夢野久作のレビュー一覧

  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

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    「乙女の本棚」というシリーズで、文豪の名作に人気イラストレーターがイラストをつけた、大人向けの絵本シリーズらしいです。

    恥ずかしながら、夢野久作はドグラマグラしか知らず、この「瓶詰地獄」を読んだことがなかったので、「えっこれだけ?抜粋版なのかな?」と思ってしまいました…
    (後で元のを読みましたが、元々短いお話でした)


    絵が綺麗です。
    このホノジロ・トウジさんというイラストレーターの方は「刀剣乱舞」のイラストレーターもしてらっしゃるとのこと。


    ちょっと夢野久作の作品に充てるには美化しすぎな気もしましたが、それはそれでいいんじゃないかと。
    ただ話の内容と絵が合ってない細かい部分があったの

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    2024年11月03日
  • 縊死体 乙女の本棚作品集

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    乙女の本棚シリーズでおなじみ、ホノジロトヲジさんのイラスト作品集。
    あらためて読み返してみても夢野久作や泉鏡花との相性がよすぎて、どれも妖艶&崇高な雰囲気が醸し出されている!
    お目当てだったイラスト描き下ろし短編『縊死体』は、ストーリーにあわせて夕刊を模した仕様になっており、ポップと不気味なテイストの融合がたまらない。乙女の本棚シリーズでの新作も楽しみ。

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    2024年10月28日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    改めて読むと、夏目漱石や江戸川乱歩の文章のなんと読みやすいことか。

    個人的には夢野久作の瓶詰地獄が、短編のなかに、考えさせられる構成の工夫があり、謎解きのようで面白かった。
    わかりやすさや時系列がシンプルな今時には見られない昨日だった。、

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    2024年10月27日
  • 少女地獄

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    夢野久作、小栗虫太郎は、決して面白くないというわけではなく、むしろ好きな方ですが、常識や理性が揺さぶられる。個人的には「火星の女」が好きかな。ペッペッ。

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    2024年09月27日
  • 少女地獄

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    17さいの夏に東京に連れていった。不穏さも爽やかであり、少女のグロテスクな心情が癖になる感じだった。

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    2024年09月26日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

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    この美しい、楽しい島はもうスッカリ地獄です。
    浜辺に流れ着いた3通の手紙。そこには、遭難した兄妹の無人島での生活が綴られていた。

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    2024年09月19日
  • 犬神博士 アニメカバー版

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    ネタバレ

    主人公の掴みどころのなさがこの作品の魅力だと思う。序盤は虐待されても親を慕い続ける健気な少年、中盤からやんちゃさや狂気が見えてきてぞくりとする。
    個人的には前から中盤の掴みどころのなく不思議な世界観が大好き。

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    2024年09月15日
  • あやかしの鼓 夢野久作怪奇幻想傑作選

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    全話2度読みしました…
    短編だけど、何度読み直してもわからなくて、永遠に出口が見つからない

    夢野久作の異世界に迷い込む感覚がたまらない…
    まさに幻想文学の真骨頂。
    この方を超える人は、なかなかいないのでは?

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    2024年09月15日
  • 人間腸詰

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    「ネオン・サインが極楽の光なら、水銀燈は地獄のアカリなんでしょう。」p32

    「偉大なオデコ」p78

    「そんなものは印象し過ぎるほど、印象しておりますから。」p226

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    2024年10月18日
  • 瓶詰の地獄

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    瓶詰めの地獄が別格で良かった。
    最後の手紙でいろいろ想像させられる。
    他の小説や映画でも聖書がよく出てくるので、段々気になってきた。

    狂気的な女性が出てくる話が好きだけど、少女地獄で感じた狂気の方が好みだった。

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    2024年08月30日
  • 少女地獄

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    短編集だった。昔から女は男性を利己的で狡いと表現しているところに時代を超えても変わらない価値観を見つけた。

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    2024年08月15日
  • 文豪死す

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    文豪6名の最後を飾った作品を集めたもの。同じような趣旨で、デビュー作代表作を集めた「文豪誕生」も読んで出版社の策にとても共感している。
    表装は今風というかアニメタッチな文豪が1人、芥川だろうかと想像する。
    登場する6名の文豪、初めましての方もいて、読書の門扉が少し開けた気がする。
    それでも好きになったかと言うとそこまでではないが、この点が点と合って線になっていくんだろうなと思う。
    特に芥川龍之介はこの作品でちょっと興味をもった。そして梶井基次郎は檸檬の他に機会があって良かったと思う。

    文豪死すも文豪誕生も、名前は知っているけどそこまでじゃないと言う人にはぴったり。機会があったら読んでみると良

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    2024年08月15日
  • 文豪死す

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    「文豪たちの最期を飾った名作を読む」
    それぞれの作家の年表、代表作品ガイド、人物相関図、ゆかりの地、行きつけの店も記載されていてとても面白く読めました。

    やっぱり太宰治の『グッド・バイ』はものすごく面白いので未完なのがとても残念です。続きが読みたいです。中島敦『李陵』はほとんどが漢字で読みにくくて挫折してしまいました。
    また、泉鏡花の『縷紅新草』は、非常に文体の美しい傑作と言われているようですが、なんとなく雰囲気は掴めるものの読むのに苦労してしまいました。

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    2024年07月10日
  • 少女地獄

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    念願の夢野久作第1冊目。
    予想よりも読みやすく、面白かった。

    なんでもない、けむりを吐かぬ煙突が好み。

    昔の日本女性って私なんかより肝が据わってて艶かしくて「ホホホ、、、」と笑う

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    2024年07月09日
  • 死後の恋(乙女の本棚)

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    うーん…イラストがあったけど、難しかった…夢野久作先生の話が難しいのかな。ソ連やロシア系の話が好きな人に合いそう。

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    2024年07月02日
  • ルルとミミ(乙女の本棚)

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    夢か現実か?
    著者らしい展開と落ちでありながら、暗めのイラストを交えてより幻想的なファンタジー。
    同シリーズは秘密しか読んだことがなかったが、それより読みやすい色使いになっており、不快感が無かった。
    話自体も人魚姫のような切ないおとぎ話であり、大人向け絵本として、良い塩梅。

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    2024年06月24日
  • 少女地獄

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     三者三様の少女の地獄というべき経験を書簡形式に表した『少女地獄』、ある記者が訪ねた家で未亡人と出会い恐ろしい事実が判明する『けむりを吐かぬ煙突』など、おどろおどろしくもどこか美しさも感じる世界観で魅力的だった。

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    2024年06月16日
  • 少女地獄

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    三人の少女に襲いかかる三通りの地獄をリアルに描写したのは読んでいてゾクゾクとした怖さがある
    特に一本目の「何でも無い」は秀逸
    誰もが一度はしたことがある「嘘を嘘で隠す」を突き詰めていけば待っている地獄、それを解釈する他人の汚さがもうたまらなく恐い

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    2024年05月21日
  • 押絵の奇蹟

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    高校時代に熱愛した怪奇幻想小説。
    米倉斉加年の色っぽい表紙が魅力的だった。
    久作の「押絵の奇蹟」、「ドグラマグラ」、乱歩の「押絵と旅する男」、正史の「かいやぐら物語」「真珠郎」がとストライクの趣向だった。
    これらの作品で、自分の嗜好の方向性が決定付けられた。

    「不義密通!」と叫んで妻と娘を斬り殺すところに江戸時代の残滓を感じたが、本当に不義密通があったのか、それとも胎教による影響なのか、結論を宙吊りにしたまま物語は終わる。

    夢野は一人称語りを得意としているが、本作も手紙体の一人称語りだ。
    夢野はこのスタイルをエドガー•アラン•ポーからの学び、多くの一人称小説を生み出していく。

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    2024年07月27日
  • 死後の恋(乙女の本棚)

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    夢野久作命日、死因は脳溢血。
    1928年 「新青年」

    ロシア貴族の血を持つ男。
    日本の軍人を捕まえて「死後の恋」を語る。
    独白体形式。

    ロシア革命直後、ウラジオストク。
    親から譲り受けた見事な宝石を隠し持つ、美しい少年兵との関わり。

    分隊は壊滅、絶命する仲間。
    少年兵と偽っていた少女は、生きたまま蹂躙され内臓に宝石を撃ち込まれていた。
    圧倒的、高圧的、夜の森。
    凄惨な死体の内側に輝く宝石。

    アナスタシア内親王殿下!


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    2024年03月11日