夢野久作のレビュー一覧

  • 夢Q夢魔物語

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    ムマモノガタリヘ、マ・ミ・ム・メ・モウ!

    <収録作品>
    【魔】の章
    血潮したたる(猟奇歌1)/月蝕/髪切虫/黒い頭/鼻の審判/権威と使命/スフィンクス/呪われた鼻/鉱物式や植物、動物式の性格/無限大の呪い/茶番神楽/定型の根本義/顔

    【魅】の章
    うごく窓(猟奇歌2)/微笑/青ネクタイ/光明か暗黒か/クチマネ/キキリツツリ/変態性欲とヘアピン/二匹の白い蛾/案内書の秘密/少女のレター/少女誘惑ラムプ団/不良少女享楽団長/瓶詰地獄

    【夢】の章
    見世物師の夢(猟奇歌3)/犬と人形/虫の生命/白椿/青水仙、赤水仙/正夢/或夜の夢/空地/ビルディング/工場/空中/街路/病院/七本の海藻/硝子世界/卵/章魚のお化

    【冥】の章
    白骨譜(猟奇歌4)/縊死体/線路/亡魂の錯覚/二人の幽霊/兄貴の骨/赤い松原/ツクツク法師/三つの眼鏡/哀れな兄弟/江戸を呪う隅田川/群れ飛ぶ都鳥/一年後の死骸臭/福岡の盂蘭盆

    【妄】の章
    精選二十首(猟奇歌5)/書けない探偵小説/崑崙茶

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    2018年05月16日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

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    夢野久作さんがすき!
    ホノジロトヲジさんのイラストも好き!
    な、私にとってこんなにも嬉しい本はないです。
    ありがとうございます…!!

    *

    挿絵は20枚ほど収録されていて、全て描き下ろしです。
    見開きページの迫力、美しさは息を呑むほど…。
    各ページによって文字や紙の色に違いがあって、ページをめくるたびにドキドキしました。

    描かれる無人島の兄妹は西洋のお人形風で華奢な美男美女。
    耽美で繊細な線や色合いから、彼らの住まう無人島が現世から切り離された小さな楽園。という世界観も、鮮烈に伝わってきます。どちらかと言うと、あまり夢野久作作品からは想像もつかないような雰囲気なので読む人によっては違和感を感じるだろうけど、好きか嫌いか。そこだけは好みの問題でもあるのかなぁ…と思いました。

    イラストレーターさんが約90年も昔の作品を新たな装いで、現代に再び蘇らせてくれた…!この本を通して、夢野久作作品に興味を持つ人がもっと増えてくれればいいなぁ。

    他のシリーズの作品も気になってきたので、
    また手に取ってみようと思います。

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    2018年01月03日
  • 犬神博士 アニメカバー版

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    最近はまっている夢野久作さんの代表作の一つです。
    でも、内容は夢野さんらしくなく、いたって普通の悪を倒すって感じでした。それがかえって新鮮だったのかもです。
    それでも独特の文章は相変わらず。それにはまってしまうのです。
    (2014/06/06)

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    2016年08月21日
  • 押絵の奇蹟

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    知らぬ間に角川文庫に追加されていたので読んでみた。短編3つでいずれも主人公の告白文のような形式で綴られている。
    蠱惑的な女性の存在感は他の作品の方が強い気もするが、主観で語られる故の真実か妄想かわからないまま進む物語はドグラ・マグラに通ずるようで面白い

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    2014年05月23日
  • 犬神博士 アニメカバー版

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    夢野久作がこんなにもかわいい冒険活劇小説を書いてるとは驚いた。
    とにかく、主人公の一見美少女の美少年チイの超能力を駆使した大冒険がとにかく胸が躍ります。

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    2014年05月14日
  • 犬神博士 アニメカバー版

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    忠義、慈愛、非人道、そういった概念がチィには理解できない。むしろそういったもののために社会の大人たちが右往左往して全く要領を得ないことに苛立つ。読みどころはこの辺かなと思う。完成していれば間違いなく日本を代表する文学作品の一つに挙げられただろう。逆に未完の美もあるだろうけども。

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    2014年02月24日
  • あやかしの鼓 夢野久作怪奇幻想傑作選

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    ネタバレ

     夢野久作先生らしい、「人」の持っている恐怖を扱った作品集だと思った。また、人によって解釈の方法があるのも夢野先生らしいと感じた。先生が考える背景を理解できなかったので、様々な人の解説記事を読んでみたけれど、実に様々な解釈があって面白かった。特に『瓶詰地獄』は面白かった。

     『死後の恋』はよくわからなかった。『悪魔祈祷書』は、店主の嘘(?)をずっと独白するということかな。『支那米の袋』は、とってもよくできていると思った。人間の残虐性や非情さがもっともわかりやすく著している作品だった。

     『難船小僧』は、よくわからなかった。とりあえず、迷信を恐れないでやったから良かったということかな。

     ほかの収録作品は、『幽霊と推進機』・『怪夢』・『白菊』・『いなか、の、じけん』・『木魂』・『あやかしの鼓』だった。

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    2013年10月18日
  • ドグラ・マグラ(まんがで読破)

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    原作は意味がわからなくて上巻でなげたが、漫画版読んだらようやくわかった。

    心理遺伝は信じる方なので。
    てかリンクが上手い。結果的に○○が一郎の母を殺したことにより、皮肉にも心理遺伝が実証されたことを暗に示しているあたりが。

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    2011年02月26日
  • あやかしの鼓 夢野久作怪奇幻想傑作選

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    「死後の恋」
    兵隊。宝石。没落貴族。木にくくりつけられた死体。アナスタシヤ。

    「瓶詰め地獄」

    「悪魔祈禱書」
    古本。教授。

    「支那米の袋」
    美しいロシア娘。船の男たち。騙された女たちの発狂。

    「難船小僧」
    船を沈めるSOSボーイ。

    「幽霊と推進機」

    「怪夢」

    「白菊」
    逃亡中の強盗。人形の並んだ月夜の部屋。西洋少女。

    「いなか、の、じけん」

    「木魂」
    数学者。鉄道線路。死んだ妻と息子。

    「あやかしの鼓」

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    2010年10月24日
  • あやかしの鼓 夢野久作怪奇幻想傑作選

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    久作短編集のなかでも入手しやすさが魅力。乱歩が感心したという「白菊」他11編収録。この魅力を味わうと、何としても全集を蒐集したくなる。

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    2010年10月29日
  • 脳Rギュルー脳或公使ー

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    あの「ドグラ・マグラ」で有名な夢野久作の原作に佐藤大が手を加え、
    ファンタジックでノスタルジーな独特のイラストを描くトミイマサコが
    それを絵に起こした奇跡のコラボレーション。

    一読の価値は有る。

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    2010年08月09日
  • ちくま日本文学全集夢野久作

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    「氷の涯」の終盤のニーナの独り語りが凄い好き。半世紀以上前の小説とは思えないスピード感。
    「人間腸詰」もやっぱり面白い。
    日中露のゴタゴタした感じがたまらん。

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    2010年05月17日
  • 犬神博士 アニメカバー版

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    この人の本は、昔の言葉、
    しかも今作に至っては九州弁でかかれているのに、
    グイグイと引き込まれてしまう。

    話もあっちいったり、こっちいったりするくせに
    わかりやすい。
    皮肉っぽいし、馬鹿馬鹿しいところもある。

    オチもわかりにくくなっている。
    でも、とても面白い。

    これはすごいと思った。

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    2010年03月15日
  • 犬神博士 アニメカバー版

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    子供の活躍する小説は大抵どこかに厭味があるものであるが、この小説はただただ痛快である。手放しでチイの活躍を応援したくなる。それはおそらく夢野久作自身が心底憧れて造形したキャラクターだからなのであろう。純粋で高潔な子供など現実には存在しないのである。

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    2010年01月04日
  • 犬神博士 アニメカバー版

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     夢野久作氏の代表作を3つ網羅したが・・・
     普通の本屋で他の作品って売ってるのかな。

     いいよね。あの明治あたりのハイカラ文化の雰囲気。


     豪傑な九州男児の悶着は、ちょっと雰囲気違うけど、文体の心地よさは健在。すき。


     子どもが主人公の作品は、映像での作品化は難しいのではないかと思う。

     「子どもは子どもにしかなり得ない。」
     複雑な感情の機微を演技に置き換えていくにはきっと経験値が足りなくて、客観的にしかとらえられないからじゃないかと思う。

     それをあえて映像に挑戦するなんて野暮なことはしないで、

     だからこそ、小説を、漫画を読む意味を考え、味わいたい。


     

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    2009年11月03日
  • ドグラ・マグラ(まんがで読破)

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    まんがでも難しかったですが、楳図かずお風の絵が よかったです。
    読んでみたかったのでまんがで読めてよかったです。

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    2009年10月07日
  • ちくま日本文学全集夢野久作

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    夢野久作の短編集。

    ドグラ・マグラが読んでみたいなと思っていたが、つまらない作品だと時間の無駄なので、手始めとして短編集を読んでみた。

    正直ストーリーの組立などは現代小説のほうが上手だけれども、独特の言い回しや文体など恐ろしく魅力的な作品だと思う。

    古くても寂れない名作とはこの小説のような存在のことを言うのだろう。

    この短編集の中の「人間腸詰」が軽妙でもあり、グロくもあって中々に素敵だった。

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    2009年10月04日
  • ちくま日本文学全集夢野久作

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    なんといっても「氷の涯」なのですね。ラストが必見です。夢野久作が書簡体や一人称語りなどを魅力的に使用していることが「瓶詰地獄」などでうかがえたりします。

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    2009年10月04日
  • 空を飛ぶパラソル

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    インスタグラマーさんが作家を紹介していたので初めて読んでみました。
    短編集なのだけど、表題作が1番グロくて昔の口語?が多く難易度高かった!
    全編通してまさに表紙のイラストがピッタリの雰囲気でした。
    江戸川乱歩にも通じる、狂気をかいた話が面白かった。
    「キチガイ地獄」が、最初は話し言葉なのにいつの間にか第三者視点になっていて、どうなるんだ〜?と思っているとまた話している人の視点に戻って、じゃあこの人は誰……????と、小説ならではの混乱が面白かった!
    書かれたのが古いから単に時代の差なんだけど、物珍しい人を近所の人気にしすぎだろ!と思った!珍しい人が来たらすぐ野次馬しに行くの、どんだけ暇なんだとか娯楽がないのかとか、思った笑笑
    実家で同居していたうちのばあちゃんも、周りの噂話したりわざわざ恥ずかしいよ…と思うことようなことを見たり聞いたりしていたので、昔の人の気質なのか…?感覚の差かな、と思った。

    あと解説で「夢Q」と呼ばれていて、そんなオバQかよ…と思ったけど、実際にそう呼ばれてた……???んですかね???解説の人が突然親しみ込めてあだ名呼びしてるのかと思った笑笑

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    2026年09月08日
  • ドグラ・マグラ(上)

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    ひたすらによく分からん、
    けど不思議な魅力で読み耽ってしまう、
    この作品に出てくる精神医学に関する資料、こんなにも納得感を抱かせてくれるのは驚いた。
    ただ、そこで挫折する人は多いと思う。
    それを乗り越え下巻まで辿り着いたら、驚きと納得で感情を揺さぶられる。

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    2026年08月21日