あらすじ
≪シリーズ累計発行部800万部突破!!≫
「モンスター……ヴィーヴル?」 新たなダンジョン階層域『大樹の迷宮』に進出したベルは、竜の少女ウィーネと出会う。人語を話し、人からも怪物からも襲われる孤独な少女を保護することを決めるのだが……。 「竜女か──久々の上玉だ」 忍び寄る暴悪の狩猟者達の魔の手、覆すことのできない人と怪物の軋轢、そして動き出すギルドの真の主。一匹の竜の少女を巡り、都市に波乱がもたらされる。人と怪物、神々を揺るがす異常事態──ダンジョンの異変に迫る迷宮譚第九弾! 「ベル……大好き」 これは、少年が歩み、女神が記す、──【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】── ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
「出会い」に憧れるヘタレ駆け出し冒険者のベル君と、
ベル君と相思相愛の仲になることを夢見る、ダメ主神ヘスティア様。
この二人で構成されたダメファミリアと、
個性溢れる迷宮都市オラリオの住人たちが織りなすドタバタラブコメディ。
かと思いきや。
丁寧に丁寧に描かれた王道ジュブナイルファンタジーであります。
神々や他ファミリアの策略に翻弄されながら、
挫折し、もがき、冒険者として成長するベル君の姿は爽やかで小気味良く、
緊迫した戦闘シーンは手に汗握り、
酒場の店員達の優しさや、ヘスティアとの絆にはホロリときます。
1巻から全開のハーレム要素、ちらちらと見え隠れする俺TUEEEE要素も抜かり無く。
侮れぬ筆力で描かれた正統派ファンタジーに、お約束もきっちり盛りこまれた傑作です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ダンジョンで殺されそうになっていた魔物の美少女を助けたベル。彼女に抱きつかれて赤くなっている彼をあきらめながら怒るヘスティアとリリ。女性陣たちのお風呂でのドタバタも。
初の上下巻構成。竜の少女ヴィーネと出会いベルは何を思うのか。モンスターと人間の共存は可能なのか。不穏な空気で終わった今巻、続きが楽しみです。
さすが大森先生
毎巻非常に楽しみにしています。今巻も面白かったです。相変わらず心が抉られる描写もありますが、そこも含めて魅力的な世界観になっています。
Posted by ブクログ
新展開。
前巻最後で登場した人型竜女のモンスターを保護したことから始まる、モンスターとの新たな関係な物語。
正直こう来るとは思わなかった。
てっきり物語は、神に対するダンジョンの敵意の話になっていくんだと思っていた。
これちょっと物語的にも冒険だよなあ。
今まで倒すだけの相手だったモンスターとの共存の可能性は、物語の根幹にも関わってきそう。
さて、そんな中で竜少女を助けるベルの行動は、もうベルらしすぎて疑問も湧かない(笑)
ファミリアのメンバーもあきれかえりながら、そんなベルだからこそ集まった面々なので、もう仕方ないよね。
頑張って憎まれ役を果たそうとするリリが可愛くなってくる。
そんな愛しい日常から一変、ミッションでのダンジョンの戦いの緊張感がまたいい。
そしてぎりぎりの戦いの後の明るいどんちゃん騒ぎ(笑)
うん、こうでなくっちゃ。
いや、面白かった。
さて、次巻はこの流れでまた大きな騒動がありそう。
そこでベルが仲間たちが、そしてウィーネたちが、どんな選択をしていくのか。
待ち遠しい。
匿名
意思を持つモンスター
今回、ベルはダンジョンの中で言葉が通じ、意思を持つ特殊なモンスターの少女を保護してしまう。
モンスターは人類の敵という、世間に知られたら大変な事になってしまう。
ベル達は少女をどうするべきなのか……
個人的に、今回の件は色々と考えさせられてしまった。
今回はこの巻では収まりきらず、次巻に続く。
Posted by ブクログ
新章突入!今回はイケロス・ファミリアとの抗争の前編。そう、上下巻扱いの「上」になる。個人調べでは大体8巻くらいで中弛みしてくるシリーズが多い中、「ダンまち」は難なくその山を越えてくれました。スピンオフの登場人物がフライングで出演していたらしいので、そちらのチェックもしないといけない。さて、肝心の物語は『異端児』こと人語を話す怪物の話。そしてギルドの『真の主』『オラリオの創設神』と呼ばれるウラノス、元『賢者』フェルズが登場。地上への進出を夢見る怪物たち。とりあえず次巻も早々に購入しないと!
9巻読みました。
人の言葉を話すモンスター異端児のウィーネとの出会いからスタート。
最初は戸惑いこそあれ,ベルを通してヘスティアファミリアの皆もウィーネと仲良くなったいく。
イケロスファミリアの連中が狙う異端児とベルたちが次巻でどのようにぶつかりあうのか。
Posted by ブクログ
面白かった。
ベルクラネルは、冒頭からお人よしを発揮し、せっかく軌道に乗ったファミリアの存亡を揺るがすことをやらかしてしまいます。
今回も、ベルのまっすぐな思いと仲間の協力で終幕まで怒涛の勢いの冒険譚が展開されますが、ダンジョンの秘密が明かされます。
相変わらず、スピード感のあるストーリー展開で読み応えがありました。
Posted by ブクログ
今回のベルがダンジョンで出会うのは、人間とモンスターのいずれからも迫害対象となっている異種族の女の子という第9弾。
話の流れ自体は、よくあるボーイミーツガールもののテンプレなのですが。何らかの事情で迷い込んだヒロインを保護した主人公が、あれやこれやと交流を深め、最後にはその迷い子を本来あるべきはずの居場所へと戻す―そんなテンプレートの話。
ただ、そこに絡んでくる人間の悪意の描写がドギツくて、読み応えがあったのと同時に読むのがしんどかったですね。
モンスターや神様なんかがいる世界でも、結局のところ最も邪悪なのは人間だ、と。それもやっぱりテンプレートな語り口なのでしょうけどねー。
Posted by ブクログ
ダンジョンで生まれるモンスターと人間の関係についての巻。
こういう展開もあるのかーっていうのと、まさかの上下巻構成で続きがあるっていうのが驚きです。次も楽しみですね。
Posted by ブクログ
かわいそうなゴブリン問題を想起。
知性とか理知の有無がなんか言われていたけど、人類のほうにこそそれがない連中が多いと思うのは気のせいか。
やっぱりかわいそうなゴブリン問題だな。
Posted by ブクログ
第三章突入。モンスターとの共生とかファンタジー要素マシマシでございます。個人的には既に亜人種と一緒に暮らしてる時点で…って気はしたけど、やっぱり知性の有無は重要ですね。上下巻構成ですが区切りとしては割と綺麗に収まってたかと。まぁ裏で動いてる分かりやすい悪党たちもいるのでさすがにスッキリとはいかないけど。願わくば「異端児」達が無事でいられますように。
Posted by ブクログ
人と怪物、神々を揺るがす異常事態──ダンジョンの異変に迫る迷宮譚第九弾!
「ベル……大好き」
これは、少年が歩み、女神が記す、
──【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──
Posted by ブクログ
ダンジョンとは。
おおー初の上下巻だけども、なんかすごく話が進んだ感がある!ダンジョンやモンスターの不穏な動きはこういうことだったのかな…?いやしかしまだまだ謎だ。
ハッ、ていうかここにきてようやくこの長いシリーズタイトル「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の意味が分かってきたような…
正直、つまんねぇ
題名はもうほぼ無関係の別な話になっちゃったな。
ゴチャゴチャしてて、オマケに続巻の出る間隔が長いのでストーリーとか覚えてないから、買うには買ったけどもう分かんない。
で、コレっていったい何処が面白いんだ?