あらすじ
≪シリーズ累計発行部800万部突破!!≫
新生【ヘスティア・ファミリア】始動! 『戦争遊戯(ウォーゲーム)』という激戦を乗り越え新たに眷族となったリリ、ヴェルフ、そして命。ベルのもう一つの家族。深まる絆。だが、「ここは私達のホーム、女主の神娼殿さ」 命を追ってベルが迷い込んでしまったのはオラリオの歓楽街。【イシュタル・ファミリア】が管理する『夜の街』。「私はこの歓楽街に買われた身です」 そこで少年は囚われの身である極東の少女、春姫と出会う。蠢く陰謀に呑み込まれるベルが下す選択は──。 『これっきりでいい、なろう、あの人の英雄に──』 これは、少年が歩み、女神が記す、──【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】── ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
「出会い」に憧れるヘタレ駆け出し冒険者のベル君と、
ベル君と相思相愛の仲になることを夢見る、ダメ主神ヘスティア様。
この二人で構成されたダメファミリアと、
個性溢れる迷宮都市オラリオの住人たちが織りなすドタバタラブコメディ。
かと思いきや。
丁寧に丁寧に描かれた王道ジュブナイルファンタジーであります。
神々や他ファミリアの策略に翻弄されながら、
挫折し、もがき、冒険者として成長するベル君の姿は爽やかで小気味良く、
緊迫した戦闘シーンは手に汗握り、
酒場の店員達の優しさや、ヘスティアとの絆にはホロリときます。
1巻から全開のハーレム要素、ちらちらと見え隠れする俺TUEEEE要素も抜かり無く。
侮れぬ筆力で描かれた正統派ファンタジーに、お約束もきっちり盛りこまれた傑作です!
感情タグBEST3
7巻読みました。
今までで1番面白いというか個人的に好きな7巻でした。
新たなファミリアの一員である春姫との今後の展開もなかなかに楽しみ。
Posted by ブクログ
前巻に続きなかなか面白い。ライトノベルで歓楽街を真正面から書いたのは珍しいのでは? 後書きで作者も迷ったと書いているけど、そんなにどんよりしてなくて、あり、との印象。
Posted by ブクログ
新しい仲間と拠点を手に入れた新生ヘスティアファミリアですが、同時に莫大な借金も手に入れており初っ端から大波乱の幕開けをした第7弾。この絶え間ない貧乏っぷりに、伝説のラノベ・フォーチュンクエストと近しい空気を感じます。
今回の舞台はダンジョンではなく歓楽街。その歓楽街にある娼館にて、ベルはまた異性との出会いを求めることになりまして。
とはいっても、今回の主人公はベルではなく命の方なんじゃないかと思うのですが。ハルヒメとの因縁を軸にした物語としては。
新キャラのハルヒメは、表紙と中身で全然印象が違っていて驚かされました。娼婦という職業ゆえに○○ではないと思っていたら、実は〇〇だったというか、やっぱり〇〇だったというべきか。はてさて。
Posted by ブクログ
今回も派閥抗争の話。オラリオの歓楽街を牛耳る巨大派閥であるイシュタル・ファミリアと、オラリオに君臨するフレイヤ・ファミリアとの抗争にベル君たちが巻き込まれる。なんかもう、中世風ダンジョンファンタジーどころか、ただの任侠小説になってしまっている感が…。面白いからいいんだけど。それに、ベル君の「憧憬一途(リアリス・フレーゼ)」と「英雄願望(アルゴノゥト)」がこれまで以上にストレートに発露していて、読んでいて清々しい気持ちになった。若さに身を任せて無茶な冒険をするのってカッコいいね。英雄っていいね。
オマイガ!
最初は少しドロドロ感があります、その上なんか場面ごとに無駄なシーンが多い気がします。読んでいて少し飽きてきちゃいます。しかし!そのシーン以外でやはり主人公と今作のキャラとのやりとりで何度鳥肌が立ち、何度泣きかけたことか!そして何と言っても最後にそのドロドロ感を払拭してくれる嬉しい助言があったのでもう感謝感激です!
Posted by ブクログ
このシリーズを読むといつも思う、「これはラノベなのか?」と。冒頭でベルLv3昇格のお知らせ。ダフネとカサンドラが仲間になるかと思ったが逃げられる。アニメで見ていたから結果まで知っていたが、別の事をしながら見ていたため、ミコトがこんなに大活躍していてビックリ。ミコトもベルも自分の限界を超えよく闘った。結局はフレイヤvsイシュタルの抗争に巻き込まれた感じだが、無事春姫救出。アイシャさんも仲間になれればよかったのに残念。今まではアイズさんへの憧れが力となっていたが、今回は「英雄願望」が大爆発。
匿名
歓楽街
今回は歓楽街の話。
コソコソしている命と千草を追いかけたベル達が辿り着いた先は歓楽街で…
一人の少女を助ける為に奔走する 。
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アニメ化されている部分
文庫の方が絶対に面白い。
新しい仲間ルナールと出会い助け出す物語がダンまち風にカッコよく描かれています。最強ファミリアのヘルメス達も暴れるお話です。
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物語性が打ち出され、これまでで一番面白かった。やはり女の子を助ける王子様、というのは王道で、スカッとする。ヘスティア様の存在感が薄いのが気がかり。それにしても、娼婦は助ける価値がないってのは、ひどいんじゃない。所詮、職業の一つなんだからね。悪役が醜女ってのもワンパターンでいかがなものか。その分マイナスということで。
Posted by ブクログ
評価:☆4.5
新生ヘスティア・ファミリアの門出の巻ですが、内容は少し異色。
今回はオラクルにおける娼館を舞台にしているだけあってお色気率、闇率高め。
ヘスティア様ならまだしもあのエイナさんにまでジト目をされるとは・・・ベル君、罪な男ですねぇ。
挿絵のヘスティア様の顔が酷すぎて吹き出した(笑)
娼婦に堕ちた自分を見られたくない、こんな自分では何も望めないという春姫の気持ちは胸に刺さった。
ベルの取る選択肢は分かりきっていたけれど、やっぱり主人公ならこうでないとね!
分かっていてもスカッとするのは王道を進んでいるからでしょう。
ベルと共に春姫を助けに行く命もよかったね。
しかしこの世界ってダンジョン以外でも普通に人同士で殺したりするよね、何か微妙に違和感あるというか慣れないw
三大クエストの話もあるし今後はダンジョンの外に話が移っていくのかな?
「貴方と同じ【ファミリア】になれて……今ほど嬉しく思ったことはありません」
"なろう、あの人の英雄に"
Posted by ブクログ
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか -劇場版-
みたいな話.
とあとがきで言ってました.
今回のメインは表紙の狐ちゃん.
あと夢と希望に溢れた迷宮都市の暗黒面にちょっと触れたり.
あとステイタスを遂に完全に盗み見られちゃいましたね.
見た輩は退場してしまいましたが.
面白かったけども
シリアス分はそろそろお腹いっぱいでござる!
まぁ,なんだかんだで
施設も立派になって
仲間も増えて
名声なのか悪名なのか有名になって
次はちょっとゆるい感じになるそうですよ.
Posted by ブクログ
戦闘力のインフレ激しいし、最強の神も戦いはじめちゃったし、そろそろ完結編では、という勢い。あとがきによれば次は日常編らしいので、もう少しゆっくり読めるのかも。
Posted by ブクログ
「戦争遊戯」が終わって、ファミリアのメンバーも増えたことだし、いよいよ本格的にダンジョン攻略が始まるかと思いましたが、またしてもファミリア同士の抗争でした。
ハーレム化が進むのはいいけど、そろそろダンジョンで強敵と戦う姿が見たいな。
Posted by ブクログ
歓楽街を中心としたエピソードなので、いつものダンジョンのエピソードとはちょっと違うほの暗さ。
基本的に不幸な人を救いに行くという正しいヒーローものではありますが、舞台の違いによる評価の差はあるのかなぁと思います。
でも、やっていることはいつもの熱血で、努力友情勝利パターン。
これはこれで愉しめましたね。
フレイヤ・ファミリアの介入もなかなか良かったです。
ちょっと分量的に長かった気はしましたが。
Posted by ブクログ
あとがきにあるように、あたかも『劇場版』のような展開な、アツく厚い1冊でした。命の文字通り決死の行動とか、ヘスティア・ファミリアは基本アツい子ばかりで爽快だねぇ。本編の裏で、というにはド派手に乱入してきたフレイヤ・ファミリア。ロキのとこも相当な手練れが多いと思ってたけど、レベル的にも同等かそれ以上な面々ばかりで…最終的に剣を交えるとなると相当ヤバそうだが。新たな仲間が加わり、次は日常編の予定らしいから掘り下げも含めて楽しみ。…日常は大体ベルくんが酷い目に遭うのが容易に想像できるのは自分だけですかね(笑)
Posted by ブクログ
正式な外伝はあるけど、ダンジョンにもぐらない、仲間もあまり出張ってこない、ちょっとした外伝風。
天然な狐っ娘も増えてハーレム模様は着々と進行。
Posted by ブクログ
歓楽街のイシュタル・ファミリア。娼婦の物語。アボロンとの対決を経て、新たな仲間を迎えたヘスティア・ファミリア。命の幼なじみを助ける話が、女神イシュタルとフレイヤの確執に絡む大規模な騒乱に巻き込まれる。アマゾネスに狙われるベル。獣人の少女の恐るべき能力と殺生石の謎。ヘルメスの暗躍。姿を見せるダンジョン最強のレベル7。ベルの英雄の資質が問われる。
Posted by ブクログ
分厚くてびっくり。2冊分くらい…いやさすがにそこまではないかな?
カラーページがどえろくてワーオって思いました。
目次の書き方にも趣深いものを感じましたが、その裏のイシュタルとアイシャ(ですよね多分…)の過去の一ページにとてもテンション上がる。
今回に関しては、ベルくんより命ちゃんがカッコよかったという印象。忍者汚いぞかっくいい。
うーん…
いつも面白く読んでるんですが
この巻のゲスト(?)ヒロインが娼婦って設定で
さんざん陰の有る描写で引っ張っておきながら
最後の最後に実は男に免疫が無くて生娘でしたって明かされるところが非常にガッカリでした。
娼婦というラノベでは触れにくい内容を上手く描写していたしベルやミコトが物凄い葛藤と命懸けで悲壮な戦いで彼女を救おうとするのに全てが台無しです。これまでなかなかしっかりしたファンタジーだし期待していたのでとても落胆しました。
ラノベだとサブヒロインと言えど処女じゃないと出版できない決まりでも有るんでしょうか…
ほんとガッカリです。