野口聡一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
メンタル的に弱っているときに助けになる本。
近しい書籍を何冊も読んでいるので特に目新しいことはなかった。
燃え尽き症候群になるほど何かに打ち込めたわけでもない自分には不相応だったのか。。
でも野口さんの人格は素晴らしいとかんじた。
・他人の価値観や評価を軸に生きない
・自分がやりたいことは何か、何が好きで、何が大事で、何ができるのか。自分はどういう人間なのか、どう生きるかを考える
・自分の人生は自分で動かすことができる
・嫌だと思うこと、生きづらさを感じることをどんどん書き出してみる。それをひっくり返していけば自分がどうありたいか、何をやりたいかが分かるかもしれない
・夢を見ることが、本当に -
Posted by ブクログ
誰が見てもすごいと感じる偉業を成し遂げていても「期待に応えなければならない」と思い続けてしまうんだなと驚いた。
それは同時に「何を成すか、成さないか」ということではなく、心の持ち様でもあるということでもあって、その点には少し救われる思いがした。
何かができる自分、ではなく、できなくても認められる自分を作っていきたいし、それは環境は大事だけど、周りの評価とは関係なく作っていけるものなんだなと思った。
メモ
生きづらさを感じるのはそれが自分に合っていないから。原因が外側にあるのか、内側にあるのか、丁寧に見ていく。
嫌だと思うことを紙に書いていく。
それをひっくり返してみる。 -
Posted by ブクログ
宇宙という空間で「究極中の究極のテレワーク」を3度経験して帰還した野口聡一さんの本。コロナ禍から当たり前になったテレワークをどうしたら良くなるか?に焦点を当てて、さまざまなアドバイスが綴られている。
ただ、仕事術という面では個人だけで解決できる問題ばかりではないため、全てが参考にできるかというと理想論で止まってしまうなーという部分もある。
宇宙兄弟が好きなので、個人的には宇宙でどんなお仕事をしていたのか、どんな働き方だったのかという点が面白かった。宇宙に興味がある人に特におすすめ。
個人的なメモ
・ノンバーバル・コミュニケーションが効かないところでは、伝える側と受け取る側との間で、別の解 -
Posted by ブクログ
最近のニュースで、日本人初の宇宙飛行士秋山さんが〈宇宙よりも土いじり〉みたいなことを言われていたのが印象に残っていて、ふと、人間は「土から離れて生きられないのよ」という『天空の城ラピュタ』の有名なセリフを思い出しました。(あ、いえ本書はとても面白かったので決して誤解されませんように)
感想
1.宇宙飛行士のリアルがよくわかった
2.人間の〈業〉も改めてわかった
3.地球で生きる意味も考えた
◯ ◯ ◯
「闇が襲ってくる」とは宇宙飛行士ならではの表現じゃないでしょうか。自分は高所恐怖症なのでそこまで宇宙に行きたいとは思わないのですが、野口さんは、そこは未知の世界だからと言い、矢野さんは、国境がな -
Posted by ブクログ
宇宙でのテレワーク 指示→承認→責任
手順書=宇宙飛行士と地上の契約書
リーダーは 全員を満足させるのではなく、不満のバラツキをなくす
ダイバーシティ 同じ問題に様々なアプローチ
Truth is negotiable 真実は交渉可能 主張して勝った説が定説となり、真実になる
We-They Syndrome 対立 悪い流れを断ち切るTimeout
Situational Awareness 周囲の状況理解と把握
J-SSOD 放出事業 無人補給線で運んだ衛星を「きぼう」のロボットアームで放出
Space X 1社生産体制 宇宙服の縫製まで内製
Task oriented 目的達成 -
Posted by ブクログ
★最近あこがれが募る★子供向けに平易な文章とし漢字には振り仮名をつけた書籍だが、宇宙の近さや船内の様子、心構えなど大人でも十分面白い。宇宙服の野口氏がステーションの先っぽに立つ姿は本当に美しい。漫画「宇宙兄弟」にひかれるせいもあるが、いまごろになって宇宙飛行士をうらやましく感じる。成し遂げたことだけでなく、宇宙を目指そうと思い続けたこころざしの強さに。野口氏は小さいときに転校を繰り返し、新しい集団に入って適応し自らのポジションをつくることに慣れていると自己分析する。私にもとても力強い言葉だ。ポイントは、まず暗黙のルールを観察し、次に自分からアクションを起こしてグループに溶け込むことという。