大前粟生のレビュー一覧

  • おもろい以外いらんねん

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    関西弁小説が好きなのですんなり読めた。

    ハッピーエンド。

    ツッコミというものが普通から外れたものを否定するという前提で成り立ってるから、その普通があやふやになってる現代、普通なんてほんとはないという当たり前に気づき始めた時代だから、ツッコミという文化のアップデートが必要なのかもしれない。

    見てられないっていうベテランの芸人も増えたけど、最近のM1を見てるとお笑いってどんどんどんどん旧形態の笑いが削ぎ落とされておもしろくなってる。これからのお笑いに期待しかない。

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    2023年04月19日
  • おもろい以外いらんねん

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    文章に漫才のネタゾーンがあるので、すごく読みやすいです。高校からコンビを組んで、売れて、悩んで…、きっと世の漫才師さんは同じような気持ちを感じて、売れたいと思いつつ、売れると自分たちのネタをする時間が無くなり、かといって売れないと発表する場もない。そんな芸人さんたちの世界を垣間見た気持ちになりました。気持ちがぶつかり合うシーンもあり、タイトルのおもろい以外いらんねん、の意味も理解出来ます。実はおもろいってかなり難しいんだな、と思いました。

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    2023年04月15日
  • おもろい以外いらんねん

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    笑いの境界線って、プライバシーとか社会とかの影響でだいぶ変わってくるんだよな、しかも顕在化しないから分からないんだよなと思います。んで、その笑いの本質から外れたものは、後になっていろんな人の目につくところで反復されて批判されるものと化することがある。いわゆる炎上というもので。結局日本人は足並み揃えて進んでいくことしか出来なくて、そこから遅れた人や速い人をみんなで指さして笑うことが多いなと思います、いい意味でも悪い意味でもね。

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    2023年03月26日
  • きみだからさびしい

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    テーマが好き。ポリアモリーや恋愛の複雑さ、対等ってどういうこと?などについて。
    掴みどころのない、共感しにくい?気持ちも多く書かれているので、人によってはもしかしたら「なんかかよくわからなかった」で終わってしまいそう。

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    2022年12月30日
  • おもろい以外いらんねん

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    そんな大袈裟な、というようなパーソナルな部分を描きすぎず仄暗いしておくことで飛躍時の虚構感に奥行きが出て、人物像に深みがあった。内容もなんとなく知ってる芸人さんのソレで、結末はずーーーっとそれ思ってた!というものでカタルシスがあった。

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    2022年11月09日
  • おもろい以外いらんねん

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    おもしろかったな!これを男の人が書いたというのがなんか嬉しかった。こういう抽象的なことを高校生くらいの頃はずっと考えられていたのに、大人になったらできなくなった。俺は、めっちゃ嬉しかったから「考えとくわ。」と言った。の一文が凄いと思った。

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    2022年10月22日
  • 死んでいる私と、私みたいな人たちの声

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    相手が優しいから、心配してくれる人だからこそ自分のつらさを話せないの、すごくわかる。嬉しいは疲れるって書いてくれるひとがいるだけで救われるよ。

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    2022年10月22日
  • おもろい以外いらんねん

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    おもろい以外いらんねん、というタイトルは色んな意味をもつという点がおもしろい。ノリと空っぽの話は共感できた。わかりそうでわからない部分も少しあり、そこがストーリ全体とのギャップ。加納さん、面白かったです!

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    2022年09月29日
  • おもろい以外いらんねん

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    podcastで紹介されていた本なので。
    思っていたより難しかった。特に滝馬の人間性が。
    何どこにでも馴染めて何にでもうまく対応できる、からっぽだからユウキは彼を求めた。自分の理想の漫才のために。
    咲太はその事が分かっていて、滝馬が学校で人を笑わせたり楽しませたりする一方で自分の前ではありのままのからっぽの姿を見せることにどこか安心していたのだろう。そのことがわかっていたのに、滝馬がユウキと組むことを黙って見届けて、いずれどうなるかももしかしたら薄々とわかっていて、だから心配で馬場リッチバルコニーの亡霊で居続けたのか。そんな気がしてしまう。

    ユウキくんはいい人ってことやな。とほぼ初対面の頃に

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    2022年06月07日
  • おもろい以外いらんねん

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    アメトーークでAマッソ加納さんが紹介されていたので気になって手に取った一冊。
    咲太と滝場とユウキという3人の人間関係と笑いに関する青春小説でした。
    タイトル通り、『おもろい』とは何かを考えさせられました。ただただ、笑いを享受する側ではあるもののこの一冊を通して人を笑わせる苦悩の断片を学びました。
    ただ想像以上にヘビーな内容だったので、元気なときに読み返したいです笑

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    2022年01月03日
  • おもろい以外いらんねん

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    おもしろいを職業としてみたときのはなし。
    おもろいつまらんだけでは語られない笑いの世界。
    最大公約数の笑いだけじゃつまらないし、かといって他人を傷つけた空っぽのノリだけの笑いは気分よくないし、コロナで笑の価値観は変容していくし、難しいなあ。

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    2021年12月31日
  • プレイ・ダイアリー

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    日記の中の人物たちが
    いったい何者なのか
    明らかにされるまでは
    危うさや不穏な感じが漂い
    他人の心の内を
    のぞき見しているような感覚で
    落ち着かなかったけれど
    その関係がわかった途端
    急に興味がしぼんでしまった。
    人はどうして
    どうにもならない
    どうでもいいようなことまで
    考えずにはいられないのだろう。

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    2026年04月12日
  • プレイ・ダイアリー

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    劇団俳優の日記という形式で書かれた小説。この日記の書き手が演じる役(菜月ちゃん)について解釈し、自分のものにしようとする様が描かれている。
    菜月ちゃんの幼少期に先生からかけられた「呪いの言葉」、母親との関係、最後は「ぶつかり女」になるという筋書きを自分なりに肉付けしながら菜月ちゃんの感情をトレースしていく。
    菜月ちゃんの睡眠時間だとか、使っているシャンプーが何かといった細かい部分まで設定して入り込み、最後には役に喰われてしまう。とまとめると、ストーリーとしてはありきたり感があるが、日記形式で読むと主人公が日々少しずつ変化していく様子が生々しく感じられた。
    そして途中から、この日記は誰が書いてい

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    2026年04月09日
  • マリッジ・アンド・ゴースト・ストーリー

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    ネタバレ

     くっついたり離れたりの2人。そして結婚。そして。一緒にいて気があって楽しくて、でも言いたいこと言い合えてるかと言えばそうではなくて。飲み込んだ言葉や気持ちが澱のように溜まっていく。結婚ってそんなところも折り合いつけていかなきゃなんだろうけど。許せない一線って人それぞれだからね。そんなどうにもならなくなった2人の間に友人の幽霊が現れたことによって奇妙な3人同居生活。おもしろかったです。前半は2人にモヤモヤしたりもしたけど、友人幽霊が登場してから一気にファンタジー。いや、原因や生い立ちなどはしんどくなるけれども3人だからやってける感じがよかったです。

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    2026年03月29日
  • 死んでいる私と、私みたいな人たちの声

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    ネタバレ

    DV被害に遭った女性の心理状態を表すみたいに文章が不安定で読んでいてそれだけでもつらかったですね。かなしかった、さみしい。どうしてもっと助けを乞うことができなかったんだろう、もっと早く逃げ出してほしかった、と思うのは簡単なんだろうけど、それでも思ってしまう。そしてまさか彼女自身が幽霊になってしまうとは。ホラー展開だった。自分が発すことができなかった声なき声を拾って世直ししてくれる窓子はヒーローだし、助かるのは事実だけど、窓子に好きなことしててほしいと思う彩姫の気持ちもわかる。世直しをすることで窓子は救われたかな。

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    2026年02月22日
  • プレイ・ダイアリー

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    菜月ちゃんの舞台稽古の様子やなど日記形式で展開している斬新さそして母親との葛藤など実験的作品だと思います。あなたもぜひ読んで斬新さを味わってください。

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    2026年02月06日
  • 7人の7年の恋とガチャ

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    前後編の作りはよかった
    ミステリー感もよかった
    恋リアの裏側を知れた

    最後がちょっと早すぎて残念な感じも

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    2026年01月28日
  • ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい

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    よき。テーマに共感。
    僕自身、男性的な社会の気持ち悪さとその気持ち悪さに加担してしまってることへの罪悪感を抱えて生きてきたから七森に共感。
    でもその上で、白城の立場にもすごく共感した。
    あとがきを読んでいても思ったが、白城が悪人として描かれていないのがすごくいいと思った。
    結局、他人は他人だし傷つけたくないんだけど、でも関わりたいんだよね。

    96 白城もその場にいて、麦戸ちゃんになにも聞かないぬいサーの空気を、破滅しあうようなやさしさなんじゃないかと感じた。ただ、そこにいるだけを肯定したり、しんどい状態でいることを肯定する空気。それは、でも、そこから抜け出さなくてもいいといってるみたいに見え

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    2026年01月03日
  • ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい

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    難しかった…。あんまり共感できなかった。
    わかるけど、理解できるけど、彼らみたいにそこまでは思えないなあという感じ。
    でも不思議と読み進める手が止まらなかったから、面白くはあったのかな?

    以前芥川賞を取った「美味しく食べられますように」に似てる作風だと思った。
    刺さる人には刺さるけど、結構スッキリしない読み心地の作品。

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    2025年12月24日
  • 7人の7年の恋とガチャ

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    なんとも後味の悪い読後感、、、。続きが気になって一気読みしてしまうよく出来た構成なんだけど、モヤっと感が勝ってしまう!!
    最後の方が謎解きのような部分が一気に展開されてついていけないところもあった、けど、なんだかもう途中でついていけなくても良いやって気にもなった。最悪な事態とかにはならなくて良かった、、、のかなぁ。リアリティショー怖いね。

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    2025年12月06日