raemzのレビュー一覧

  • 安達としまむら99.9

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    安達としまむら。高校生、大学生、社会人、しまむらの安達との死別、そしてそれから…と、二人の人生そのものが綴られる今回。標題の『99.9』という巻数を初めて見たときには??となりましたが、読み終えてまさに今回の内容にふさわしいと思いました。そして今回、もう一つ語られるのは別世界の二人。あらゆる世界に「安達」と「しまむら」は存在し、二人は必ず「うんめー」的に出会って幸せになる。実に尊い。そんな二人を導くヤシロの存在もまた、心に刺さるものがありました。同時発売の『SS』とも一部リンクしているのが良かったですね。

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    2024年11月17日
  • 安達としまむらSS

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    しまむら視点達の第1章に安達視点の第2章と「安達としまむら」二人の過去といまが入り乱れて、そのときそのときで互いに互いをどう思っていたかが伝わってきて心温まるSS週でした。11巻でも語られていましたが、飄々としたしまむらがとても安達が好きというのが改めてよく分かり、その尊さに身悶えしてしまいました。そして島村家視点で綴られる第3章からの、安達・母の娘への思いが綴られる第4章にしんみりするとともに、安達の不器用さは母親に似ているのだな…と思いました。さて、次は『99.9』を読もうかな。

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    2024年11月15日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 9

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    学祭本番回であり、紅葉を巡る一連のエピソードの(一応の)決着回なのだけど、それよりもやっぱりこの巻は悠月の回だよなあ。
    そして夕湖の告白からどこかヘタレていた朔がようやく”千歳朔”を取り戻す回でもある。
    その決定的な役割を悠月が果たすのだけど、朔を叱りつける彼女のなんとかっこいい事か!いやマジで惚れる。

    それにしてもこの物語に登場する女の子たちは誰も彼もズルくないんだよなあ。むしろちょっとぐらいズルくてもいいんだよと言ってあげたくなるのだけど、そうじゃないからこそグッとくるのだ。
    サックスのソロを吹く優空や、二人三脚の陽とか。
    もちろん紅葉を追いかけろと怒る悠月も。

    今回朔は”千歳朔”を取

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    2024年11月05日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 8

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    とっても感動しました!七瀬がナナに全てを委ねて奪ってしまおうとしたところ、ヒーローがいつもの七瀬悠月に戻してくれた!!いつもの冗談を交えながら彼女の罪悪感を受け止めながら、自分を押し殺しながら、最後の2人の掛け合いに涙が出てきました!!「抱く」以上にあの2人がくっついて冗談を交わし合ってるシーンがより特別に見えた!!素敵なシーンを見させていただきありがとうございました!!

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    2024年09月22日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 7

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    面白かった!!!1人の少女によって皆の居場所が、皆の立ち位置が!!そして七瀬の本気!!ずっと興奮が収まらず、読み進めてしまった!!すぐに次を読みたくなってしまうそんなストーリーでした!!

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    2024年09月20日
  • レプリカだって、恋をする。4

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    気づけば本編の最終話の模様。3巻までの表紙イラストは、二人ともつらそうな表情だったので、本書は納得感のある表情で良かった良かった。ラストシーンなのかもしれない。終盤はまあそうなるしかないよなあという展開ながら、ラストはどうなったのかよく分からなかったけれど、なんだかきれいにまとまったような気がするのでいいんじゃないかと思う。巻末の予告ページによると、別サイドの第5巻の企画があるようで、続きなので読んで見ようと思う。

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    2024年09月16日
  • レプリカだって、恋をする。3

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    1巻で書きそびれていたけれど、本シリーズを読む前は、アンドロイドやAIが関連したレプリカの話なのだと思い、そちら寄りの、結局人間とは何かみたいなSFや哲学的展開を予想していたので、まったくかすってない展開で、ちょっと肩透かし(って勝手に想像したの自分ですが)。ナオと素直、それぞれの視点から書かれている本書、シルエットでどちらサイドなのか分かる仕掛けは分かりやすくて良き。別々の修学旅行をそれぞれで楽しんで、そのまま行けばいいのにと思った矢先、京都で合流することになり、波乱含みの展開。このまま曖昧にしていてはいけない、決着をつけなくちゃと思えた二人は頑張ってるね。

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    2024年09月16日
  • レプリカだって、恋をする。2

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    1巻の自己紹介的内容やレプリカの存在意義からはいったん離れて文化祭イベントでのワチャワチャ感は若さの特権だね。ラストでは、今後主要キャラとして活躍できたかもしれないリョウの存在感がぐっと高まり、しっかりと本題と絡めてくるあたりは、がっちり心を持っていかれる。ラストの一文、素直の言葉に、今後どうなっちゃうんだ?と次巻を読まずにはいられない。

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    2024年09月15日
  • レプリカだって、恋をする。

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    たぶんフォーマットに則った恋愛もの。レプリカのナオはこれでもかってくらいに、健気で頑張り屋で、このキャラは応援したくなるよね。それとは対照的に素直は悪者役を引き受けていて、でもそれって自分に自身がないから強がっていただけだったと分かる展開、ありがち展開とは言え、下げてか上げる作戦は成功しているよね。森博嗣さんのS&Mシリーズみたい。

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    2024年09月15日
  • 夜が明けたら朝が来る

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    『〜夜に、目に見えない恋をした。』2冊でも思いましたが、作者の志馬さんは新人とは思えないくらい文章が巧みですね。しんみりとした場面でも疾走感があるというか、引き込まれる文章をお書きになる。今作でも、あらすじに「出生時の取り違え」「相手が推し」「推しはすでに他界」というネガティブなキーワードが溢れますが、作品全体を通じて「お涙頂戴」になることなく、主人公のアサの明るさを前面に出すことで、温かい家族の物語へと昇華させている巧みさは見事と言うしかない。とても素敵な作品でした。次回作も楽しみにしています。

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    2024年09月06日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 6

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    5巻の続きが気になり過ぎて一気読み。まさかあの告白にこんなにたくさんの伏線が隠れていたとは。途中ミステリーかな?って思うぐらい最後は本当にワクワクした!最高でした!

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    2024年09月05日
  • レプリカだって、恋をする。4

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    フィクションなのだ、という事がわかっていても胸を引きちぎられる事というのがあるのだ。人を、人たらしめているのは他者への想像力である。
    レプリカたちの物語がここで幕を閉じるのは何とも悲しく、寂しくもある。
    それだけ彼らのその後や、これからがどうなるのか、気になって仕方がない。何はともあれ、この優れた物語と出会えた事に感謝である。

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    2024年09月04日
  • レプリカだって、恋をする。3

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    素直とナオ、それぞれの修学旅行が描かれるがここに来て物語はミステリ的な要素を入れてくる。
    当初からあった、「レプリカとは何なのか?」に対する答えとは。
    これが実によく、読んでいてため息を漏らしてしまった。あちこちに散りばめられた答えがあったというのに。
    そこに生きる人々の息遣いが確かに感じられる、とてもいい作品である。

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    2024年09月04日
  • レプリカだって、恋をする。2

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    文化祭準備中に起きるある事件。
    この作品、とにかく心を引っ掻き回すのが上手い。レプリカと言えども人として、自分としての「意思」や「心」がある。だが、彼女は複製品でしかない。
    その彼女が恋をし、学校に馴染み、生活をしていく。何も起きないでほしい。でも事件は容赦なく起きるのだ。
    SF的なアプローチと現実的な日常の組み合わせが見事だ。

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    2024年09月04日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 4

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    前作とは違ったスポーツに情熱を注いだエピソード!!色んなキャラの心情が読んでいて胸を熱くさせた!!主要キャラだけでなく、サブキャラの「才能」という言葉に言い訳つけて自分を傷付けないように振る舞う心情も、、それをぶっ壊してチームが一つとなる瞬間も、、全部引っくるめて青春だなー、って思えた!!最高!!

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    2024年08月25日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 9

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    美しくなければ生きている意味がない。自分の信念とひたすらに向き合う千歳。しかし恋愛においていついかなる時も自然体ではいられない。シリーズ前半は千歳無双を描き、後半、夏の出来事から長らく思い悩む千歳の成長が見て取れ、9巻で一つの結末を迎える。もちろんチーム千歳の面々も飛躍的に心が成長し、夏から秋にかけて忘れられない時になった。
    青春をこんなにも綺麗に切り取り、僕らが欲してやまない風景、感情を見事に読ませてくれる現代最強のライトノベルは、恋愛を通じて美しい生き方について提示してきた。
    着地の完成度が高い。

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    2024年08月23日
  • 極彩の夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。 (シリーズ:透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。)

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    前作『極彩の夜に駆ける君と〜』の後日談、というより本編のエピローグに至るまでの、かけると小春の二人のその後の物語。小春視点で彼女のかけるへの想いや、それまでに起こった出来事への彼女の気持ちが語られていて、何度も涙を拭いながら読み進めることになりました。また、かけるの母と小春の母視点でのエピソードにもグッときましたね。『ああ、幸せだったな。幸せな人生だったな!』と、自分も最後に言えるような人生を送りたいものです。

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    2024年08月18日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 3

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    高校生の頃の葛藤を凄く思い出した。また今だからこそ親がなんであんなことを言っていたのか、少しだけわかったような気がした。そんな懐かしい気持ちを掘り返してくれた一冊でした!最高でした!! あと明日風可愛すぎ!!!

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    2024年08月18日
  • レプリカだって、恋をする。

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    構成が上手い。それでいて展開も巧みだしキャラクター一人一人が立っている。おまけにとびきり切ないと来ている。
    一人の女子生徒の身代わりとして生み出されたレプリカ、この不思議な存在の視点から描かれた透明感溢れる青春劇だが巧みさに舌を巻いた。青春の淡々とした平穏の中にある様々な感情や景色を切り取るのが上手くてしばらくこの物語に埋没していたい。

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    2024年07月28日
  • レプリカだって、恋をする。4

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    ”レプリカ”の恋物語はこれにて終幕。いろいろな伏線を回収しつつとても綺麗にあるべきところに収まった感じがしますね。ナオは「優しい」から、彼女がどんな選択するかは予想できていましたが、いざその瞬間が訪れると胸が締め付けられる思いがしました。それだけに、ナオがした選択のその先で掴んだ未来では、アキとともに幸福な人生を過ごせますようにと祈るばかりです。5巻では”オリジナル”サイドの物語になるとのことで、続編を楽しみにお待ちしています。

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    2024年07月16日