ヤスダスズヒトのレビュー一覧
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これについて、『異種恋愛物語集アンソロジー(3)』の感想で、ストーリーで負けている作品がある、と書いた
そこを撤回する気はないのだが、全体的なレベルで劣っているかと言うと、そんな事はない。矛盾しているようだが、私の中では成立している
この『人外の嫁といちゃいちゃする アンソロジーコミック』が、『異種恋愛物語集アンソロジー』に勝っている点、それは何と言っても、嫁、つまり、登場する人外が全て女性型であるコトだろう
男性向きと表現すると誤解が生じる気もするが、ある意味、男の憧れを具現化してくれているのは、コチラだろう
ストーリーも、『異種恋愛物語集アンソロジー』と比較したら見劣りする、と感じるだけで -
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珍しく、臨也が巻き込まれる話。
っても、切っ掛けは巻き込まれなんだけど、最終的には彼がかき混ぜまくるというやっぱりな展開。
舞台は、スタジアムで野球の観戦にきている臨也一行。
似合わねぇ、って。と思ったけど、人間観察的観点だと、十分面白いらしい。確かに。
で、臨也の存在が推測を生み、それが回って回ってぶっとぶ展開になるのである。
さすが。
こちらの想像の斜め上をいきます。
とはいえ、相変わらず臨也は車椅子なので、行動範囲が狭い。
なので、周りが行動を起こす。どうしても地味になるよね。
まぁ、それでもきちんとラスボスの体を保ち続けるのだから、彼の存 -
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いや、すごかった。
この想いの強さはやっぱりダンマチだよなあ。
9巻から続くゼノス編の一応の決着回。
地上に残ったゼノスたちをダンジョンに返すためにヘスティアファミリアが力を合わせる展開。
前半はリリ無双(笑)でちょっとベルは何してるの?と思った。
でも、はぐれたウィーネを助けるためにベルが憧れのアイズと戦う場面からあとはもう、手に汗握る攻防の連続。
その戦いの最中でのベルの想いが胸を打つ。
強くなりたい。
誰かを守るために。
交わした約束を果たすために。
夢を現実にするために。
憧れに追いつくために。
なにより勝ちたい。
強くなりたい。
強くなるんだ!
その強い強い想いがベルを高みへと -
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「人類の敵」である竜の少女を助けてしまったために、それまで築き上げてきた名声を喪った主人公のベル。何もかもを失ってしまったように見えた彼が、それでも残されていたいくつもの絆を頼りにふたたび立ち上がる――そんな物語の流れですかね。
個人的にはヘルメスの策に乗っかるのもありかなと思っていました。ゲスいですがヘルメスの言い分は一理ありますし、確かにゼノス側もベルに甘え過ぎっていうように見えましたしね。
でもまあ、そんなふうに読者が諦めてしまっても、主人公は最後まで諦めなかったわけで。そんなラストの展開に心がしびれました。
これは本当に面白い物語ですよ、読者諸兄。 -
購入済み
最高の一言に尽きる
初めはただ、前の2巻に続いて軽い話だと思ってました。でも、読み進めるうちにどんどんどんどんストーリーが加速していって、一息ついて、そしてそして最後はあの頃を彷彿とさせる戦いで。
止まらなくなりました。おかげで睡眠時間が削れました。どうしてくれましょうか?笑。
加えて話の内容、流れ、人々や神々の思惑などなどどれを取っても素晴らしいものでしたが、とにかく終わり方が素晴らしいと思います。今後にさらなる期待を持たせる手口、感服いたしました。
主人公の、そしてヒロインのこれから先の活躍を願ってます。 -
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ネタバレシリーズ累計500万部突破おめでとうございます。そして最新11巻の感想ですが、今回も本当に面白すぎて絶叫しました。
前回、自分の正義を貫くために行った行動により名声は地に墜ち、苦悩と葛藤を抱える中で、ベルは散り散りになった「異端児」たちを再び迷宮に戻すべく動き出すのだが――その背後で神が、仲間が、ライバルたちがそれぞれの思惑を秘めて動く。
その全ては物語の中心であるベル・クラネルへと集約され――そして再会した「ライバル」との戦い。予想外の展開の連続。こんな熱くて面白い作品読まされて絶叫しない方がどうかしている。文句なしの最高評価。すばらしい!
読まないと絶対に後悔する最高の「剣と魔法の物語 -
Posted by ブクログ
新しい仲間と拠点を手に入れた新生ヘスティアファミリアですが、同時に莫大な借金も手に入れており初っ端から大波乱の幕開けをした第7弾。この絶え間ない貧乏っぷりに、伝説のラノベ・フォーチュンクエストと近しい空気を感じます。
今回の舞台はダンジョンではなく歓楽街。その歓楽街にある娼館にて、ベルはまた異性との出会いを求めることになりまして。
とはいっても、今回の主人公はベルではなく命の方なんじゃないかと思うのですが。ハルヒメとの因縁を軸にした物語としては。
新キャラのハルヒメは、表紙と中身で全然印象が違っていて驚かされました。娼婦という職業ゆえに○○ではないと思っていたら、実は〇〇だったというか、や -
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主人公ベルの所属する弱小ファミリアが、格上のファミリアに喧嘩を吹っかけられる第6弾。
今度はファミリア同士の戦いですか。フレイヤの次はアポロンに目をつけられることになったベルのモテっぷりがすごいですね。肝心の意中の相手からは微妙なところなのですが。
ベル自身の成長や他ファミリアとの交流、そしてこれまで積み重ねてきたいくつもの絆、それらすべての伏線を動員することで、彼我に横たわる圧倒的な戦力差を覆そうとする展開に燃えました。
あと、この巻のエピソードでようやく読者としてリリを許せるようになりました。彼女もまたここまでに積み上げてきたものがあり、それが彼女の罪を贖う力になったのだということで -
Posted by ブクログ
ダンまち外伝5巻は本編でもちょうど5巻のエピソードと重なり合う物語だった。
うん、やっぱり面白いなあ。
ダンジョン深部への遠征だった前巻のような息詰まる戦いはなかったけれど、その分肌色成分多めでなんとも愉しかった(笑)
そんな中、本編では描かれなかったレフィーヤとベルとの極細色モンスターに対する戦いが、なんとも熱かった。
これまでも書いたけどレフィーヤって外伝の裏の主人公だと思うんだよね。
もちろん表の主人公はアイズなんだけど、ちょうど本編の主人公であるベル君の役回りがレフィーヤなんだ。
なので外伝裏主人公と本編主人公の共闘はとてもよかった。
個人的ハイライトはそんな極細色のモンスターとの戦 -
ネタバレ 購入済み
読了
最後までゲームのドキドキ感を損わず、尚且つオリジナル要素を上手い事取り入れた素晴らしい作品でした。
ミドリとジャッ君の再会シーンは涙腺が緩んでしまいました。