あらすじ
≪シリーズ累計発行部800万部突破!!≫
「ヘスティア、君に『戦争遊戯(ウォーゲーム)』を申し込む!」 「な、なんだとアポロン!?」 『戦争遊戯(ウォーゲーム)』──対立する神々の派閥が総力戦を行う神の代理戦争。勝者は敗者の全てを奪う。そして敵神の狙いは──「君の眷族、ベル・クラネルをもらう!」 戦争開始まで期限は一週間。更に追い打ちをかけるように今度はリリが【ソーマ・ファミリア】に捕らえられてしまう! もはや絶望的な状況。それでも少年と『出会い』、幾多の『冒険』を経た絆が今ここに集結する。全ては勝利のために! 「上等だ、アポロン! 僕等は受けて立ってやる、この戦争遊戯(ウォーゲーム)を!」 これは、少年が歩み、女神が記す、──【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】── ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
「出会い」に憧れるヘタレ駆け出し冒険者のベル君と、
ベル君と相思相愛の仲になることを夢見る、ダメ主神ヘスティア様。
この二人で構成されたダメファミリアと、
個性溢れる迷宮都市オラリオの住人たちが織りなすドタバタラブコメディ。
かと思いきや。
丁寧に丁寧に描かれた王道ジュブナイルファンタジーであります。
神々や他ファミリアの策略に翻弄されながら、
挫折し、もがき、冒険者として成長するベル君の姿は爽やかで小気味良く、
緊迫した戦闘シーンは手に汗握り、
酒場の店員達の優しさや、ヘスティアとの絆にはホロリときます。
1巻から全開のハーレム要素、ちらちらと見え隠れする俺TUEEEE要素も抜かり無く。
侮れぬ筆力で描かれた正統派ファンタジーに、お約束もきっちり盛りこまれた傑作です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
映像の力はすごいと思う。
一瞬にしてすごい量の情報を、だけどハッキリと分かりやすく伝えてくれるし、記憶に残る。
アニメで見た鬼気迫るあの攻城戦を思い出しながら読んでいた。
そしたら、文字の、文章の力はそれ以上だと改めて感じた。
映像ではあまりの情報量で追いついていけず流れ去ってしまった場面でも、文字を通してより深い理解を得ることができた。
街中を追われ、圧倒されて負けた彼の悔しさを。
酒蔵で友を思い誘惑に打ち勝った彼女の強さを。
仲間を思い、師のもとから去った2人の決意を。
文字だからこそゆっくりと深く読み込むことができ、共感し、心の奥深くまでそのキャラクターの思いや情景が刻まれた気がした。
この壮大な物語の大きな区切りの一つである戦争遊戯は、だからこそ本当に読み応えがあって、とても楽しかった。
匿名
代理戦争
今回はアポロン(男神)に目を付けられたベルの貞操の危機…
抗争からの代理戦争に発展し、ヘスティアファミリア対アポロンファミリアで攻城戦。
今回の戦いの盛り上げ方もアツい!!
本当に面白い作品です。
6巻読みました。
目立つ展開の多かったベルが因縁からとうとう危惧していたファミリア同士の戦争に巻き込まれる今巻。
正式なファミリアのメンバーとしてヴェルフとリリと命が加わり熱いラストで楽しめました!
Posted by ブクログ
アポロンファミリアとの戦争にまつわる話。
□リリがソーマから離脱しヘスティアへ
□ベルフはレベル2、そしてヘスティアへ
□ミコトもヘスティアへ
Posted by ブクログ
面白かった。
メンバーがたった一人のヘスティア・ファミリアが百人超えのファミリアと対決するお話し。
序盤、ベルたちが追いつめられるところはスピード感があり、かなりはらはらします。
後半、ファミリアメンバーだけという縛りで、どうやって百人越えのファミリアと対決するか、読み応えがありました。
Posted by ブクログ
主人公ベルの所属する弱小ファミリアが、格上のファミリアに喧嘩を吹っかけられる第6弾。
今度はファミリア同士の戦いですか。フレイヤの次はアポロンに目をつけられることになったベルのモテっぷりがすごいですね。肝心の意中の相手からは微妙なところなのですが。
ベル自身の成長や他ファミリアとの交流、そしてこれまで積み重ねてきたいくつもの絆、それらすべての伏線を動員することで、彼我に横たわる圧倒的な戦力差を覆そうとする展開に燃えました。
あと、この巻のエピソードでようやく読者としてリリを許せるようになりました。彼女もまたここまでに積み上げてきたものがあり、それが彼女の罪を贖う力になったのだということですね。
Posted by ブクログ
ダンまち本編の第6巻。この巻は文句なく面白い!ファミリア同士の直接対決で攻城戦とは、ダンジョンに潜っているよりもずっと面白いじゃん。著者があとがきで書いているように、冒険もので主人公の仲間が徐々に増えていく過程にはワクワクさせられる。ということで、ヘスティアファミリアの構成員が1名から4名に増加。この辺の話の流れは非常にうまく構成されていて、狙いが分かっていてもグッときた。今まで我慢に我慢を重ねるような読書を強いられてきた読者も、この巻では爽快感を思いっきり味わったと思う。
Posted by ブクログ
血塗れの兎が月を飛び越え太陽を落とす。
今回、ダンジョンは出てきません……が!!決して譲れない戦いがあります。
仲間が増えるファミリア、大切なモノのため傷つきながらも前に前に進むアルゴノゥトの少年ベル。
一体この作品はどこまで魅せてくれるのか……早く続きを読みたいです。
そして、神様達が良い(≧∇≦)
Posted by ブクログ
ヘスティア・ファミリアvsアポロン・ファミリアの戦争遊戯【ウォーゲーム】。そこにリリが所属するソーマ・ファミリアも介入。ホームは襲撃を受け崩壊、リリが連れ去られてしまう。戦争遊戯にはリリの力が必要なため、救出作戦を発動し、無事成功した!再びアイズに師事して修行する傍で、ヴェルフ、ミコトも移籍し、リューさんの助力も得て戦争遊戯開幕!内部からの撹乱もあり、速攻で勝利!やはりこのシリーズの登場人物たちはみんないい感じ。今回はリリが特に頑張りました。
Posted by ブクログ
中層階から戻ってきたベルくんたちを待ち受けていたのは、またしてもトラブル。
【アポロン・ファミリア】からの挑発行為から始まった騒動。【ヘスティア・ファミリア】がベルくんしかいない弱小ファミリアだからといって、不遇が続きすぎると思いましたが、お陰で、リリとヴェルフが【ヘスティア・ファミリア】に移籍してきてくれたし、【アポロン・ファミリア】を蹴散らし、報酬を得ることができたから良しとしましょう。
命も期間限定とはいえ【ヘスティア・ファミリア】に移籍してきてくれたし、ようやく【タケミカヅチ・ファミリア】の面々を許せる気がします。
Posted by ブクログ
前半のマンハントパートもピンチっぷりがよかったけれど、やはり後半の戦争遊戯のパートがとても良かったですね。
往年のジャンプの努力友情勝利的な。(^^;
善悪がくっきり分かれているところが魅力的だと思います。
今時は珍しいつくりかもしれませんが、ある意味、お約束どおりの美しさというか。
4 章がとてもお薦め。主人公以外のレギュラーメンバーのかっこいいことよ。
Posted by ブクログ
ダンジョンもモンスターも出てこないが、これまでで一番面白かった。まるでマカロニウェスタンのように、まず主人公(とヒロイン)が徹底的にいたぶられ、最後に爽快な逆襲劇。ひとりずつ仲間が増えるのは「七人の侍」か。いいとこどりのエンタメだ。
Posted by ブクログ
評価:☆4.5
ファミリア間の抗争に巻き込まれてしまうベル達。
抗争になるまでの流れはちょっと無理あるかなーと思ったけど、攻城戦は燃えたね!
キッチリと特訓や御守りとかの伏線を回収してるのがいい。最後は一気に読んじゃったよ。
力強く成長したリリの姿を見て神であるソーマが考え方を変えるところ、「意地と仲間を秤にかけるのはやめた」と魔剣を作ってベルの元に馳せ参じるところ等、仲間のシーンでも見せ場もあったし良かった。
ダンジョンに潜ってねーじゃねーかというのは置いといてね(笑)
ヘスティアファミリアの団員も増えて、ここが新たな門出といったところ。まだまだ楽しませてくれそうです。
「リリは、あの人達を助けたい!!」
「友のため」
「雷が……昇る」
Posted by ブクログ
ド派手なファミリア間の抗争がわずか100ページで決着が着いてしまうのはもったいない気がします。まあ、力の差からいったら、ああいう流れしかないのかなとも思いますが。
ここからというところ。
この作品はリリの感動の物語がとても感動的で感動してしまい、感動でした。主人公の成長の戦闘は常に鳥肌モノ、ストーリーを彩るキャラクター達のチラと覗かせる事情など含め個々のキャラに感情移入し、次巻のキャラへの期待が深まる作品です。
ダンジョンに出会いを求める
ダンジョンファンタジーなのにダンジョンに潜らない世界観の外堀をうめるための新章主人公が有名になったことで発生するトラブルを乗り越えるところがよかった
Posted by ブクログ
前巻のボスモンスター攻略のレイド戦に続き、今回は攻城戦。
ラストバトルがえらくあっさりしていたけど、その実長さ的にはこのくらいがちょうどよいのかもねぇ。ネタとしては2冊分あった気がするけど。
その中盤、というかクライマックス前の一大イベントがこう・・・くるものがあった。
そして主人公ハーレムが着々と構築されていることに今更ながら気が付いたり。