雨穴のレビュー一覧
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ネタバレ株式会社闇による、ホラーの解説書。
ホラージャンルを5W1Hで区分し説明しており、それぞれに該当する短編小説も収録、そしてそれらの短編小説は、雨穴、梨など、著名なホラー小説作家が書き下ろしている。
「ホラーは強い関心が持たれながらも、体験してもらえないケースが多すぎる」という視点は、なるほどと思った。
たしかに、おばけやしきやホラー映画は気になるけど実際に行くことはないです。
面白かったのは、「とざし念仏」。プライドが高く、ドラム缶に閉じ込められてもなお臼井に態度が大きい庄司が、臼井によって窮地に追い込まれる様子は、正直言って気持ちが良かった。
また、なぜ誰も助けないのだろうか、張り紙には -
Posted by ブクログ
ネタバレ就職活動に苦戦する大学生・栗原は、父から会ったこともない祖母の話を聞かされる。亡き祖母の家で発見したのは妖怪が描かれた謎の古地図。栗原は母も突き止められなかった祖母の死の原因を調べ始める。古地図の場所を訪ねた2015年23歳の栗原が体験した事件とは…。
「変な」シリーズ第三弾。シリーズでお馴染みの建築士・栗原の過去が描かれている。「変な家」に近い雰囲気で面白かった。ミステリーだとトリックが言葉で説明されてもいまいち理解できていないことがあるが、図が交えられていてわかりやすい。栗原の成長というか抱えていたわだかまりを解消して前に進んでいく様子が描かれているのもよかった。
調査中の栗原が遭遇する -
Posted by ブクログ
夏だしサクッと読める怖い本を読みたいな〜と思い手に取りました。
こちらの本は「恐怖の根源が何か」という視点からホラーが細かくジャンル分けされていて、短編ごとにそれぞれの魅力がより分かりやすく伝わってくる珍しい構成になっていました。
そして怖いものは苦手だけどエンタメとしては楽しみたい!と思う自分がどのジャンルに一番惹かれるのか…その深掘りもできた気がします。特に芦花公園さんの『終わった町』は解説でもあった通り、未知のものに対する恐怖と好奇心がこれでもかと詰まっていて、まさに「怖がりなのにホラー好き」という矛盾を抱えた自分にぴったりのお話でした。また、シチュエーションホラーである『とざし念仏』も -
Posted by ブクログ
「変な家」のウェブ記事から雨穴さんの作品は概ね追っているので、今回も書店で新刊を見かけて購入。
図やイラストが多く、前の文章の伏線が回収される箇所では丁寧に前の文章が丸々引用されているなど読みやすい。
さすがに丁寧すぎて、明らかにいらない図や引用もあり、バカにしとんのかとすら思う。電子書籍ならめっちゃ助かるかも。
そんなこんなでページ数が多く、400ページもあるが、正味量としてはせいぜい300〜350ページだろう。
今回は「変な〇〇」シリーズで毎度主人公にアドバイスをくれる探偵役・栗原さんが主人公。彼の大学生時代の話。
あんまり雨穴の小説にアニメ・マンガ的なキャラ萌えを求めてないので、ここの