雨穴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2023年一番売れた小説(らしい)。
著者は、YouTubeやWebでオカルト・ミステリー系の作品を投稿するライターであり、本作もその中で人気だった作品を書籍化したものとなっている。
あらすじ
ストーリーテラーである、Webでオカルト記事を投稿するライターの雨宮は、ある日マネージャーから「変な間取りの家」について相談を受ける。それは、一階のキッチンの隣りに謎のスペースがあり、2階の子供部屋には窓がひとつもないという、奇妙な家だった。
雨宮は知り合いの設計者の栗原に相談し、ひとつの仮説を立てて、Webで記事として公開した。
それをきっかけに、雨宮と栗原は予想もしなかった展開に巻き込まれていくことになる。
「間取り」を切り口としたミステリーという手法は斬新で、目新しさがある。これがリアリティを作品にもたらしている(本作にモデルなどはなく、完全に作者のオリジナルらしい)。
ただし、ストーリー構成に無理があるし、情景描写やキャラ作りが特別上手いわけではない。
文庫版のおまけには、栗原の「あとがき」がついている。完全フィクションなので、当然その体をとった作者の追記なのだが、そこで本作の終盤のオチすべてがミスリードであるような「におわせ」があるが、これも雑すぎて見てられなかった。
エンタメとしてのクオリティは高いし、飽和しがちなミステリーの分野で新たな切り口を見つけたという意味では良い作品だが、特筆して読むべき本ではない。
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ネタバレ 購入済み
建築の有識者に監修求む
建築の仕事をしているものですが、色々突っ込みどころ多すぎです。。例えば、北側に水回り集中させるのは合理的だし(日当たりのいい南側に居室を配置するため)、水回りには換気設備ついてるから匂いの問題であれこれ言うのも違和感。フィクションということはわかっているしこんなことを言うのは野暮でしょうが建築を題材に次回作書かれるのであれば知見のある方にもう少し頼って書いてほしいです。
物語としては面白いと思いました。