ピン芸人、高崎犬彦

ピン芸人、高崎犬彦

1,980円 (税込)

9pt

4.3

『芸人雑誌』の太田出版が送る、『おもろい以外いらんねん』大前粟生による世界初“ピン芸人”小説!

Aマッソ加納の紹介(『アメトーーク!!』)によって業界の話題をさらった『おもろい以外いらんねん』に続く大前粟生「芸人本」の最新作は、これまで描かれることの少なかった“ピン芸人”にフォーカスをあてる。主人公・高崎犬彦とそのライバル・安西煮転がしの約20年もの人生を追いかけることで、芸人にまとわりつく「売れること」と「消費のされやすさ」の葛藤を描く。

「本気でネタを見てくれてる人って、売れれば売れるほど少なくなっていくんか?
売れるほど芸人らしくなくなっていくんか?
せやったら、売れるってなに? 僕は、僕らは、なんのために芸人しとるん?」
――本文より

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    太田出版
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2024年03月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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ピン芸人、高崎犬彦 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「痛々しく輝きたい」
    「お前の前で芸人辞めたい」
    ぐっとくるフレーズがたくさん。
    話自体は読みやすくて、人間くさい犬彦を応援したくなる。

    0
    2025年03月10日

    Posted by ブクログ

    お笑いの世界を描けるのは、現代の姿がすごくよく見えている人だという気がする。裾野が広がった上に先鋭化してしまって、先端も末端ももう見通せない。小説であつかおうとするだけで正直えらいと思うが、この作品はお笑いに味方されたり見捨てられたりしている人間を主人公に据えたことで、地に足が着いたものになっている

    0
    2024年05月11日

    Posted by ブクログ

    2024年 24冊目
    アメトークでお馴染み、おもろい以外いらんねんの作者が描くピン芸人小説。
    ネタで笑いを取りたいけど、キャラやハプニングで笑いが取れてしまう、芸人としての不甲斐なさや歯痒さを捉えた作品であり、モグライダーともしげを勝手に想像してしまった。
    本の帯をかいてるのが苦渋を舐め続けてきたヤ

    0
    2024年04月30日

    Posted by ブクログ

    2021年に『おもろい以外いらんねん』で注目を浴びた著者が今度はピン芸人を主役に据えた小説を執筆。お笑い芸人として売れたはいいがネタを作る時間を確保できず面白いと思う事も出来ない。昨今ブームの本音トーク番組でよく聞くような葛藤が描かれている。R-1グランプリの補助線として読んだり作中に登場する架空の

    0
    2024年05月05日

ピン芸人、高崎犬彦 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    太田出版
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2024年03月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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