雨穴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
栗原さんの過去が少しずつ明らかになっていく展開がとても面白く、最後まで楽しく読み進めることができました。
謎が深まるたびにワクワクが増していき、結末を想像しながら読める進行は、本作の魅力のひとつだと思います。
また、地図やイラストが多く挿入されていたり、調査の経過が丁寧に整理されていたりと、情報量が多くてもストレスなく読み進められました。こうした視覚的な補助があることで、物語に入り込みやすく感じました。
一方で、
・祖母が地図を握りしめていた理由
・ノートを燃やした理由
・強い祖母が自殺した理由
このあたりは、私がイメージしていた祖母と解釈が一致せず、気持ちよく納得できない場面もありまし -
Posted by ブクログ
雨穴先生の4作品?目
これまで、変な家2を最初に読み始め、これは面白い!!となり、変な絵→変な家→変な家2の順で読んでました。
そして待望の新作、変な地図が発売すると聞き、YouTubeも観て楽しむ準備が満タンの状態で読みました
とても面白い内容で、サクサク読めました。金曜の夜に買って土曜日には読み終わりました。
殺人に使うトリックがまさかの〇〇という、スケールが壮大で、凄く驚きました。
しかし、前作と比べて、特に変な絵や変な家2を読んだ時のあの衝撃感は味わうことができず、、、
いくつか予想できてしまうものもあったりと、個人的には物足りなさを感じてしまいました。
確かに過去作と比べる -
Posted by ブクログ
ネタバレとても恐ろしかった。何が怖いのかというと、お化けとか幽霊などの現実には存在しない(←そう思っていたい)ものではなく、実際にそこらへんにいる人間がこの本の怖さの中心となっているのでより怖かった。友達が映画などに行って、「面白かった」などといっていて、「自分でも大丈夫でしょ」と軽めな気持ちで手に取ってしまったこんなにも怖いものだとは思わなかった(途中で怖すぎて読むのやめた)。でも、得たいの知れないもの(とうや君?)に殺人を強制させていなかった、片ぶち家に婿入りした人は勇気がありすぎると思う。若干ながらも、ハッピーエンドになっていたので、後味は悪くなくてよかった。 最後に栗原さんが言っていたことが