雨穴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ変な家の続編。
前半は11の間取り図について短めの話が続き、後半は栗原さんとの推理。
・行先のない廊下
玄関先で事故があったから玄関の場所を変更したのか。
なぜ母は貯金をして減築しようとしていたのか。
・闇をはぐくむ家
同じ間取りで大量に建てられた家。
・林の中の水車小屋
メスのシラサギとは。
・ネズミ捕りの家
ミツコちゃんの祖母が転落死。
・そこにあった事故物件
水車小屋を改築した物件だった。
・再生の館
教祖の胎内のような間取り。
心臓部には神殿、子宮の位置で眠り再生する。
・おじさんの家
子供の日記。虐待され亡くなる。
・部屋をつなぐ糸電話
糸電話プレイきつすぎ笑
・殺人現場へ向かう足音
どちらも自分の父親が犯人だと思っていたわけだけど、結局は母親の自殺だったんだよね。
松江の父は少し可哀想かも。
・逃げられないアパート
児童虐待です。
・一度だけ現れた部屋
心臓部に小部屋があって、そこに人形がある。
まさかの児童虐待系で、ちょっとキツイなとも思った。
雨穴の本は全部好きだけど、ここがポイントになってちょっと他の本よりも評価は下がるかも。
ただの不思議な間取りかと思いきや、再生の館を中心にどんどん繋がっていくは面白い。
再生のつどいは、不倫でできた子の穢れを救うという宗教だから仕方ないけど、不倫系多すぎて少し悲しくなる。
ヤエコの娘でありミツコの母親である人、ミツコに毒を盛ったり確かに怖い人なんだけど、同情してしまう部分もあるね。
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Posted by ブクログ
一見無関係だが、どこか繋がりを感じる11枚の間取り図。
これらを手に栗原の家を訪れた”私”は、それぞれの家の“謎”を読み解いていく。
第2の資料、「闇をはぐくむ家」。
その一家惨殺事件は「間取りが原因だ」と噂されていた。
――果たして、間取りは人を殺めるのか。
そして第3、第4の資料へと、謎は拡大していく……!!
コミカライズ版累計270万部突破(2026年6月現在)!!
雨穴原作の国民的「間取りミステリー」コミカライズ、
年代も場所も異なる間取りの謎を読み解く第7巻!!
「変な家」同士のつながりはあいまいだが、それぞれの家の闇深さが面白い。 -
Posted by ブクログ
私がホラー小説を好きな理由は、
①安全な場所から非日常を味わえること
②さまざまなジャンルに枝分かれしていること
③たった数十ページでも、しっかり恐怖を味わえること
はい。
この3つを一度に楽しみたいなら、
このアンソロジーをおすすめします。
『ホラーの扉 八つの恐怖の物語』アンソロジー
世の中にはたくさんのホラーアンソロジーがありますが、
本書が面白いのは、
それぞれの作品がジャンルごとに分けられていること。
ホラーと一口に言っても、
その幅は本当に広い。
私は自他ともに認める(笑)ホラー好きだけれど、
ヒトコワ系やスプラッター系よりも、
オカルトホラーやSFホラーのほうが好みだったりする。
そんなふうに、
「自分はどんな怖さが好きなのか」を
あらためて発見できるのが、このアンソロジーの良いところです。
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どれもまったく違う怖さで面白かったのですが、
特に好みだったのはこちら。
◆『終わった町』芦花公園
〈オカルトホラー〉
少しずつ街そのものが不気味なものへと変容していく、
逃げ場のない不条理。
日常がじわじわ侵食されていく感じが、
とても嫌で、とても好きだった。
◆『告発者』雨穴
〈サスペンスホラー〉
ある重大な秘密を抱えた主人公が、
タイムリミットの迫る中で
じわじわと追い詰められていく物語。
怪異そのものよりも、
「この先どうなるの?」という焦燥感が怖い。
◆『さよならブンブン』平山夢明
〈モンスターホラー〉
これは果たしてホラーなのか……?
と思わんでもないのだけれど、
猫好きとしては、
どうしてもブンブンを応援したくなる。笑
✧
そして嬉しいのが、
それぞれの短編の最後に
作品を読み解くための解説がついているところ。
「なぜ、この物語を怖いと感じるのか」
そこまで言語化してくれるので、
読み終えたあとにもう一度作品を振り返るのも面白い。
自分好みのホラーを探したい人はもちろん、
「ホラーを読んでみたいけれど、何から選べばいいかわからない」
という初心者にもぴったりの一冊だと思います。