野口聡一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
NY在住のミュージシャン・矢野顕子さんが、宇宙飛行士・野口総一さんに宇宙のことをたずねる対談本です。矢野顕子さんは宇宙に行きたくて行きたくて、宇宙飛行士になるために必須の「水泳」を、それまでは金づちだったのにがんばられて習得されたそうです。宇宙に関する知識・情報集めや勉強も盛んで、だからこそ、野口総一さんに対する質問が初歩的だったり表面的だったりせず、そればかりか質問自体からも教えられるものがあるレベルにありながら、そんな低くないレベルの質問に答えてくれる野口さんの発言も真正面から真摯なものなので、お互いのやりとりに読ませるものがあるのでした(たぶんに、お二人から様々な方向へ飛び交う言葉を、う
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Posted by ブクログ
野口聡一さんがめちゃくちゃ聡明でめちゃくちゃ人格者で、めちゃくちゃ宇宙も地球も人間も愛してるんだなと感じた1冊。
宇宙は命の存在をゆるさないからこそ人間の命や生命活動は美しく、その人間が生きて創っていく地球は美しい。
地球にも人間にも絶望することばっかりだったけど。。。宇宙からみたら国と国に国境なんてなくって、海に森に大地に命が生きているこの星はすごいところなんだなと、私が人間として地球に今生きていることが少しだけ誇らしくなりました。
忙殺の12月すぎて心死にかけてたけど、宇宙からみたらそんな私の悩みも考えてることもちっぽけだなあと思ってにこにこできた!
お正月ゆっくりできた時に読めてよかっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ地球が眩しすぎて、地球が昼の間は宇宙空間は真っ暗闇であること。
100%死の世界である宇宙空間にいると、100%生の世界である地球に躍動を感じること。
死の側から見ると、地球の命は特別だと感じられること。
地球に命があるのは偶然が重なった結果で、即ち奇跡であること。
命は危ういバランスで成り立っていること。
地球から離れて宇宙空間から地球を見るという「離見の見」によって、生きている地球を、地球の尊さを感じられること。
野口さんの分かりやすい説明によって、宇宙について様々なことを知ることができた。
常に新しいことに挑戦し続けている野口さんに感銘を受けた。
この本を野口さんがISSに滞在している -
Posted by ブクログ
とても興味深く読めました。
私は矢野顕子さんのファンで、彼女が宇宙に対して並々ならぬ思いを抱いているのは知っていました。どんな思いなのかを知りたくて読んだのが理由です。
それも面白かったですが、野口宇宙飛行士の宇宙飛行についての思い、死と隣り合わせの空間での作業で感じること、今後の宇宙開発な宇宙産業についての考えなど、報道されてる事は一部の表面的な事で、その奥には色々な考えや思いがあって、そこがとても素晴らしかったです。
おそらく矢野顕子さんが、宇宙について勉強していて、自分の考え方や想像などあったからだと思います。
今はTwitterで野口さんから送られる写真を楽しみする毎日です。
宇宙には -
Posted by ブクログ
野口さんの講演会に行ってきました(^_^)
以前にこの本を読んでとてもよかったので
野口さんにはとても親しみを感じていました
講演会の内容です
前半はJAXAに関する紹介と
以前に滞在したISSの様子をまとめたムービーでした
後半は、宇宙飛行士になるための資質について
知識があること、迅速に対応できること
異文化への対応など
その中にアウトリーチというのがあったんです
自分のやっている事を他にわかってもらう
つまり、説明責任って言うのかな
これらって、今の自分たちにも
当てはまることなんですよね
資質は、訓練によって得られるもの
予定通りに行かなかったときに
何があるか?違う視点を見つけ -
Posted by ブクログ
最近、コミックの宇宙兄弟にハマッたことがきっかけで宇宙関連の本を手にとるようになりました。
この本はわたしのような宇宙初心者には最適!だと思います。
1章はスペースシャトルやISS内のこと、宇宙での生活のことが詳しく書かれていて興味深かったです。2章は野口さんの簡単な自伝といった感じでした。
この著書で野口さんはしきりに、「近いうちに宇宙がもっと身近なものになる!」と書かれていましたが、わたしもそうなってくれたら本当に素晴らしいと思います。
自分が住んでいる地球をこの目で見られたら……一体どんな気持ちになるのか。
宇宙開発がより進めばいいなと思うと同時に、わたしもそれに貢献できたら…と