大前粟生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分がどうしようもない嫉妬をぬいぐるみに聞いてもらった経験があって、題名に共感した本。
思ってたより深い、というか共感はできなかった。(考えがそこまで及ばなかった、、)私はどちらかというと繊細な人を無意識に傷つけたりしちゃう人間な気がするから気をつけないとって思った。
The男子(こんな言い方したらダメかもやけど)って考え方じゃない七森みたいな人おりそうやし男ノリに嫌悪感抱いちゃうのがリアルだな〜と思った。
七森とか麦戸ちゃんみたいに自分が被害者じゃない事件でもそれがトラウマになって『こうゆう社会の中でどうやって今まで生きてきたんだ』って思っちゃう人本当にいそうだな。自分は今たまたまそんな状 -
Posted by ブクログ
ネタバレかわいい表紙を見て、小さいころたくさん遊んだ、実家に置いてきちゃったぬいぐるみたちのことを思い出した。
くまちゃんはどこに行く時も一緒だったなー、
ペンギンくんは黒いシミができて
アザみたいだったから絆創膏貼ってたなあ…
大きいクマは、寝るときよく抱っこしてたな〜
言ってしまえばぬいぐるみは物だけど、
大好きな友達だった。
この本を読んで、全員は無理でもせめて何匹か今の家に連れてきたくなった。(でもそれだと残留メンバーがかわいそうか…)
「たのしいことに水と気づく」も好きな話だった。ハッピーエンドで、読んだ時ぶわっとうれしくなった。
あと、"たかが結婚でわたしのこと
変えられると思 -
Posted by ブクログ
ぬいぐるみとしゃべる人は"繊細"なら9割方あっていると思う。
これを読んで、繊細と優しさの違いを考えてしまった。
繊細な人は繊細な人にとっては優しい。それは大体間違い無いと思う。
ただ、傷ついているのになんでか教えてくれないのは、寂しいし逆に優しくないと思ってしまう時は正直、かなりあるかも…
寄り添いたいのに寄り添わせてくれない、拒絶感を感じてしまう。
しっかり傷ついた理由を聞けば、基本理解はできるだけに…
(白城さんには割と共感するかも)
優しさってなんだろうと考える。
寄り添うだけが優しさでもないだろうし。
ただ、この本が多く読まれて評価される時代。
みんな繊細なところ