夢野久作のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ムマモノガタリヘ、マ・ミ・ム・メ・モウ!
<収録作品>
【魔】の章
血潮したたる(猟奇歌1)/月蝕/髪切虫/黒い頭/鼻の審判/権威と使命/スフィンクス/呪われた鼻/鉱物式や植物、動物式の性格/無限大の呪い/茶番神楽/定型の根本義/顔
【魅】の章
うごく窓(猟奇歌2)/微笑/青ネクタイ/光明か暗黒か/クチマネ/キキリツツリ/変態性欲とヘアピン/二匹の白い蛾/案内書の秘密/少女のレター/少女誘惑ラムプ団/不良少女享楽団長/瓶詰地獄
【夢】の章
見世物師の夢(猟奇歌3)/犬と人形/虫の生命/白椿/青水仙、赤水仙/正夢/或夜の夢/空地/ビルディング/工場/空中/街路/病院/七本の海藻/硝子世界/卵/章魚のお化
【冥】の章
白骨譜(猟奇歌4)/縊死体/線路/亡魂の錯覚/二人の幽霊/兄貴の骨/赤い松原/ツクツク法師/三つの眼鏡/哀れな兄弟/江戸を呪う隅田川/群れ飛ぶ都鳥/一年後の死骸臭/福岡の盂蘭盆
【妄】の章
精選二十首(猟奇歌5)/書けない探偵小説/崑崙茶 -
Posted by ブクログ
夢野久作さんがすき!
ホノジロトヲジさんのイラストも好き!
な、私にとってこんなにも嬉しい本はないです。
ありがとうございます…!!
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挿絵は20枚ほど収録されていて、全て描き下ろしです。
見開きページの迫力、美しさは息を呑むほど…。
各ページによって文字や紙の色に違いがあって、ページをめくるたびにドキドキしました。
描かれる無人島の兄妹は西洋のお人形風で華奢な美男美女。
耽美で繊細な線や色合いから、彼らの住まう無人島が現世から切り離された小さな楽園。という世界観も、鮮烈に伝わってきます。どちらかと言うと、あまり夢野久作作品からは想像もつかないような雰囲気なので読む人によっては違和感を感じるだろうけど、好きか嫌いか。そこだけは好みの問題でもあるのかなぁ…と思いました。
イラストレーターさんが約90年も昔の作品を新たな装いで、現代に再び蘇らせてくれた…!この本を通して、夢野久作作品に興味を持つ人がもっと増えてくれればいいなぁ。
他のシリーズの作品も気になってきたので、
また手に取ってみようと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ夢野久作先生らしい、「人」の持っている恐怖を扱った作品集だと思った。また、人によって解釈の方法があるのも夢野先生らしいと感じた。先生が考える背景を理解できなかったので、様々な人の解説記事を読んでみたけれど、実に様々な解釈があって面白かった。特に『瓶詰地獄』は面白かった。
『死後の恋』はよくわからなかった。『悪魔祈祷書』は、店主の嘘(?)をずっと独白するということかな。『支那米の袋』は、とってもよくできていると思った。人間の残虐性や非情さがもっともわかりやすく著している作品だった。
『難船小僧』は、よくわからなかった。とりあえず、迷信を恐れないでやったから良かったということかな。
ほかの収録作品は、『幽霊と推進機』・『怪夢』・『白菊』・『いなか、の、じけん』・『木魂』・『あやかしの鼓』だった。 -
Posted by ブクログ
夢野久作氏の代表作を3つ網羅したが・・・
普通の本屋で他の作品って売ってるのかな。
いいよね。あの明治あたりのハイカラ文化の雰囲気。
豪傑な九州男児の悶着は、ちょっと雰囲気違うけど、文体の心地よさは健在。すき。
子どもが主人公の作品は、映像での作品化は難しいのではないかと思う。
「子どもは子どもにしかなり得ない。」
複雑な感情の機微を演技に置き換えていくにはきっと経験値が足りなくて、客観的にしかとらえられないからじゃないかと思う。
それをあえて映像に挑戦するなんて野暮なことはしないで、
だからこそ、小説を、漫画を読む意味を考え、味わいたい。
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Posted by ブクログ
インスタグラマーさんが作家を紹介していたので初めて読んでみました。
短編集なのだけど、表題作が1番グロくて昔の口語?が多く難易度高かった!
全編通してまさに表紙のイラストがピッタリの雰囲気でした。
江戸川乱歩にも通じる、狂気をかいた話が面白かった。
「キチガイ地獄」が、最初は話し言葉なのにいつの間にか第三者視点になっていて、どうなるんだ〜?と思っているとまた話している人の視点に戻って、じゃあこの人は誰……????と、小説ならではの混乱が面白かった!
書かれたのが古いから単に時代の差なんだけど、物珍しい人を近所の人気にしすぎだろ!と思った!珍しい人が来たらすぐ野次馬しに行くの、どんだけ暇なんだとか娯楽がないのかとか、思った笑笑
実家で同居していたうちのばあちゃんも、周りの噂話したりわざわざ恥ずかしいよ…と思うことようなことを見たり聞いたりしていたので、昔の人の気質なのか…?感覚の差かな、と思った。
あと解説で「夢Q」と呼ばれていて、そんなオバQかよ…と思ったけど、実際にそう呼ばれてた……???んですかね???解説の人が突然親しみ込めてあだ名呼びしてるのかと思った笑笑