【感想・ネタバレ】千歳くんはラムネ瓶のなかのレビュー

あらすじ

主人公は、超絶リア充。

『五組の千歳朔はヤリチン糞野郎』

学校裏サイトで叩かれながらも、藤志高校のトップカーストに君臨するリア充・千歳朔。
彼のまわりには、外見も中身も優れた友人たちがいつも集まっている。

圧倒的姫オーラの正妻ポジション・柊夕湖。
努力型の後天的リア充・内田優空。
バスケ部エースの元気娘・青海陽……。

仲間たちと楽しく新クラスをスタートさせたのも束の間、朔はとある引きこもり生徒の更生を頼まれる。
これは、彼のリア充ハーレム物語か、それとも――?


第13回ライトノベル大賞、優秀賞受賞。
新時代を告げる“リア充側”青春ラブコメ、ここに堂々開幕!!

※「ガ報」付き!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今どき珍しい『リア充側青春ラブコメ』。弱キャラ友崎くんで言う日南葵目線みたいな感じ。アツいところはアツく、締まるところはちゃんとしまっていたし、キャラクターがめちゃめちゃ魅力的だった。特にヒロイン(夕湖、優空、悠月など)が可愛すぎる笑リア充だからこその悩みだったり考え方などが妙にリアリティがあってどんどん読み進めることができた。本当に面白い本だった。
以下、自分のメモ(名言集)
「悪意をもってマウントを取りに来るやつなのか、ただの愛のあるいじりなのかを見極めろ」
「支払った時間と情熱の対価として、確実に知識や技術は蓄積していく」
「自分が描きたい物語の責任は自分でとれ」
「他人は他人、自分が自分を誇れればそれでいい」
「他人の揚げ足をとって石をぶつけても、自分がましになる人間になれるわけじゃないし、どんどん品位が下がってさもしい場所に落ちていくだけだ」
「美しくありたいんだ。あの日見た月のように。いつか本で読んだ、ふたの開かないラムネの瓶に沈んだビー玉みたいに」
結論、千歳朔は神!

1
2020年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リア充と非リア充。スクールカースト。学校のいざこざ……青春の澱みがこれでもかと詰まった物語でした。
他人と比べて自分の方が優れている気になったり、他人を何かに当てはめてわかった気になったりする人が多い中で、主人公の朔は自分の信じたいものを信じ、自分の信念を持ってい生きようとしていたので、とてもかっこよかったです。彼が周囲から男女の垣根を越えて信頼されていることに、とても説得力があるキャラ設定でした。
途中に挟まれるギャグも面白かったですし、地の文も読みやすく、とても満足して読める一冊でした。

0
2023年10月15日

ネタバレ 購入済み

けんたっち

引き篭もりの山﨑が千歳に刺激を受けて更生するエモい!
これからリア充とどのように過ごしていくかに期待している!

#胸キュン #アツい #感動する

0
2021年05月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第13回ライトノベル大賞。主人公が超絶リア充というありそうでなかった?タイプの青春ラブコメ。自他ともに認めるイケメン、スクールカーストのトップ千歳朔が主人公。1巻は不登校になったオタク男子 健太の更生がテーマ。
スクールカースト、リア充、非リア、オタクといったレッテル貼りに対する思いが感じられた。健太から千歳に浴びせられた言葉も共感できる内容だったと思うけど、千歳目線から言えば理不尽以外のなにものでもない。でも同じようなことが結構あって、コミュニケーション不足が原因のことが多い。今回の更生も面と向かってコミュニケーションを取ったことで上手くまとまった物語だった。
中高生のときに読みれば良かったなと思えるくらい、人生の指針になりそうな言葉がありつつ、展開も熱くて面白い。青春のエモさも感じられて、ラノベらしく読みやすい良い小説。タイトルもすごく良い。改題前のタイトルが『ラムネの瓶に沈んだビー玉の月』らしいんだけど、それが『千歳くんはラムネ瓶のなか』。すごくキャッチーでラムネ瓶の中のビー玉を想起させる要素は残しつつ、どういうこと?っていう惹きもある。千歳朔の朔は新月という意味らしく、改題前の月を千歳くんに置き換えている。天才。
ここからはラブコメ展開が本格的に始まるんだろうけど、どういう描き方をするのか気になる。あと福井県が好きだから福井要素が出てくると思うと嬉しい。
『ラフメイカー』のパロディがでてきたときは流石に世代すぎて笑った。

0
2025年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者初読。KU。リア充の千歳朔が担任の先生からのミッションを受け、リア充仲間と共にオタクな引き篭もりの山崎健太の意識を変え、学校に来られる様にする物語。ちょっと鼻につくと言いますか・・・なんだか自分の高校生時代と比べてキラキラし過ぎでなんだかなぁと思って読んでたけど、それにしても文章から目が離せない。少し不思議な読書体験でした。多分凄く面白かったんだけど、自分の心の奥底ではその気持ちを認めたくないんだと思うw。私も非リア充精神なのかも。続編がどうなるのか気になってしまうから続きも読もうと思います。

0
2025年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

友達のおすすめで普段あまり読まないラノベを読んでみました。最初は主人公のすかした態度が嫌で惰性で読み続けていたが、窓ガラス割った場面辺り(読めばわかる)からなんか面白くなって気づいたら完読していました。最初は主人公の性格に抵抗を示すかも知れないが、風景描写は美しいし、読みやすい文体なのでラノベ初心者の方にもおすすめです!

0
2023年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シンプルに超おもろいっす!
だけど、一部では人を選ぶかも。
ガチで引きこもった経験があったり、生きるか4ぬかを迷った経験のある人には、正直千歳の言葉は響かないと思いますね。毒親だったり、貧困家庭だったり、そもそも「美しい」という理想に向かって努力して生きる土台すら生まれつき持っていない人間はどうすればええねんとか読んでて思っちゃいました。
もちろんそういう人たちに向けての作品ではないと思うので、気にするだけ無駄かもしれませんが。
でも、純粋にライトノベルとしては最高でした!

0
2022年01月21日

ネタバレ 購入済み

スッキリとした読後感

なんか、ありそうでなさそうな話ですが、十分に読み応えがありました。この時点では、次へ続くのか、終わるのか分からないエンディングだと思いました。明日姉のポジションがやや不明ということぐらいで、大きなフラグ未回収もなくスッキリとした読後感です。

0
2021年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公はイケメンでモテモテで自分がリア充だと認識しているはたからみたら嫌なキャラだけど、読んでいくうちに仲間思いでちょこちょこ悩む人間味があるキャラ。

リア充と非リア充のスクールカーストを背景に主人公が不登校の同級生を立ち直らせる物語である。

最後まで読んでいくと不登校の同級生を助けようとする、主人公の男気とカッコ良さで少し感動できますよ(^^)

2巻も読みたいと思います!

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2020年04月05日

ネタバレ 購入済み

読者をふるいにかける巻

 正直読んでいて辛くなる作品。一巻は特に。主人公は確かにカッコいいけど、行動がヤバい。素でやってはいないけど、正直引くよ。
 千ラムネは3巻が面白いと思う。

0
2020年12月13日

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