大前粟生のレビュー一覧

  • きみだからさびしい

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    大前粟生さんは読みやすくてサクサク読めました!ただ、ポリアモリーという言葉を初めて聞いて、???になってしまった。ただ、多様性って言われてる世の中だし色んな人がいるよなーと思って読み進めました。周りの人がどう思おうと本人たちが納得できていればいいのでは?と思うけど、本人たちも納得した上での葛藤があるのかなと思ってみたりしました。

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    2023年12月31日
  • おもろい以外いらんねん

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    壊れて、壊して、再構築。形を変えながらただただおもろいをつくっていく。
    長い青春の疾走感が心地よい!

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    2023年09月12日
  • きみだからさびしい

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    ネタバレ

    「多様性」ブームへのアンチテーゼとして(そんな意図ではないとは思うが)、性別とか立場とかの枠組を関係なしに、一人一人ときちんと向き合って大切にしようとするところに好感がもてた。心のあり様の一面としての恋愛の話。すとんと素直に共感して、なんだか若返った気がする。

    読んでいる途中でうっかりこの本の紹介文を見てしまい、けっこうなネタバレをくらったのはショックだった。。

    視点人物がシームレスに変わっていくのが新鮮だった。緩やかにそこにある愛のようだと思った。

    以前読んだ『ブラザーズブラジャー』の装画と同じ方の表紙だったので、思わず手に取って読んでみた。よい出会いだった。

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    2023年07月27日
  • 死んでいる私と、私みたいな人たちの声

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    男版の『女が死ぬ』じゃんと思ったあとに男版ならそれはただの男が死ぬでは??と気づくなど。
    語り手の人称があっちこっちな訳が分かった途端にちょっとひって声が出た。

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    2023年06月27日
  • おもろい以外いらんねん

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    関西弁小説が好きなのですんなり読めた。

    ハッピーエンド。

    ツッコミというものが普通から外れたものを否定するという前提で成り立ってるから、その普通があやふやになってる現代、普通なんてほんとはないという当たり前に気づき始めた時代だから、ツッコミという文化のアップデートが必要なのかもしれない。

    見てられないっていうベテランの芸人も増えたけど、最近のM1を見てるとお笑いってどんどんどんどん旧形態の笑いが削ぎ落とされておもしろくなってる。これからのお笑いに期待しかない。

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    2023年04月19日
  • おもろい以外いらんねん

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    文章に漫才のネタゾーンがあるので、すごく読みやすいです。高校からコンビを組んで、売れて、悩んで…、きっと世の漫才師さんは同じような気持ちを感じて、売れたいと思いつつ、売れると自分たちのネタをする時間が無くなり、かといって売れないと発表する場もない。そんな芸人さんたちの世界を垣間見た気持ちになりました。気持ちがぶつかり合うシーンもあり、タイトルのおもろい以外いらんねん、の意味も理解出来ます。実はおもろいってかなり難しいんだな、と思いました。

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    2023年04月15日
  • おもろい以外いらんねん

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    笑いの境界線って、プライバシーとか社会とかの影響でだいぶ変わってくるんだよな、しかも顕在化しないから分からないんだよなと思います。んで、その笑いの本質から外れたものは、後になっていろんな人の目につくところで反復されて批判されるものと化することがある。いわゆる炎上というもので。結局日本人は足並み揃えて進んでいくことしか出来なくて、そこから遅れた人や速い人をみんなで指さして笑うことが多いなと思います、いい意味でも悪い意味でもね。

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    2023年03月26日
  • きみだからさびしい

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    テーマが好き。ポリアモリーや恋愛の複雑さ、対等ってどういうこと?などについて。
    掴みどころのない、共感しにくい?気持ちも多く書かれているので、人によってはもしかしたら「なんかかよくわからなかった」で終わってしまいそう。

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    2022年12月30日
  • おもろい以外いらんねん

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    そんな大袈裟な、というようなパーソナルな部分を描きすぎず仄暗いしておくことで飛躍時の虚構感に奥行きが出て、人物像に深みがあった。内容もなんとなく知ってる芸人さんのソレで、結末はずーーーっとそれ思ってた!というものでカタルシスがあった。

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    2022年11月09日
  • おもろい以外いらんねん

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    おもしろかったな!これを男の人が書いたというのがなんか嬉しかった。こういう抽象的なことを高校生くらいの頃はずっと考えられていたのに、大人になったらできなくなった。俺は、めっちゃ嬉しかったから「考えとくわ。」と言った。の一文が凄いと思った。

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    2022年10月22日
  • 死んでいる私と、私みたいな人たちの声

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    相手が優しいから、心配してくれる人だからこそ自分のつらさを話せないの、すごくわかる。嬉しいは疲れるって書いてくれるひとがいるだけで救われるよ。

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    2022年10月22日
  • おもろい以外いらんねん

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    おもろい以外いらんねん、というタイトルは色んな意味をもつという点がおもしろい。ノリと空っぽの話は共感できた。わかりそうでわからない部分も少しあり、そこがストーリ全体とのギャップ。加納さん、面白かったです!

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    2022年09月29日
  • おもろい以外いらんねん

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    podcastで紹介されていた本なので。
    思っていたより難しかった。特に滝馬の人間性が。
    何どこにでも馴染めて何にでもうまく対応できる、からっぽだからユウキは彼を求めた。自分の理想の漫才のために。
    咲太はその事が分かっていて、滝馬が学校で人を笑わせたり楽しませたりする一方で自分の前ではありのままのからっぽの姿を見せることにどこか安心していたのだろう。そのことがわかっていたのに、滝馬がユウキと組むことを黙って見届けて、いずれどうなるかももしかしたら薄々とわかっていて、だから心配で馬場リッチバルコニーの亡霊で居続けたのか。そんな気がしてしまう。

    ユウキくんはいい人ってことやな。とほぼ初対面の頃に

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    2022年06月07日
  • おもろい以外いらんねん

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    アメトーークでAマッソ加納さんが紹介されていたので気になって手に取った一冊。
    咲太と滝場とユウキという3人の人間関係と笑いに関する青春小説でした。
    タイトル通り、『おもろい』とは何かを考えさせられました。ただただ、笑いを享受する側ではあるもののこの一冊を通して人を笑わせる苦悩の断片を学びました。
    ただ想像以上にヘビーな内容だったので、元気なときに読み返したいです笑

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    2022年01月03日
  • おもろい以外いらんねん

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    おもしろいを職業としてみたときのはなし。
    おもろいつまらんだけでは語られない笑いの世界。
    最大公約数の笑いだけじゃつまらないし、かといって他人を傷つけた空っぽのノリだけの笑いは気分よくないし、コロナで笑の価値観は変容していくし、難しいなあ。

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    2021年12月31日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    私が好きな作家さんばっかり…!
    個人的にかなーり豪華なアンソロジーだったので、とても楽しく読むことができた。
    「かわうそをかぶる」「あなたに見合う神さまを」が特に好きだったかなぁ。


    「かわうそをかぶる」 浅倉秋成
    ゆゆはイサナだったってことだよね?
    犯人を仕掛けたのはゆゆだったってことだよね?
    きゅーきゅー言っててこわ。

    「まぶしさと悪意」 大前粟生
    悪口コメントのミームってすごい発想。

    「霊感インテグレーション」 新名智
    ややムズ。シンプルにシステム理解が追いつかないだけっていう。
    デマに踊らされた人間が、嘘を信じて人を殺しちゃうの、現代でもありそうで怖いね。

    「ヤリモク」 結城真

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    2026年07月12日
  • 死んでいる私と、私みたいな人たちの声

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    ホラーでフェミニズムでヒューマンドラマな、分類しがたい小説

    ちょっと難しい小説だった。読む人を選ぶかもしれない。
    まず、どうしても残念だったこと。それぞれのセリフが誰のものなのか、判別しづらい。

    さて、本作のあらすじを読んだとき、痛快エンタメ作品なんだな、と思った。でも違う。あらすじ詐欺だ。
    決して誤りではないけど、読み味はちっとも痛快じゃないし、それは本作のごく一部でしかない。

    まず最初はDVを巡る物語だ。痛々しい描写が多く、思わず目を背けたくなる。
    そして、これがとんでもなく読みにくい。語り部の「わたし」と、語られる「あなた」が誰なのか理解しにくいからだ。でも、これは意図的なもので

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    2026年07月11日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    石田さんの作品を読みたくて購入

    かわうそをかぶる
     実は私は生まれてから一度も、実態の私として、誰にも求められたことがないのだ
    恐ろしいVtuberの世界観
    よく考えると同じように陥る輝がする

    まぶしさと悪意
     うみ様 じゃない私のことも尊重してほしい

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    2026年07月08日
  • きみだからさびしい

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    ネタバレ

    ポリアモリー。
    自分のパートナーとなる人が、そうだったら…。
    自分は受け入れられるのか。

    相手のことも自分のことも分からない。
    決定的に分かり合えないということだけが分かる。

    切ないけど、爽快感のある作品だった。
    はっきりとした答えが提示されていないところも良かった。

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    2026年06月23日
  • きみだからさびしい

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    ネタバレ

    結局恋愛感情って、性欲や憧れや独占欲を美しく語ってるだけなのかもな。色んな恋愛の形があるけど、あやめが最後まで蓮本さんの事も圭吾の事も好きなんだとは思えなかった。でも綺麗事では恋愛って語れないよなあ

    「誰だって誰かを支配したいし、支配されてた方が楽、そうでしょ?誰だって自分の言じたい考え方に洗脳されにいってるだけでしょ」
    「支配とかじゃないだろ。みんなそれぞれ、対等への飢えを持っているだけなんだ!」本文より

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    2026年05月29日