きみだからさびしい

きみだからさびしい

小説・文芸
1,500円 (税込)

7pt

僕の愛する恋人には、もう一人恋人がいる――
対等でありがたいともがき、傷つけませんようにと願う。
“恋がしづらい”この世の中で、20代から圧倒的支持を集める俊英、初の長編!

町枝圭吾、24歳。京都市内の観光ホテルで働いている。
圭吾は、恋愛をすることが怖い。自分の男性性が、相手を傷つけてしまうのではないかと思うから。
けれど圭吾には、好きな人がいる。二条城で毎日ランニングをしている、あやめさんだ。

想いを告げたら、あやめさんはこう言った。
「わたし、ポリアモリーなんだけど、それでもいい?」
ポリアモリーとは、複数の人とオープンな恋愛関係をもつこと。
あやめさんのことは丸ごと受け入れたい。だけど……

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    きみだからさびしい
  • タイトルID
    :
    1087974
  • ページ数
    :
    200ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年02月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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きみだからさびしい のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    恋愛にはいろんなかたちがあって、人の数だけ種類がある。いろんな種類があるわけなんだから、それをわざわざカテゴライズしなくてもいいと思うけど、カテゴライズされることで安心するところがあるのもたしかで。人間ってややこしいな〜って思う。多様性、他人を受け入れること、って昨今当たり前になってるけど、言葉にするのは簡単でも、実際自分の身に降りかかってみるとどうしたら正解なのかわからなくなりそう。でもどうしたらいいのか考えて、悩んで、相手を思い遣って、それから自分のことも大事にすることが必要なのかも、と思いました。圭吾くんいい人すぎるよ〜と思ってたけど第三部ずいぶん人間らしくて同じ人間でも恋愛するとこんなに変わるんだって思った。視点がころころ変わるのに、不思議と読みやすかった。

    0
    2025年04月09日

    購入済み

    愛くるしい人々

    大前さんの小説の登場人物ってとにかく可愛くてこわれやすくて、愛くるしい!と思います。
    おもろい以外〜、ぬいしゃべと読んできましたが、
    この作品はその可愛さが最もいい形で活かされているのでは。
    ふたりにうまくいってほしいけど、あやめさんに自分に正直にいてほしい気持ちもわくし……と、
    友達の恋バナを聴いているような気分で読み進めました。

    #胸キュン #切ない

    0
    2025年03月03日

    Posted by ブクログ

    恋愛の形が違う二人。
    人はそれぞれ違うからと相手の気持ちを察して行動する主人公。
    生きていてくれるだけで幸せ、なんて無償の愛に近い。
    優しい彼が、ぴたっとはまる相手にいつか出逢えたらいいと思う。

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    ここが良かった、このセリフが胸を打ったとか、そういうものを残しておけないくらい引き込まれて読んだ。
    あやめの不自由さや孤独、そのおもてにあるような快活さが好きだし、圭吾がお化けから始まり葛藤をじっくり炙るように燃させながらひとつ結論を得るまでが好きだし、青木の「おまえが幸せにならないと私は……」とか元木の「誰だって自分の信じたい考え方に洗脳されに行っているだけ」とかは手を固く握りたい衝動を得た。
    ポリアモリーという言葉が出て、それについてもじっくり扱っているが、それに限らずとにかく愛についての話。ひとがひとを愛そうとすることをとにかく言語化した物語だった。

    0
    2023年04月09日

    Posted by ブクログ

    最近自分のセクシュアリティについて考えることがあり、ポリアモリーについて知りたくてしらべてこちらを読みました。

    結果的に何か分かったか、というと私自身何か明確な答えを見つけられた訳では無かったけど、
    登場人物がそれぞれ感じていること、思っていること考えていることに共感したり、たまに共感できなかったり、これはあの人っぽいなと思ったり……友達の話を聞いているような感覚で読めました。楽しかったです。

    ポリアモリーについてのことはもちろんですが、それらとは関係なく読んで良かったと思います。

    0
    2022年12月31日

    Posted by ブクログ

    素敵
    なんというか、とてもよくわかると思ってしまったらこの本の意味が無いのかも知れないけど
    でもこういう側面あるかもな私にもって

    0
    2022年11月14日

    Posted by ブクログ

    生きていてくれるだけで良くて、自分の中にきみがいるなあと自覚できればそれでいい
    裏を返せばもはや諦めにも近いような

    恋と性欲を混同したくない圭吾の考え
    どこまでが恋でその他の感情の名前はなんだろうって確かに思う。金井くんも言っていた「好きって気持ちは一方的で気持ち悪いもんでしょ」という台詞、これを私も自戒する

    0
    2025年02月20日

    Posted by ブクログ

    大前粟生さんは読みやすくてサクサク読めました!ただ、ポリアモリーという言葉を初めて聞いて、???になってしまった。ただ、多様性って言われてる世の中だし色んな人がいるよなーと思って読み進めました。周りの人がどう思おうと本人たちが納得できていればいいのでは?と思うけど、本人たちも納得した上での葛藤があるのかなと思ってみたりしました。

    0
    2023年12月31日

    Posted by ブクログ

    テーマが好き。ポリアモリーや恋愛の複雑さ、対等ってどういうこと?などについて。
    掴みどころのない、共感しにくい?気持ちも多く書かれているので、人によってはもしかしたら「なんかかよくわからなかった」で終わってしまいそう。

    0
    2022年12月30日

    Posted by ブクログ

    圭吾はランニング友達のあやめに惹かれているけれど、恋愛に臆病になっていました。それでも告白。するとあやめは自身が「ポリアモリー」だと打ち明けます。複数の異性と同時に付き合えるというあやめの価値観に圭吾は戸惑います。

    圭吾は「好き」という気持ちと「性欲」を分けて考えてしまうので、あやめに踏み込めない。性欲は「気持ちが悪い」と感じてしまう。でも頭では色々考えるけど、「好き」という気持ちは止められないわけで。

    一方あやめも圭吾と付き合うことになったものの、もう一人のパートナーに別の交際相手ができたことにモヤモヤしてしまいます。人間のこころというのは合理的に枠にはまるものではないと感じました。

    最後に、圭吾とあやめは少しだけ距離を置くことになりますが、またすぐ再会するんだろうなと思います。恋愛というのは、かっこよく、きれいになんかいかないものだと改めて感じました。

    0
    2025年09月03日

きみだからさびしい の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    きみだからさびしい
  • タイトルID
    :
    1087974
  • ページ数
    :
    200ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年02月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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