野口聡一のレビュー一覧
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3度も宇宙へ行った野口さん、おごることなく、コロナ化で人とのつながりが薄くなった人たちの悩みは、宇宙での生活と同じと共感してくれる。その心意気がすごい。
深い経験をされているから、共感にも深みがある。
共感、ハートを開く、相手へのリスペクト。この3つはこれからの時代、ますます大事になる。
宇宙飛行士の仕事術を、一般の仕事にあてはめる。
•言葉できちんと伝える、言語化力の大切さ
•リーダーは、メンバー全員の不満のバラツキをなくす役目
•チームメンバーそれぞれの立ち位置を見る観察力と自分の役割の客観視の必要性
自分はいつでも世界とつながれる。つながっていけるという気持ちが大事。
視点を高くもち、新しい解決策を見つける。常識はどんどん変わる。新しい「宇宙」という場所に飛び込む勇気をもとう。諦めることはない。いつだって挑戦できる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ宇宙飛行士 野口聡一さんが3回目の宇宙飛行であるISSでの仕事やチームワークについて書かれた一冊。手順書が命、明確な優先順位付け、指示は直接的かつ的確に、ホウレンソウよりも現在は「指示、承認、責任」が重要。リーダーの役割は全員を満足させることではなく、全員の不満にバラツキがないようにすること、等々自分の仕事に応用できることも多々あり勉強になった。
いちばんインパクトがあったのは、揺るぎない目標は「全員で生き抜く」こと、半分だけが生き残ることはない…確かにそうなのだろう。宇宙で仲間の犠牲の上にヒーローだけが生き残るのは映画の世界だけだ。
また、野口さんがもう55歳で、引退に関する話にも触れているのが興味深かった。
編集者の意向なのか、無理やり「究極のテレワーク」に結び付けている感じがしたので少し減点。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ空間識失調
宇宙では筋肉が重力を感じないので自分の手足の位置がわからない。
耳石の縦方向センサーも働かない。視覚の横方向も基準がない。
指先
音は伝わらないが振動が伝わる。
温度は伝わらないがグローブのシリコンの硬さで温度変化が伝わる。
ISSのトラスを触り水平がわかる。
Memorial Trees
NASAジョンソン宇宙センター 事故死した人の木。
スペースシャトル 135回の飛行、2回の事故で14人が命を落とす。
60年間で 570人が宇宙へ行っている。
ISS
45分ごとに昼と夜 3か月ごとの補給 高度400km
片道6時間でISSへ。以前はソユーズで片道2日。最短で3時間も可能。
ISSへの輸送費用5800万ドル(ボーイング スターライナー)
ISSは無機質でグレーの世界。色も、動くものもない。
地上のほうが圧倒的に刺激的。
宇宙服
14層 120kg 0.3気圧の酸素 3時間かけて着る。7時間の船外作業に耐える。
下着は水冷式。
酸欠では苦しくなる前に意識がなくなる。
スペースX
実績と革新 変化への対応とスピード感ある実際のオペレーション。
100%内製化、開発から打ち上げまで同じメンバー(スペースシャトルは分業)
クルードラゴン
全自動でISSとドッキング
液晶パネルの操作+物理ボタン、
インテリアもヘルメット一体式の宇宙服も、白と黒
満足感よりも、全員の不満にバラツキが出ないことを目指す。
活動を止めることによる目に見えない社会的精神的マイナス。
状況に応じ、プロとしてできることをやる。小さい積み重ね。
多様性は強靭さにつながる。
矢野顕子
視力が弱く、手術するまで、
月が一つに見えない、星も見えなかった。
聴力に優れ、声で人を区別していた。
音で部屋の広さや車のエンジンの調子を知る。
ニューヨークでは何で有名かではなく、何ができるのか? -
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宇宙から見ると、地上の「あたりまえ」が通用しなくなる。ぼくたちが、学校や住んでいる町で通用する常識や人間関係、それを守って生活する方が楽かもしれないけれど、ときには、ぼくを苦しめることもある。
そんなとき、外の世界に目を向けることで、救われることは、きっとある。それまでわからなかったすばらしさやかけがえのなさを、実感できたりする。
その外の世界の先にあるのが「宇宙」だ。
野口聡一さんの宇宙生活十五日間の体験。
宇宙での食事、遊び、電子ピアノ、死の世界に包まれた「生」など、心ゆさぶられることばかりだった。
なぜ宇宙に行くのか?
コロンビア号の事故のあと、その意味を真剣に考え、自分と向き合ったから出てくる言葉は、深みがあり、重い。アリさんストーリーなど、刺激的だった。宇宙へ、大空を見上げたくなる。 -
Posted by ブクログ
宇宙飛行士の野口聡一さんが子供を対象に宇宙飛行士の仕事や意義、宇宙で感じたことなどを説明した本。
子供の時の経験が今の自分にどう生かされているかについても書かれているので、子供にもわかりやすいのではないかと思った。
新しくて全然知らない集団に一人で入って徐々に適応してその集団の中で自分のポジションを獲得するコツは、まずはよく見ること。そしてみんなが何に興味を持っているかのか、どんなやり方でやっているのか、集団の「暗黙知」を観察する。その次は、自分からアクションを起こしてグループに溶け込んでいくこと。それをしないと「傍観者」でおわる。
宇宙飛行士に必要な3つのこと
冷静であること
目の前のことだけではなく、全体像をつかむこと
細かいことにくよくよしないこと
これは、宇宙飛行士ではなく、全ての人に重要なことだと思った。