き。同じく全巻読んだ人といろいろ語り合ってみたい。
Posted by ブクログ
リラックスするのに、漫画を読みたかったけど、長すぎるのもちょっとどうかと思ったので、「巻数の少ないおすすめの漫画」というので検索してみたらどこでも出ていたので、読んでみた。
以前、雑誌連載の時にちらりと目にしたことがあったようで、確かに当時も少し気になっていたような気がしたけど、あまり記憶には残ってなかった。
いやー、しかし、これは色々と考えさせられるわ。
もっと若いとき、あるいはもう数年前、あの職場や、あの職場にいた時に読んだらまた感想もいろいろ変わったかもしれないし、変な影響を受けたりもしたかもしれんなぁ。
Posted by ブクログ
アニメも漫画もどちらもみたけど、漫画はキャラのエピソードがより詳しくかかれていたのがよかった。
アニメ→漫画の流れだったのだが改めてアニメの作りこみがはんぱない。
タナベは途中からの登場だったのにもびっくり。
Posted by ブクログ
2076年、宇宙ゴミを回収する業務の話。各キャラクターの話がしっかりと描かれていてジーンと来る回もあった。なによりもフィーがタバコを吸いたいがために最終的には国際宇宙港を救ってしまう話は笑ってしまった。
Posted by ブクログ
NHKでやってたアニメではまりました。おもしろい。
自分とは何か。自分に置き換えて、深く考えさせられました。
この本に、10代の頃に出逢いたかったな。
Posted by ブクログ
そう遠くはないであろう未来の宇宙開発のお話。
デブリと呼ばれる宇宙ゴミを取り除く主人公の物語。
宇宙好きな人なら是非読んで欲しい作品です。
ちょいと精神世界・宗教的な表現もあるけど。
Posted by ブクログ
宇宙空間でゴミ清掃を行う人たちの話。SFで大事なのは目新しい斬新な設定ではなく、その世界で人々がどのように適応して生きてるかを描く事ってのを教えてくれる。
Posted by ブクログ
漫画の中でお気に入りを挙げるとしたら間違いなく上位。
この世界に浸っている時間がとても心地よい。
本当にお勧めです…が、あまり有名になり過ぎても寂しいので、
人に教えずに自分だけで楽しんでいたいかも。笑。
Posted by ブクログ
スペースデブリ回収作業員のハチマキは自分と宇宙に強固なつながりを持っていなかったが作業員として経験し他者とかかわっていくうち感じるものはできてくる。
アニメは観てますが、原作はよりシンプルで叙情的。アニメのハチマキはいつもイライラしてる感じで共感しにくかったけど原作ではそこまでではない。
【アルキメデス・クレーター市】月の雨の海にある都市。宇宙生理学研究所付属病院がある。
【宇宙白血病】宇宙生活者の難病のひとつ。宇宙空間や月面の強力な放射線にやられる。
【宇宙防衛戦線】テロ組織。当初は「人類は宇宙に出るべきではなかった」という主張の宇宙自然環境保護団体だったが今では「宇宙における人類の構築物を全て破壊する」という過激なものになっている。喫煙室に爆弾を仕掛ける手口が得意なのでフィーの怨みを買っている。
【エネルギー】月のヘリウム3を主燃料とした核融合発電が主流となっている。
【オヤッさん】修理船のオヤッさん。
【オリエンタレ・ベイスン地下坑道都市】月面都市のひとつ。「宇宙防衛戦線」による爆弾テロが発生した。そのせいでフィーはたばこを買えなかった。
【九太郎】ハチマキの弟。初登場時十三歳。ロケットのエンジニアになりたいので日々小型ロケットの打ち上げに挑んでいる。火星日帰り旅行ができるエンジンを目指す。
【空間喪失症】事故などで音信不通の宇宙空間を漂ったりしたときにトラウマとなり宇宙空間でパニックに陥る症状。
【ケスラー・シンドローム】デブリと衝突した人工天体がさらに多くのデブリとなりそれがまた他の人工天体と衝突しという事態を繰り返し幾何級数的にデブリを増やしていく現象。
【コスモノーツ】週刊誌。なんと見た目フロッピーディスクで刊行している。
【ゴロー】ハチマキの父。
【デブリ】スペースデブリ。人工衛星その他の宇宙空間に浮かぶゴミ。浮かぶと言っても超高速で飛んでいるので宇宙船などに衝突すると大惨事となる。特に微小デブリはセンサで感知できないし拾いきれない。トイ・ボックスは穴だらけ。
【デブリ回収業者】デブリを回収、もしくは大気圏に落とし焼却処分する。給料はよい。
【トイ・ボックス】DS-12。船齢三十年のオンボロ回収船。
【ノノ】骨折した月面アルキメデス・クレーター市の病院に入院したハチマキが出会った少女。十二年入院している十二歳。月面生まれで月面育ちの月面人(ルナリアン)。世界に4人しかいない。地球の高重力には耐えられない肉体。彼女との出会いはハチマキが宇宙との関係を見直す契機となる。《問題はこの誰にでも平等に無慈悲な世界を どう受け入れるかってことだったのかもな》。
【ハチマキ】主人公。星野八郎太。デブリ回収船トイ・ボックスの作業員。自分の宇宙船を持ちたい。最初は金髪だったが第三話から黒髪になっている。喫煙者だがフィーほどではない。
【ハリー・ローランド】骨折したハチマキがアルキメデス・クレーター市の病院で会った。キャリア二十数年の一等航海士で小惑星帯を初めて有人探査したヒーローの一人。今は宇宙飛行士養成学校の教官。宇宙で死にたがっていた。
【フィー】トイ・ボックスのキャプテン。喫煙者。地球での住まいはフロリダにある。息子がいる。
【ユーリ】トイ・ボックスのクルー。妻と二人で乗っていた高高度旅客機がデブリに衝突(アルナイル8型事故)、たまたま席を離れていた自分だけ助かった。無口でヒマがあると宇宙空間を眺めていて有給を取ろうとしない。
アニメやってます
NHKでアニメみてマンガを読みました。宇宙でデブリ回収の仕事をするハチマキ。
仕事のこと、人間関係、生きること、結婚感いろんなことを考えさせられるマンガです。
Posted by ブクログ
全巻まとめて評価・感想
乱暴にまとめると、宇宙が舞台の人間ドラマ。
主人公の葛藤とか成長とか目新しくないけど、全巻通して真っ当に面白い。
愛とはなんだ。
プラネテスが頭ひとつ抜けてる要素のひとつだと思う。ここ数年間、個人的にもテーマにしていたことだったから過剰に感じ取りすぎた気もするけども……。
考えてみれば、ヴィンランド・サガも愛とは切り離せないドラマだと思う。
幸村誠は漫画を使って哲学してるんじゃないか。
二十代でこんな話を書いたのかと思うとなんかもうすごいわ。
Posted by ブクログ
宇宙を舞台にしたSF漫画です。
5巻以内でおすすめの漫画には必ず上がるほどの作品です。個人的には難しくまだ読むには早かったのかなと思いました。
SFやヒューマンドラマが好きな方にはハマる作品なのかもしれません。
Posted by ブクログ
はるか未来の話。
ハチマキとユーリ、そしてフィー。
3人それぞれ、苦悩の過去を持ちながら、宇宙ゴミ(スペース・デブリ)の破壊・清掃の作業を行う。
宇宙とは、はるか彼方の先にあり、そして、今、ここにあるもの。
壮大な話でありながら、何故か昭和の香りのする懐かしい様なストーリーです。
Posted by ブクログ
全四巻通しての感想。
よく出来てる作品だし、実際好きな人も多いんだろうというのは分かりました。丁寧なストーリーと、キャラクターへの愛情が感じられる雰囲気も好ましい。だけど、大好きか?と言われると、うーんそうでもないかな…?というのが正直な感想です。
恐らく長期連載だったのでしょう、絵柄もそうですが、作品自体のテイストの変化が大きくて。後半はなんか哲学入ってきましたね。主人公、ハチの内面の変化も、一気に読んだ私には少しスピーディーすぎました。
入り込めなかったせいでしょうか、四巻のラストも結構あっさりしたものに感じられてしまって。
でもそれも好みの問題かな?
全体として丁寧なSF漫画、良作だと思います。
Posted by ブクログ
「お若い方あなたは物事をなんでもはっきりとさせようとしすぎる」大気圏の向こうも宇宙だけど、こちらも宇宙。デブリ回収業、ルナリアン。SF映画よりもSF映画らしく、でも、夢物語ではなく、地に足ついた宇宙モノ(うん。言葉として意味不明だわさ。)人はどこにいっても海を渇望するのか。月に名づけられた「海」はやっぱり砂漠でしかないけれど、海と名付けずにいられなかった人の想いはわからなくもなく。ルナリアンのノノにとっては、ホントの海よりも「海」なんだろうな。
Posted by ブクログ
哲学的で、いまの私では理解しきれないんだけどいい漫画なのはわかった。
責任者?のエキセントリックな科学者が、遺族の女性に語りかける見開きは久しぶりにビリッときた。
Posted by ブクログ
これはなかなか面白い。
宇宙といっても宇宙兄弟とは全く路線が違う。
ユーリがインディアンに尋ねるシーン、
以降ハチマキにも似たようなシーンが出てくる。
生きていく道しるべを探すユーリ、
インディアンは今の場所を聞くと
ユーリは小さく答えていく
ネイティブアメリカン自治区?
アメリカ合衆国?
北米?
西洋?
地球?
インディアンはここも宇宙なんだよと。
ユーリとキュウタロウの会話でもでてくるが、
ユーリは一つの考えをするようになっている。
曖昧でいいんじゃないかと
物事をはっきりさせ過ぎるとインディアンに一言もらったユーリ。
とても大切なことだと思う。
はっきりさせることもあれば
あいまいなことでもいいじゃないということもあるんじゃないか。
ほどほどのバランス
アンバランスな私がいうのも説得力がなかろうが、
境目がないことがあるということが大切だと思っています。
Posted by ブクログ
かなり前からタイトルだけは知っていた。
そして賛否が割れている作品だということも。
why?と思いつつ結局読まないまま月日は流れ、気づけは20年以上も経っていた。
これねえ、20代くらいまでに読んでいたら、多分もっと絶賛していたんだろうなと思う。
エヴァが流行ってどうこうの同時代に、若い作者の手でこれだけの話が描かれていたということは瞠目に値する。
人間ドラマとしては今読んでも十分面白いと思う。
ただなんかはまらなかったのは、自分が歳食って幾分耐性がついたせいか。
逆にこれ若い頃読んでいたらここで思考停止しちゃったかもしれないなという危うさに気づいた。
宇宙が舞台の一見壮大な話に見えて、実は小さいんだよねこの漫画。
これ先に言った「人間ドラマとしては面白い」とバッティングしていると思う。
実は宇宙って人間ドラマと一番噛み合わないんじゃないかと考えてしまった。
それが悪いとは必ずしも言わないけど、独特の古さと青臭さを感じずにはいられなかった。
それは2024年ではなく、20年前の基準で見てもそうだと思う。
もっともっと昔のSFより窮屈で狭くて小さい。しかも自分でその狭い個室に収まりに行っているように見える。
それをリアリティということもできなくはないが、自分にはどうしても受け入れられなかった。
国境がない世界は平和で幸せな世界か?
自分の答えはNOだよ明白に。
Posted by ブクログ
ドキドキする。
あの名台詞はどこだろう、まだだろうなと期待しながら読みました。
ところがどっこい、そんなシーン探すまでもなく引き込まれる宇宙での出来事。続きが楽しみだなー。
Posted by ブクログ
これがデビュー作ってのが本当に信じられん…どういうことなんだってばよ…
けど、ヴィンランドサガを先に読んだ目から見ると、まだちょっと青くさいというか、絵でなく文章で多くを物語ってるところに漫画としての表現がまだこなれていない部分があるように思える。でも何といってもデビュー作ですからねぇ…
月面人の話、空間喪失症の話はいいSFでした。