ヤスダスズヒトのレビュー一覧
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うわー、なにこの怒濤の展開!
だんまち外伝の第4巻。
前半は本編におけるベルのアイズとの特訓をアイズ視点から描いていて、いやなんと言うかニヤニヤが止まらなかったよ。
そうか、膝枕はアイズのお気に入りなんだ(笑)
でも後半、ダンジョン遠征が始まってからはもうホント息もつかせない戦いの連続。
これ程ダンジョンダンジョンした冒険展開は初めてだな。
いやあ、すごかった。
階層を無視する砲竜との戦いがすごいなと思っていたら、その後にさらにとんでもない堕ちた精霊との戦いが待っていた。
そのすごいことすごいこと。
ホント手に汗握ったよ。
本編のベルたちの戦いもそれはそれでいいのだけど、この上級者達の戦 -
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本編以降の臨也の話。
静雄との死闘のあと、体はぼろぼろになったが作者曰く「池袋という呪縛から解き放たれた」臨也がリハビリと称してやりたい放題やってる。
とはいえ、車椅子であるという設定が心憎い。
呪縛から解き放たれたとはいえ、肉体は縛られている。だからこそ、彼は人を使う。
池袋では、<情報>を使っていたけれど、ここでは明確に<人>を使っている。そして<人>は、誘蛾灯の誘惑に抗えないように臨也のもとに集まってしまう。
結局のところ、臨也の魅力とは何なのか、という点を追及しようとして、別次元に飛ばされた。そういう物語なのだと思う。
池袋の面々が臨也について語ってる幕間が、味わ -
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新展開。
前巻最後で登場した人型竜女のモンスターを保護したことから始まる、モンスターとの新たな関係な物語。
正直こう来るとは思わなかった。
てっきり物語は、神に対するダンジョンの敵意の話になっていくんだと思っていた。
これちょっと物語的にも冒険だよなあ。
今まで倒すだけの相手だったモンスターとの共存の可能性は、物語の根幹にも関わってきそう。
さて、そんな中で竜少女を助けるベルの行動は、もうベルらしすぎて疑問も湧かない(笑)
ファミリアのメンバーもあきれかえりながら、そんなベルだからこそ集まった面々なので、もう仕方ないよね。
頑張って憎まれ役を果たそうとするリリが可愛くなってくる。
そんな -
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いやあ、非常に充実していた。
第8巻いわば時系列の繋がった短編集。
ミコトやヴェルフやリリなど、それぞれのキャラクターに焦点があてられていて、どの話も面白かった。
後書きでも書かれているように、内容としては神様と人との恋に関する話が多かった。
それぞれの想いがとてもステキだった。
ヴェルフの決めゼリフ『貴女に鍛えられた鉄(おれ)の熱はこんなもんじゃ冷めやしない』は格好良すぎるだろう!(笑)
そのあとのヘファイストスのかわいいことかわいいこと!
乙女やなあ。
『愛しのボディガード』の焦ったエイナさんの爆弾発言には笑った。
普段大人な彼女のかわいい面が見れて、うん満足。
今回一番好きな話は