あらすじ
待望のSS集第2弾は、文庫本で登場!
学祭が終わった翌日。
俺たち応援団の中心メンバーは蛸九に足を向ける。いわゆる学祭の打ち上げってやつだ――。
「それではみなさん、かんぱーい!!」
夏が終わり、秋が終わる。それでも、俺たちの軌跡はいつまでもここにある。
5~9巻までの特典SS、コミックスSS、さらには9巻後の書き下ろし短篇「長く短い祭りのあと」を収録。
何度も読み返したくなる、夏めく日々の記憶。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
これまでの各巻特典SSを一挙に纏めた短編集
いやあ読んでると本編であったことを自然と想い出せる本編エピソードの後日談的な内容が多くて自然とあの時はこうだったなあとか、あの後こんなことがあったんだと追体験できて嬉しい。
書き下ろしの短編を含め実に37編のお話が入っているのだけどそのうち16編に悠月が関係しているのは作者好きすぎではないだろうか?
いや私も好きだからいいのだけど^^
本編の続きが待ち遠しいけど次が教師組の若い頃のお話らしいのだけど、まあそれもまた楽しいか。
ラストの書き下ろしの短編で教師二人の関係が少し描かれていてこりゃ楽しそうと思った。
Posted by ブクログ
あの夏を乗り越えたチーム千歳の面々の、本編では描かれなかった物語を一冊にまとめたもの。過去に特典として小冊子があったようでそれをまとめられているため、実はこんなことあったのかと懐かしむ気持ちで読める。いわゆるファンブックなので本編を読んでいないとこの情緒は伝わらない。ぜひチラムネファンは手にとって(言うまでもなく読んでいると思うが)いただき、まだシリーズ未読の方はTVアニメからでも良いので入ってきてもらいたい。
いまだに最強ラノベの一角を担っていると信じている。
Posted by ブクログ
夏休みから藤志高祭までの濃厚な物語の合間を補う短編集。
どうやってみんなが自分の気持ちに折り合いをつけていったのかがわかる。
というかこんなにSS書き下ろしてるがシンプルにすごいと思った。
主人公は千歳朔だけど、その月の周りにいる人、手を伸ばそうとする人たちの物語が濃すぎて、この人たちが一つの物語に入ってるのがもったいないと思ってしまう。