雨穴のレビュー一覧
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購入済み
新たな環?
原作未読。
これまでの話とは全く変わって、新しい人と家と間取り。
最初の話のオチは読めた!と思わせておいてさらに先が。
もしや全部つながっていくのでは、とか思ってしまう。
美男美女しか出ない気もするけど、絵は綺麗で読みやすい。 -
無料版購入済み
漫画で読むと間取りのイメージがし易くなったので、ふわふわと読んでた部分を改めて「こういう事か」と納得しながら読めました
間取りから立体で想像するのが苦手だったので、コミカライズの良い所だなと思いました
あと、コミカライズ雨穴さんのビジュが滅茶苦茶刺さっていたので、とても表情豊かで良いなと思いました
文章は読み手の想像力でゾッとさせる表現方法ですが、コミカライズならではの視覚的なホラー描写もストレートで好きです
ドアを開けた先、少年が大振りの刃物が座って此方を見上げている場面は思わず息を飲んでしまいました
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購入済み
この作品も
作者 雨穴のヒット作「変な家」「変な絵」に続く 「変な地図」である。基調となる 作品の雰囲気や ストーリー展開 ミステリー作品の生命線であるトリックのかけ方 などの点は前二作ととても良く似ている。地図や図面 イラストを多用した作品で、コミックでなくても要所にこのように「絵」が出ているととてもわかり易い。
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Posted by ブクログ
ネタバレまず、自分自身あまり本を読まないため他作品と比べどうか、などの評価が出来ないため一旦星4にしておきます。1つ、めちゃくちゃ読みやすかったです。普段読書週間がない自分でも夢中になってすぐ読めちゃいました。ミステリーとしても、ちゃんと読者に考えさせつつ、栗原さん視点でヒントを分かりやすく整理してくれて、答え合わせの文章もスっと頭に入ってきました。
↓は物語の感想です
・おばあちゃんの最期
文宣のおばあちゃん、どんな感情で逝ったのだろうと考えました。自分の信念を持って、知的好奇心のままに冒険する無邪気な女性。子供の頃は貪欲に学習し、恐らく脱出計画は自分で考えたんでしょう。きっと自分の後に続いて妹や -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回の話は謎の男、栗原の過去の体験談に基づいたストーリーだったということに途中で気がつく。だとすると栗原氏は想定していた年齢よりも数段若いということになるが、その他にも知られざる過去を覗けるので興味深い。
また、今回は絵でも間取りでもなく、発端が地図であり、氏本人が現地調査をするという本格的な推理を行っている点も興味深い。
ただ、顛末として矢比津による罪がしっかりと裁かれたのかどうかは不明。どこか時効警察のような感じがして、栗原氏のビジュアルをオダギリジョーみたいに補完してしまった。
本著にて、主に地理に関する専門知識が必要な箇所がいくつか見られ、参考文献はあれど、専門家でない者が知識を使 -
Posted by ブクログ
本作は栗原さんの過去編でしたが、少しずつ謎が解けていくモキュメンタリー形式がやはり面白く、最後までワクワクしながら読み進められました。
地図やイラストが多く挿入されていることで情報量は多いものの、調査の経過が丁寧に整理されていて、読んでいてストレスを感じることがありませんでした。
特に印象に残ったのは、最終章の怒涛の“答え合わせ”です。流れるように伏線が回収されていき、読んでいて思わず引き込まれるほどの痛快さがありました。伏線の回収も無理がなく、物語全体にしっかり納得感を与えてくれます。
一方で、私が抱いていた祖母像と、栗原さんの考察による祖母の解釈とが一致しなかったため、その部分だけはや