あらすじ
≪シリーズ累計発行部800万部突破!!≫
「リリ達は囮にされました! すぐにモンスターがやって来ます!」 「……そんな」 「おいおいっ、冗談だろ?」 鍛冶師のヴェルフを加え中層へと進んだベル達。しかし他パーティの策略により一転、ダンジョン内で孤立してしまう。ヘスティアはベルを救うため、Lv.4の元冒険者・リュー、さらには神・ヘルメスと共にダンジョン侵入を試みるが…… 「──階層主(ゴライアス)!?」 立ち塞がる最凶の敵が、ベル達を更なる絶望へと追いつめる。希望を求め、決死行が繰り広げられる、迷宮譚第五弾! 『限界まで──限界を越えて己を賭けろ』 これは、少年が歩み、女神が記す、──【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】── ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
「出会い」に憧れるヘタレ駆け出し冒険者のベル君と、
ベル君と相思相愛の仲になることを夢見る、ダメ主神ヘスティア様。
この二人で構成されたダメファミリアと、
個性溢れる迷宮都市オラリオの住人たちが織りなすドタバタラブコメディ。
かと思いきや。
丁寧に丁寧に描かれた王道ジュブナイルファンタジーであります。
神々や他ファミリアの策略に翻弄されながら、
挫折し、もがき、冒険者として成長するベル君の姿は爽やかで小気味良く、
緊迫した戦闘シーンは手に汗握り、
酒場の店員達の優しさや、ヘスティアとの絆にはホロリときます。
1巻から全開のハーレム要素、ちらちらと見え隠れする俺TUEEEE要素も抜かり無く。
侮れぬ筆力で描かれた正統派ファンタジーに、お約束もきっちり盛りこまれた傑作です!
感情タグBEST3
匿名
とにかくベルくんがかっこいい巻。少しずつですがベルが英雄に近づいているんだなと実感できる巻でした。次も楽しみです!
匿名
レイドボス
今回もアツい!!
遂に中層攻略を開始するベルたちだが、怪物贈答により窮地に…
そして、階層主、ゴライアスとのアツい!アツい!レイドバトル!!
本当に燃える!
Posted by ブクログ
ベルくんが中層に行ったと思ったら一気に18階層まで行ってしまい、そこに神様達が助けに来たと思ったら、ゴライオスの強いバージョンが現れたが、なんとか倒すお話。
ヘルメスなどの癖の強い新キャラクターの登場、ピンチで18階層へ向かう決断、最後の熱い戦いなど、最初から最後まで非常に面白すぎる作品であった。
ダンまちというタイトル
ダンジョンに出会いを〜といったタイトルからは想像もできない、なかなかハードな物語。
スピンオフやサイドストーリーまで読んで、初めてその壮大さに気づく。
5巻読みました。
中層に潜って初日から事件に巻き込まれ,モンスター押しつけられボロボロになりながら18階層へ。
そこで、予想外の出来事に巻き込まれつつも最後は英雄の力でぶっ倒す。ワクワクしました。
Posted by ブクログ
面白かった〜
3巻でいったん面白さのピークが来て、次はいつ?って思ってたら意外と早かった(笑)
なんとなーくエンドゲームのサノス戦のような感覚に陥ったなぁ
無理じゃん!?!?って絶望からの大逆転とか…もしかしたら人によってはご都合主義と捉えられるかもしれないけど、まあ小説だし楽しく読めればいいのかなって思ったのでおっけーです
ゼウスの孫かぁ…って感じだけど、次が楽しみだな〜実はヘルメスがおじいちゃんオチかなって思ってたけどそんなに短絡的じゃなかった
Posted by ブクログ
メンバーが3人に増え、いよいよパーティーらしくなってきたベル達一行のダンジョン探索が語られる第5弾。
この巻から急激に面白さが加速してきましたね。モンスタートレインに巻き込まれてからの緊迫感あふれる展開がたまりません。3巻のラストがギリギリのソロバトルだったのに対して、5巻の序盤はギリギリのパーティープレイとなっています。
さらにパーティーバトルに留まらず、クライマックスでは巨大ボスに挑む大規模レイド戦まで描かれることになり、盛り上がり方が尋常じゃありません。
Posted by ブクログ
4月からアニメ放映される「ダンまち」シリーズの本編第5巻。著者の筆がノリノリで、3冊分くらいの分量が1冊に詰め込まれているので、読むのがちょっと大変だった。もちろん、読みごたえも充分。異世界RPG(いわゆるドラクエやFF)的なファンタジー世界に対する、著者の憧れとこだわり、そして自分自身の世界観を作りたいという(良い意味での)強烈な自己顕示欲がビシビシ伝わってきた。アニメも楽しみだ~。
Posted by ブクログ
熱い……熱い!!この巻の冒険が!!
英雄願望の少年ベルが魅せる英雄への大きな一歩、そしてリューさんの怒涛の活躍!!ヴェルフの葛藤と決意!!
全てが熱い!!胸が滾る熱いモノがグツグツと溢れまるで幼い頃に見たお伽話を見ているかのような高揚感と感動を思いだしました。
階層主、迷宮の孤王ゴライアスと戦うベル君達冒険者、今少年がさらなる高みへと飛翔する!!
Posted by ブクログ
今回は前回以上にダンジョンダンジョンしてますね.
中層に突入したパーティ.
上層よりも悪辣に湧いてくる魔物たち.
陥るものすごいピンチ.
ベル君のスキル「幸運」たぶんコレすごい役に立ってるよ.
物語的に.
無かったら死んで終わるぐらいに.
Posted by ブクログ
時に読書は想像力を養うと聞いたことがあります。
もしそれが本当だとしたら、現代を舞台にした話よりも時代小説、時代小説よりもSF小説やこの本のようなファンタジー小説のほうが段違いに想像力を鍛えてくれそうな気がします。
だって、そこにないものを、存在しないものを文字から頭の中で描き出すのだから。これ以上ないくらい頭を働かせることはないと思うのは、全くの無知が言う戯言でしょうか。
そんなファンタジー小説の物語が重層的で面白いのはなおのこと、さらに恋や友情、人情、心の機微や人間の嫌なところ、悪いところ全てがこの1冊でいろんなことを学べれると思う。
さらにラノベのいいところは、シリーズが長く主人公の成長もずっと追えるところだと思う。
そんな全てが詰まった物語が、なぜ学校の推薦図書にならないのか、なぜ文学的要素ばかり押し付けた本ばかり読ませるのか。
ラノベをもっと小さい頃から推奨すれば、読書人口なんかもっと増えるだろうな、何てちょっと壮大なことを考えてしまった。
Posted by ブクログ
レベルアップした『リトル・ルーキー』、ベル・クラネルは仲間と共にダンジョン中層へ進出。13階層にてタケミカヅチ・ファミリアから『怪物進呈』され、なんだかんだあってから、安全階層であるはずの18階層に辛くも避難。ホッとしたのも束の間、本来17階層の階層主であるゴライアスの強襲仕様が出現、推定レベルは5。覆面君ことリューさん大活躍!そしてヴェルフも拘りを捨て魔剣の一撃。トドメはベルによる『英雄の一撃』。今回もハラハラドキドキ楽しませてもらいました
Posted by ブクログ
面白かった。
ダンジョンでモンスターを押し付けられての奮闘、
文字通りモンスター級のボスとのレイド線、スピード感があり、とても面白かった。
Posted by ブクログ
評価:☆4.5
「――階層主(ゴライアス)!?」
立ち塞がる最凶の敵が、ベル達を更なる絶望へと追い詰める。希望を求め、決死行が繰り広げられる、迷宮譚第五弾!
『怪物進呈(パス・パレード)』というダンジョン内では日常茶飯事な戦術で窮地に立たされるベル達。
限界まで追い込まれた末にとった、無謀とも言える18階層への進出は手に汗握った。
本当にやられるかもっていう緊張感がいいねこの作品は。
ベルも身の安全を一番に考えてダンジョンに潜って探しに来るヘスティア様も良かった。
アイズに対抗心燃やしまくりなところも可愛いよねw
ヒロイン候補は何人かいるけどヘスティア派。
後半は休憩層に現れたゴライアスをファミリア関係なく一丸となって打ち倒す展開に燃えた!
後ろめたさを持った桜花が漢を見せるところやヴェルフがベルのために意地を捨てるところも素敵。
ベルの祖父に関する新たな事実も明らかになり、物語がまた大きく展開していきそうで今後も楽しみ。
「進もう」
「――みんな、道を開けろぉおおおおおおおおおおおおおお!!」
Posted by ブクログ
ベルくんがどんどん強くなりすぎぃぃ。王道の友情・努力・勝利がみれてとても楽しい。
ただ、このままパターン化されてもつまらないかなとも思い始め・・・むむむ でもやはり面白い。
Posted by ブクログ
冒険者という危険と隣り合わせの職業を営んでいるのだから、自分の判断の甘さから死に迫ってしまったなら自業自得と納得もできると思うのですが、人為的に危険に晒されるのはその覚悟の埒外に置かれているとしか思えません。
命の危険に晒されながら頭を下げられただけで手打ちとできてしまうベルくんたちに、どうしても共感できないのは、私の心が狭いだけなのだろうか。
階層主との戦いで桜花が身を挺して盾役をこなした姿を見て、少しは溜飲が下がりましたが、マイナス100の好感度がマイナス50に減ったぐらいかな。
Posted by ブクログ
トラブルに巻き込まれての大冒険の巻。
MMORPG では、割と見かける行為だし、迷惑行為ともされていますね。(^^;
前半と、クライマックスの全力を出し切っている感がとても良いと思います。
救出部隊編成のエピソードも好み。
並行詠唱のくだりなんかもとてもいいなぁ。(^^
Posted by ブクログ
レイド戦の巻。
最後のレイド戦というか、集団戦は燃えた。その中で主人公が途中途中のおいしいところしか出てこない、その造りにある意味関心。
ボスモンスターと主に戦っているのが主人公より強いほかの冒険者、という構図をきちんとしてるのがね。
主人公のチートぶりは他でちゃんとだしているし。
Posted by ブクログ
前よりも深層のダンジョン探索編。だいぶパーティとして成長してきてるんだなぁと感じながらもダンジョン的にはまだまだ序の口なんですね。これだけパーティ戦がメインで描かれると新しいメンバー増えないのかなーと期待したり。まぁ今のままでも(物語的に)バランスは悪くなさそうですが。最後の展開には王道っぽい流れとはいえ、やはり痺れるものがありました。挿絵も激アツ。ベルくんの祖父も明らかになったけど、途中で伏線撒かれてたとはいえ、あらためてその名を見て“英雄”なのも納得。