夢野久作のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ夢野久作先生らしい、「人」の持っている恐怖を扱った作品集だと思った。また、人によって解釈の方法があるのも夢野先生らしいと感じた。先生が考える背景を理解できなかったので、様々な人の解説記事を読んでみたけれど、実に様々な解釈があって面白かった。特に『瓶詰地獄』は面白かった。
『死後の恋』はよくわからなかった。『悪魔祈祷書』は、店主の嘘(?)をずっと独白するということかな。『支那米の袋』は、とってもよくできていると思った。人間の残虐性や非情さがもっともわかりやすく著している作品だった。
『難船小僧』は、よくわからなかった。とりあえず、迷信を恐れないでやったから良かったということかな。
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Posted by ブクログ
夢野久作氏の代表作を3つ網羅したが・・・
普通の本屋で他の作品って売ってるのかな。
いいよね。あの明治あたりのハイカラ文化の雰囲気。
豪傑な九州男児の悶着は、ちょっと雰囲気違うけど、文体の心地よさは健在。すき。
子どもが主人公の作品は、映像での作品化は難しいのではないかと思う。
「子どもは子どもにしかなり得ない。」
複雑な感情の機微を演技に置き換えていくにはきっと経験値が足りなくて、客観的にしかとらえられないからじゃないかと思う。
それをあえて映像に挑戦するなんて野暮なことはしないで、
だからこそ、小説を、漫画を読む意味を考え、味わいたい。
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Posted by ブクログ
ネタバレあるロシア軍人が話しかけてくる。
彼に起こった出来事とは。彼が囚われた死後の恋とは何なのか。
絵師さんのイラストがとてもきれい。
ロシア軍人の彼は何故、誰かに死後の恋があると信じて欲しいのか。
彼は死に場所を探しているのかな、と思った。その前に第三者に自分に起きたことを知ってもらいたかった。より突き詰めて言うと、アナスタシア姫君が存在していた事を誰かに覚えていて欲しい、という事だったのかな。
彼自身がずっと覚えて生きていくのも一つの手立てだが、話から察するに彼自身は精神が弱く、耐えきれない。だから他の人に託そうとした。でも、それが上手くいかない。
もしかしたら、アナスタシア姫君は彼に生きて -
Posted by ブクログ
物語の世界に入り込むまでは、やや読みずらさがありました。
しかし読み進めるうちに全くもって夢野久昨の世界に入り込んでしまって、もう出口が分からない感じですね。
私はけむりを吐かぬ煙突がいちばん好みでした。この後味のわるい、どうやって解釈して物語を終わるのがいいのだろうか、というような。
そして最後の女坑主も強烈ですね、
もはや夢野ワールドからの出口なんて求めてない、疲れるけどずっとこの世界に浸っていたい、みたいな感じです。
中毒性のある作家さんだなと思ってます。
死後の恋が1番好きですが、やはりどの作品も心をガッチリ掴まれますね。
シッカリ読書した!という感覚があります。