あらすじ
主人公は、超絶リア充。
『五組の千歳朔はヤリチン糞野郎』
学校裏サイトで叩かれながらも、藤志高校のトップカーストに君臨するリア充・千歳朔。
彼のまわりには、外見も中身も優れた友人たちがいつも集まっている。
圧倒的姫オーラの正妻ポジション・柊夕湖。
努力型の後天的リア充・内田優空。
バスケ部エースの元気娘・青海陽……。
仲間たちと楽しく新クラスをスタートさせたのも束の間、朔はとある引きこもり生徒の更生を頼まれる。
これは、彼のリア充ハーレム物語か、それとも――?
第13回ライトノベル大賞、優秀賞受賞。
新時代を告げる“リア充側”青春ラブコメ、ここに堂々開幕!!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
大人だから楽しめるかも!
初巻は買ってたけど、ノリが合わなくてしっかりは読んで無かった。
だけどYouTubeのPVみて、再度チャレンジすると共感の嵐!
だから、最後まで読んでみて!
この本には素敵な詩を物語に変えたみたいな感動があった。
ラノベだと卑下する無かれ、ドラマは内容で決まるのです。
良い週末の読書で心が震えた!
とツイートしてら、センセから👍貰っちゃいましたw
だから、レビューさせていただきました。
ちゃちい文書でなくて、文書は小説らしいラノベであり、内容はラノベの良さを引き出した作品です。
活き活きとした高校生活を、存分に堪能出来る作品ですので、是非、ご一読ください!
Posted by ブクログ
今どき珍しい『リア充側青春ラブコメ』。弱キャラ友崎くんで言う日南葵目線みたいな感じ。アツいところはアツく、締まるところはちゃんとしまっていたし、キャラクターがめちゃめちゃ魅力的だった。特にヒロイン(夕湖、優空、悠月など)が可愛すぎる笑リア充だからこその悩みだったり考え方などが妙にリアリティがあってどんどん読み進めることができた。本当に面白い本だった。
以下、自分のメモ(名言集)
「悪意をもってマウントを取りに来るやつなのか、ただの愛のあるいじりなのかを見極めろ」
「支払った時間と情熱の対価として、確実に知識や技術は蓄積していく」
「自分が描きたい物語の責任は自分でとれ」
「他人は他人、自分が自分を誇れればそれでいい」
「他人の揚げ足をとって石をぶつけても、自分がましになる人間になれるわけじゃないし、どんどん品位が下がってさもしい場所に落ちていくだけだ」
「美しくありたいんだ。あの日見た月のように。いつか本で読んだ、ふたの開かないラムネの瓶に沈んだビー玉みたいに」
結論、千歳朔は神!
増量試し読みにて
冒頭の主人公が気持ち悪いですが、読み進めるべきと判断し、物語が面白くなる予感がしたところで試し読みが終わりました。
買うか買わないかは五分五分です。
非リア充がリア充側の物語を無理しているか、勘違いしている状態で書いている気がして、気持ち悪さがありました。
冒頭の不快感が意図的な物で、終盤で主人公が好青年になるのだとしたら作者は相当な書き手だとは思うけど、どうだろう?
Posted by ブクログ
エモ。
タイトルから、
ガチで主人公の千歳くんが体小さくなってラムネ瓶の中に入る話なのかと思っていたけど全然違った(笑)
ライトノベルラブコメとは思えぬ文章力の高さとセンスの良さ。
またキャラクターひとりひとりの個性とキャラメイキングもとても秀逸。
千歳朔という主人公の魅力も存分に発揮されて、
とても良作だった。
千歳の友達が多くて、
誰が誰やら理解するのがちょっと大変だったけれども、
それを補ってあまりある圧倒的アオハルワールドだった。
よき。
2巻も見たい。
Posted by ブクログ
リア充と非リア充。スクールカースト。学校のいざこざ……青春の澱みがこれでもかと詰まった物語でした。
他人と比べて自分の方が優れている気になったり、他人を何かに当てはめてわかった気になったりする人が多い中で、主人公の朔は自分の信じたいものを信じ、自分の信念を持ってい生きようとしていたので、とてもかっこよかったです。彼が周囲から男女の垣根を越えて信頼されていることに、とても説得力があるキャラ設定でした。
途中に挟まれるギャグも面白かったですし、地の文も読みやすく、とても満足して読める一冊でした。
序盤で合わないと一度は感じたが
私は過去に、序盤だけ読んでどうにもあわないかなと数年寝かせた経緯があります。その後、改めて読んでみようかなと読み進めたところ、現在は自分の好きな作品の最上位の一つになっています。布石はありつつも序盤にはあまり表現されていない、切ないラブストーリー、青春群像劇です。
もちろん人によって好みに合う合わないはあると思いますが、個人的には、少なくとも数巻は読んでみて自分にとってどうか判断してみていただくとよいのでは、と思います。長文失礼しました。
Posted by ブクログ
夏の勉強合宿や花火大会やら夏休みの楽しいイベントが目白押しの今回は、千歳のまわりの女性陣も様々な想いを抱えていて、迸る青春に身悶える……が、ついにこの時がきたという展開に全てを持っていかれる。楽しいだけではない、どうしても変化はおとずれる。
なんて面白いんだ、これが現代のラノベなのか。
イギリスでもラノベ作家が急激に評価されて、あの現代最強作家のアンソニー・ホロヴィッツもラノベ出身だ。(イギリスではラノベとは言わんか)面白いものは、面白い。
文学における分類なんてどうでもいいかもしれない。
匿名
千歳くんはラムネ瓶のなか
とても面白い作品でした。陽キャと陰キャなどという学生生活では使われがちな言葉について双方の視点から描かれていて見ていて共感したり、そうなのかと思うシーンがあり読んでいて面白い作品でした。
Posted by ブクログ
主人公の人生論、美学てきなものに好感を持てたり、驚き、新しい発見があったりして、とてもよかった。ライトノベルというより、小説に近い感じでとても好き。
新時代の青春ラブコメ
このラノ1位をとったとのことで、何気なく読み始めたチラムネ。
しかし、この作品に出会えて本当に良かったと思う。
この作品を一言で表すなら、リア充視点で描かれる新しい青春ラブコメ。
そう言うとリア充の青春ラブコメなんていくらでもあると言われそうだが、ここまで現実的なスクールカーストを表現した上でリア充を主人公に据えるというはやはり新しい。
作者の詩的、文学的な文は一瞬ライトノベルであることを忘れさせる。
1番好みが別れる点だと思ったのは、ここまで現実を描写しているのに反して、主人公のヒーローのような行動や説教、そしてそれに救われるご都合主義のような展開。しかし私はこれこそがライトノベルぽさを忘れさせないアツい展開で好きだった。
けんたっち
引き篭もりの山﨑が千歳に刺激を受けて更生するエモい!
これからリア充とどのように過ごしていくかに期待している!
詩的な言い回し
自分は読んでいてこのレビューのタイトルに書いてある文章の詩的な言い回しがとても好きになった。詳しい内容はここのレビューでは書かないが、読んでいてじわぁって内容が染みるような、今は理解が難しいけど何となくこうかなみたいな、ラノベではあまり感じないとこが1番印象深かった。とりあえず2巻期待して読むことにする
Posted by ブクログ
まず主人公がリア充のトップであるというのが新鮮で、リア充視点から見る物語はとても面白く勉強にもなりました笑(僕リア充じゃないんで!)
とにかく主人公達に対して尊敬しましたもう山崎くんみたいになりました。周りのことをしっかりと見ていてそれにしっかりと向き合っていて、重荷に感じることもあっても仲間の助言などもありながら自信を持って進んでいく主人公はほんとにかっこよかった。トークの最後の落ちも笑わせてもらいました。
Posted by ブクログ
あー、これは面白い。好き。
よく異世界でチートな俺TUEEE系の話があるけれど、これも言わば現実世界のチートなリア充のお話。
それって、なんだか鼻持ちならない感じになりそうだけど、でも主人公の千歳に全く嫌みがなくて読んでてとても楽しかった。
千歳は好きだなあ。
その考え方、努力の方向、弱音の吐き方、はぐらかし方。
多分いろんなものを背負ってるんだろうけど、それにちゃんと向き合えるのがいいね。
まったくベクトルは違うけど例えば「俺ガイル」がボッチの経典だとしたら、この物語はリア充の教科書と言ってもいい。
上辺だけでない心のリア充。なんかその考えの一つ一つに感化されそうだ^^
そしてリア充お約束のハーレム女子の誰もが可愛いかわいい。
それぞれタイプが違って、でもみんな素敵。
いやあ、夢でもこんな青春送りたいよね(爆)
ヒーローは遅れてやってくるばりのラストもカッコよかった。
そして彼が憧れる先輩女子はそれ以上にかっこいい。
彼女との絡みをもっと見たかったかな。
続編も出ているようなので先輩だけでなく今回絡みが少なかったそれぞれの女の子とのお話も期待したい。
Posted by ブクログ
どうしたことか、なんか普通にいい話です。昔だったらもっと違った形で出ていたかもしれないけど、今はライトノベルがこういう話の受け皿になっているということか。ここからどうつなげていくのか、続きも楽しみ。昔福井で仕事をしていたので、8番ラーメンとか、懐かしかったです。
切口新しいけど王道な感じが◎
スクールカーストを題材にしたお話です。
私自身カーストってなんだよくだらないという考えですが、人の社会に生きている以上こういった差別意識というのを持つ人は少なからずいて、自由に生きるのはなかなか難しい…ということも事実かと思います。
主人公千歳朔はそんな人の社会で、美学を貫き美しくあろうとします。
始めは鼻につく奴だな…という印象でしたが、どんどんその印象は変わっていきました。
彼の言ってることが全て正しいのかは別として、自分の信じるものを信じる、そして突き進む。熱くて泥臭いその姿勢には昔ながらの主人公にも通じるところがあり、王道としても楽しめます。
山崎くんのキャラも可愛いです。
1巻できれいにまとまったので、2巻はどうなるんだろう?期待してます!
Posted by ブクログ
アニメ化も決まっている本作品、気になっていた作品だったので購入して読んでみました。 リア充が主人公というのも結構珍しいのではないかと思ったのが最初の印象でした。朔の生き方や、考え方、自分の想いや、周りとのかかわり方、味方、思考すべてか完璧で超人だなと思いました。描写の細やかさや、落とし込み方、すべてが素敵で読んでいて楽しかったです。 彼自身や、周りの考え方もしっかりしていて、1人1人が1つの思いや考え方、芯のしっかりしていて、最高にワクワクしながら読み進めました。楽しかったです。
Posted by ブクログ
第13回ライトノベル大賞。主人公が超絶リア充というありそうでなかった?タイプの青春ラブコメ。自他ともに認めるイケメン、スクールカーストのトップ千歳朔が主人公。1巻は不登校になったオタク男子 健太の更生がテーマ。
スクールカースト、リア充、非リア、オタクといったレッテル貼りに対する思いが感じられた。健太から千歳に浴びせられた言葉も共感できる内容だったと思うけど、千歳目線から言えば理不尽以外のなにものでもない。でも同じようなことが結構あって、コミュニケーション不足が原因のことが多い。今回の更生も面と向かってコミュニケーションを取ったことで上手くまとまった物語だった。
中高生のときに読みれば良かったなと思えるくらい、人生の指針になりそうな言葉がありつつ、展開も熱くて面白い。青春のエモさも感じられて、ラノベらしく読みやすい良い小説。タイトルもすごく良い。改題前のタイトルが『ラムネの瓶に沈んだビー玉の月』らしいんだけど、それが『千歳くんはラムネ瓶のなか』。すごくキャッチーでラムネ瓶の中のビー玉を想起させる要素は残しつつ、どういうこと?っていう惹きもある。千歳朔の朔は新月という意味らしく、改題前の月を千歳くんに置き換えている。天才。
ここからはラブコメ展開が本格的に始まるんだろうけど、どういう描き方をするのか気になる。あと福井県が好きだから福井要素が出てくると思うと嬉しい。
『ラフメイカー』のパロディがでてきたときは流石に世代すぎて笑った。
Posted by ブクログ
著者初読。KU。リア充の千歳朔が担任の先生からのミッションを受け、リア充仲間と共にオタクな引き篭もりの山崎健太の意識を変え、学校に来られる様にする物語。ちょっと鼻につくと言いますか・・・なんだか自分の高校生時代と比べてキラキラし過ぎでなんだかなぁと思って読んでたけど、それにしても文章から目が離せない。少し不思議な読書体験でした。多分凄く面白かったんだけど、自分の心の奥底ではその気持ちを認めたくないんだと思うw。私も非リア充精神なのかも。続編がどうなるのか気になってしまうから続きも読もうと思います。
Posted by ブクログ
友達のおすすめで普段あまり読まないラノベを読んでみました。最初は主人公のすかした態度が嫌で惰性で読み続けていたが、窓ガラス割った場面辺り(読めばわかる)からなんか面白くなって気づいたら完読していました。最初は主人公の性格に抵抗を示すかも知れないが、風景描写は美しいし、読みやすい文体なのでラノベ初心者の方にもおすすめです!
Posted by ブクログ
地元でコラボキャンペーンが始まったので、大人がラノベってどんなもんだろう?と興味本位で読んでみました。ライトノベルってどういう定義だっけと分からなくなるくらいちゃんとした小説でした。
リア充とか非リアとか陽キャとか陰キャとか、昔はなかった言葉が溢れていて、それに惑わされて自分をどこかの枠にはめなきゃいけない。しかも仮にどの枠にはまったとしても、周りの目を気にしながら自分の立場を演じていかなきゃいけないのですね。最近の子は大変だな〜。
若い読者を励ます素敵な言葉がたくさんあったので、学生さんはぜひ読んでください。
Posted by ブクログ
シンプルに超おもろいっす!
だけど、一部では人を選ぶかも。
ガチで引きこもった経験があったり、生きるか4ぬかを迷った経験のある人には、正直千歳の言葉は響かないと思いますね。毒親だったり、貧困家庭だったり、そもそも「美しい」という理想に向かって努力して生きる土台すら生まれつき持っていない人間はどうすればええねんとか読んでて思っちゃいました。
もちろんそういう人たちに向けての作品ではないと思うので、気にするだけ無駄かもしれませんが。
でも、純粋にライトノベルとしては最高でした!
Posted by ブクログ
---説明---
カーストトップに君臨する千歳朔。
そして出会っていく女の子の悩みや友達の悩みを解決していく中で恋愛、友情などの気持ちが交差する物語。
もっと深い!
---感想---
初めてちゃんとしたライトノベルを読んだ。
初めは読みづらさを感じたのだけれど、
どんどんと引き込まれてしまった。
と言うか真逆のカーストと言われていた二人を
どんどん好きになった。
10代でこの小説に出会いたかったなと思った。
今の悩める若者たちやその他大勢に(皆んなに)読んで欲しい!
甘酸っぱいと言う感じではなく、
ガッツリと青春できる小説という感じ。
男同士の友情的なものに弱いのかも知れない。
4.5時間で読める
Posted by ブクログ
ラブコメかと勘違いしてたので、いい意味で裏切られおもしろかった。 視点を変えた物語の切り口、明かされてない主人公の内面など次巻が気になる。 1位をとれたのも納得かなと。
リア充でありラノベ
主人公がリア充っていうパターンだけど、会話の内容とかキャラクターとかがっつりラノベ的というか、
ライトノベルっぽさから脱線したキャラじゃないから、ラノベとして読める。
ただこの1巻を読んだだけだと、主人公と女の子たちの関係性がよく分からなくて、とりあえずイラスト可愛いので1巻だけ読んでみます!だと満足できないかもってところで星4で。
Posted by ブクログ
陽キャについての説得力やキャラクターの行動や信念などがかっこいい所などが良かったが主人公目線なのに主人公の内面が分かりにくく感情移入は出来なかったのが少し残念。
Posted by ブクログ
弱キャラ友崎君みたいな、オタクキャラを上げて行くようなエピソードの話なんだけど、どうしてカーストがあるのか、どうやったら対抗できるのか、カースト上位者の悩みや頑張り所などカースト最上位魔王千歳君が分析していくところが新鮮。ラノベなんだけど、ちょっと文学寄りで、「桐島、部活やめるってよ」と友崎君の中間みたいな印象受けました。なんで部活やめたのかとか、明日風先輩との関係とか、結局取り巻き女子とどーなのとか、次巻に持ち越しでした。
あと、福井ネタが楽しかったです。レアだよね。
スッキリとした読後感
なんか、ありそうでなさそうな話ですが、十分に読み応えがありました。この時点では、次へ続くのか、終わるのか分からないエンディングだと思いました。明日姉のポジションがやや不明ということぐらいで、大きなフラグ未回収もなくスッキリとした読後感です。
Posted by ブクログ
主人公はイケメンでモテモテで自分がリア充だと認識しているはたからみたら嫌なキャラだけど、読んでいくうちに仲間思いでちょこちょこ悩む人間味があるキャラ。
リア充と非リア充のスクールカーストを背景に主人公が不登校の同級生を立ち直らせる物語である。
最後まで読んでいくと不登校の同級生を助けようとする、主人公の男気とカッコ良さで少し感動できますよ(^^)
2巻も読みたいと思います!
Posted by ブクログ
すごくリーダビリティが高くて合間に挟まる風景描写が美しくて、かなり文章力が高い作家さんだなーと思った。
引きこもりオタクを垢抜けさせて立ち直らせる展開、世代的に「野ブタをプロデュース」を思い出しちゃった。
主人公の千歳くんはぱっと見かなりいけ好かない奴に見えるけど、仲間思いで周りを下げないしで1巻読み終えた頃にはかなり好感度上がりました。
俺TSUEE系主人公+オタクに優しいギャルの男版みたいな?
私は登場人物に共感できなくても面白く読めるタイプだから面白く読んだけど、共感して読むタイプの人が誰に視点持っていけばいいのかは分からないかもしれない……?
主人公サイドは自己投影するにはハイスペすぎるし、オタク君は逆に卑屈すぎるし……
主人公たちリア充集団のノリがきつい……というか、クラスの陽キャ集団の意味のない雑談を敢えて書き起こすとこんな感じなんだろうなーみたいな。
後半だいぶ慣れるからそんなマイナスポイントではないけど、ここまでスルスル読める文章じゃなければ放り投げてたかもしれない
悪くはないしこれがデビュー作だということを考えれば立派なものだとは思うのだが、手放しで称賛できるほどのものでもないという印象。
特にギャグ的な会話文がいまいち面白くないのが残念。
読者をふるいにかける巻
正直読んでいて辛くなる作品。一巻は特に。主人公は確かにカッコいいけど、行動がヤバい。素でやってはいないけど、正直引くよ。
千ラムネは3巻が面白いと思う。
Posted by ブクログ
ラノベにはどうしても人気を得難い主人公の特性というのが幾つか有って、それが大学生であるとか我儘が過ぎるとかそういったタイプが有ると思うのだけど、本作の主人公はまさかのリア充である。こんなタイプのラノベ主人公が存在するとは思わなかったと読み始めは衝撃を受けてしまったよ
主人公の千歳朔ってファッションリア充とか隠れオタなどではなく、正真正銘のリア充であり、そんな人物を変化球無しで主人公にしてしまっているのだから驚き。
自分の狭い価値観がぶん殴られた気分になってしまったよ
ただ単純にリア充を主人公にしてしまったらそういった作品に慣れない人間にはとっつき難さしか無い。そこで典型的なオタクである健太を不登校から引っ張り出す、彼をリア充に引き上げるといった展開を主軸とすることで親しみやすさが増すようになっているね
また、当初はリア充に対して典型的な偏見を持っていた健太を話に絡めることでオタクである健太から見えるリア充像、そして朔が語るリア充像が多面的に描かれているのは千歳朔、そして彼の周囲に居る人間を理解する上で非常に役立つ構造になっているね
作中において朔は様々な場面で自分達の精神性を語る。それは時にはしつこく映ってしまう部分もあるものの、一方で彼に自分を語れるだけの自信が有るからなのだろうし、またそういった語り掛けに拠って健太の卑屈な精神性を変えようと本気になっているのだと伝わってくる
何というか、この千歳朔という人物は飄々と日々を楽しんでいるように見えてかなりナイーブに物事を考えているように思う。だから健太をリア充にする計画はかなりの準備を仕込んだ上での実行だし、事細かなフォローまでしている
そもそもヒーローの条件についてこだわりが有り、それに一種病的な程に縛られている点などは彼が軽い人間であるという偏見を持たせない作りになっているね
素質としてリア充的な部分を持ちつつ、リア充である自分を作り上げた彼は本音をあまり見せないタイプ。だからこそ、終盤に健太の為に吠えたシーンから彼の本質が見えて痺れてしまうね
リア充イケメンが主人公という新しいタイプのラブコメ(?) 1巻の内容としては掴みが微妙かなと思ってしまった。 ただこの主人公がこの先どうラブコメしてくのかは気になりました。
自分には合わなかった。
キャラクター同士の掛け合いが寒すぎて読んでいられなかった。主人公の千歳に対して悪意を向けてる側の人たちに感情移入してしまった。
陰キャ根性拗らせすぎてる人にはおすすめできない作品。大人しく陰キャ主人公ものを読もう。
これ程読むのに時間がかかったラノベは無いし、今後も現れないだろう。私がラノベを読むのに時間がかかる時は、設定が難解で理解するために読み直すとかそういう理由がほとんどなのだが、このラノベは純粋に「つまらなかったため」読む気が起きなかった。主人公がリア充であるという設定は斬新でいいと思うが、何より会話文が本当につまらなかった。「陰キャが一生懸命考えた陽キャ像」というか、会話文を読んでいるのに堅苦しい説明文を読んでいるかのような気分になった。一般的なラノベと同じでギャグや下ネタもちょいちょい挟んでくるのだが、それもことごとくつまらないし、これを現実で披露したら大スベリだろう。2巻までは読んだが、今回と対して感想に変化がないが、世間的な評価は高いので今後に期待。