乙川灯のレビュー一覧
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購入済み
女性のためのスピンオフ
本家のはたらく細胞が好きなのはもちろん、他のスピンオフもほとんど全部チェックしています。本家ではキラーT細胞が推しで、自分の好みに合うキャラになってて、かつたくさん登場してくれないと満たされないのですが、このスピンオフ作品は、表紙の通りマクロファージがほぼメインで、キラーTはそのマクロファージの次によく出てくるキャラになっていて、性格も本家のキラーTに似てるので私的には満足。
ただ、キャラクターの性格・見た目は本家とかなり違って、最初は好中球以外全員女性かと思った…。ヘルパーTは最後の方までどっちか分からなかった。まあ、それはそれでアリかと受け入れるのはすんなり行ったが、本家で2番目に好きな -
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購入済み
楽しく学べる
やはり働く細胞シリーズは楽しく学べて面白いですね。
こちらは女性の体内の細胞達が活躍するお話なので、生理痛や冷え性などの女性特有の症状が中心です。
主人公が他シリーズとは違うキャラデザのマクロファージなのも新鮮でした。
話の流れとしては、他の働く細胞シリーズと同様で
症状発生→体の中がピンチ→細胞たちが活躍→薬やその他で細胞たちの働きが助けられる→治癒
といった感じなのです。
ただ自分が女だからか、何となく話の展開が読めてしまって単調に感じてしまいました。
他の働く細胞シリーズではあまりこのような単調さは感じていなかったのですが…
男性が読むとまた違う発見があるのかもしれま -
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ネタバレ 購入済み
キャラが単調で、描写が甘い
「はたらく細胞」と「はたらく細胞black」を観てからこちらを購入しました。前者2作品のように、流れや現象の仕組みが解りやすかったと思います。
ただ、キャラクターがかなり作者さんの嗜好が出すぎ、または一昔前の少女漫画や乙女ゲー好き層向けのキャラしかいなくて、その辺が食傷気味に感じます。本体を「お嬢様」と扱っているので、確かに乙女ゲーっぽくした方がいいのかもしれません。ですが、マクロファージを際立たせようとしているのか、白血球をヘタレで細菌に対してまで逐一ビビりに書いたり、B細胞をやたら無知っぽく書いたり、キラーTをやたら粗暴に書いたりと、読んでて少々他作品と比べどうにも、キャラがワンコ系、ヘ