はやみねかおるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
クイーンが『かぐや姫』の物語を『めでたしめでたし』でおわらせてくれるお話です。やっぱりクイーンは素敵な怪盗の美学をもっていて、かっこよくて、私たちを欺く行動で楽しませてくれて、大好きです。
最後には現実味のない話がでてきて、普通ならジョーカーやRDと一緒に冗談だって否定したくなります。でもクイーンの世界観に浸っていたら、そういうこともなくはなさそうだなあと、つい受け入れてしまいました。いつの間にか本の世界に引き込まれてました。
それから、あとがきに書かれていた"ページ単価が、最も安い作家を目指してます。"という言葉に心を打たれました。厚い本を見て胸が躍っていた小学生のとき -
Posted by ブクログ
やぁ。
今日は4巻目を読み終わったよ。
最初の話は、クラスメイトが作った
自主製作映画をコンテストの
申し込み期限までに提出するためにガンバルお話。
コンテスト締め切り時間の2時までに
主催してる事務所に必着のフィルムを、
体育のマラソンの時間を利用して
体育のフトダ目をいかに盗んで届けに行くかって事に。
創也はなんだかんだで優しいですよね。
まぁ、ゲーム作りのために
色々な体験をしておきたいって事で、
行動起こしてますけど、
ちょくちょく人助けしてますし。
内人は最初必ず逃げようとしても、
必ず創也を手伝ってるし、彼も優しいんですよね。
お互い性格を理解しあって行動をして -
Posted by ブクログ
さて、最初の話は内人が立てたデートプランに
創也がいろいろツッコんで、
とりあえず下見に出るところから。
あいかわらずなんでもポケットに突っ込む内人だけど、
風船もらったのは、
確実に風船つけて歩きたかったからだよねw
そこでちっちゃなカップル、
正太郎くんとアリスちゃんを巻き込んでトラブルに。
創也と内人の推理が違いながらも、
『小さい子達を守る』で自然と一緒動く所は良いですね。
正太郎はアリスちゃんにはとても優しいけど
クソ生意気w
彼の物言いにムッとしながらも、
全力で二人のデートを守るって約束する創也と内人。
そんな二人に向かって、おじさんてw
小1で女の子の -
Posted by ブクログ
ネタバレ完全に帽子を脱ぎます。
これだけ見事な児童向けエンタはなかなかお目にかかれません。
いやあ、怪盗が主役を張る話って痛快ですね。いくらでも強くカッコよくできて、性格は悪いほうが味が出る。正義の味方じゃないのに人助けをしてしまって、でももらうものはちゃんともらってゆくとか、いいとこ取り放題。細かい描写や設定もきっちりしているので無駄なツッコミをする必要はなく、思う存分物語に身を委ねられる快感。
あとがきに古今東西の有名な(おそらくは作者お気に入りの)怪盗の名前が挙げられているのですが、その中に怪盗アマリリスを見つけた時にはうるっときました。あれも名作だったなあ。
それでも最後にひとつ疑問。なぜこ