雨穴のレビュー一覧
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購入済み
ディテールまで作りこまれてる。
絵を手がかりにしたミステリ構造が斬新で、視覚情報から推理を展開するスタイルは、従来の文章中心のミステリとは一線を画す。
最後にしっかりと展開をひっくり返してぞわっとさせてくれる作者です。
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Posted by ブクログ
変な家に続く第二弾『変な絵』。
これは確か自分が東京から大阪に帰る時に、ふと東京駅の小さいコーヒー屋さん兼本屋さんに寄ったら見つけて即購入した本。何の前知識も無く読み始めたら面白すぎて、気付いたら新大阪に着いてたという思い出がある作品。
めちゃくちゃ面白かった。面白過ぎて読む手が止まらなくなることってたまにあるけど、その内の一冊やった。
変な家もレビュー書いたけど、変な家は自分的に全然スッキリしなかったけど、絵は最初から最後まで楽しめた。
表紙に何枚か「何この絵?」ってなるのが見えてると思うけど、それらの絵には意味があって、最初の章のそれらの絵の意味を知った時に「あれ?俺今かかと落としでも喰 -
Posted by ブクログ
いやいやいや、あっという間すぎてびっくり!
タイトルは前から知っていて、
でもよく分からないままで...
ある日、「さくさくヒムヒム」という番組で取り上げられたのを見て面白ろそうだと思って読んでみました!
なぜ、こんな面白いのを今、読んだ?というくらい
面白かったです!
最初、夜中に読みはじめて
この展開はもしやホラーかっ!と
ホラーが苦手な私はそっと本を閉じたんですが・笑
昼間にまた再開!
ホラーじゃなくて良かったです♪
間取りひとつから、ミステリーを描き出す
そして最後の最後に鳥肌ものの状況。
ミステリーは犯人を想像しながら読むのが個人的に好きなんですが、私の想像を越えた範囲に新鮮 -
Posted by ブクログ
絵が良い。美形中性雨穴の不思議な説得力 内表紙の扉絵なんてグラフィックとしてセンスに溢れててポストカードで飾りたいほどだ。
造形はかけ離れてるがポイントを押さえて抽出変換という表現力を感じる。ぜひ2もこの作画担当様で読みたい。
とか言ってまだ読んでなかった4、5巻をDLして読み終わったら巻末に今秋に変な家2のコミカライズは6巻として発行されると予告があって小躍り。やったあ!しおりとみつこのGL濃いめでよろしくね。少女革命ウテナを思い出したよあのふたりの憎しみと孤独で結びついた関係性には。
実写本人へのリスペクトも感じられて良い漫画だ。
特に2巻と4巻の内表紙美しいよね。
4巻のは短編動画「 -
Posted by ブクログ
変なシリーズの中で1番良かった。
最初から最後まで気になるが止まらず
数時間で読み終えてしまったくらい
楽しめました。
内容は楽しい話ではないものの、
少しずつ分かってくる真相。
こういう事だろうと予想はしてたものの
予想を上回る結末でした。
一度も飽きず一気読みした。
関係する人々の視野からの絵や人生が交錯してて、真犯人が捕まったことの喜びの反面、犯人の母親としての愛や、
幼少期の悲しい思い出、複雑すぎて
同情してしまう面もあり、
平穏な日々がどれだけ幸せなことか
子供を自分の手で育てれることがどれだけ幸せで当たり前のことでは無いのだと、
思えました。
ハッピーエンドなのか、バッドエンド -
無料版購入済み
最近、流行しているオカルト作品の一つなのかな
原作は未読
試しに読んでみた
一見普通に見える絵が 見方を変えるだけでめちゃくちゃ怖い感じになって 1人で読んでたからすごく怖くなった、、、
続き読んでみたい -
Posted by ブクログ
『変な家』1巻から4巻を読みました。
2巻以降を購入と考える方の参考になれば嬉しいです。
感想は2巻で締めます。(長文でごめんなさい。)
1巻から登場した一軒の家から細かい展開になり、静かに引き込まれました。雨穴さんの物語は、日常の不気味さと意外な展開をうまく混ぜ合わせ、ページをめくるたびに好奇心が湧いてきます。2巻では1巻の謎がさらに深まり、緊張感が続く物語にハマりました。
栗原さんは物語の鍵を握る人物(キーパーソン)として、1巻以降でも強い存在感があります。ホラーらしいセリフや行動がところどころに出てきて、物語に静かな緊張感と深みを加えてます。2巻では栗原さんの背景や動機が少し見え