raemzのレビュー一覧

  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 3

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    青春ラブコメラノベは、ヒロインがかわいいことよりも、主人公がカッコいいことが面白さの秘訣、を地でいく作品。また、今回は「進路」というテーマもあって、登場人物に一人も嫌な人間がいなかったのも読んでいて清々しかった。若さゆえの青さ、いや、「熱意」が人、そして未来を動かすんだな、と気持ちの良い読後感になった。

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    2020年12月04日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    これが本当のリア充といわんばかりの物語であり、陽キャでひとくくりしてはいけないと納得する作品である。面白かった。

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    2020年12月02日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    まず主人公がリア充のトップであるというのが新鮮で、リア充視点から見る物語はとても面白く勉強にもなりました笑(僕リア充じゃないんで!)
    とにかく主人公達に対して尊敬しましたもう山崎くんみたいになりました。周りのことをしっかりと見ていてそれにしっかりと向き合っていて、重荷に感じることもあっても仲間の助言などもありながら自信を持って進んでいく主人公はほんとにかっこよかった。トークの最後の落ちも笑わせてもらいました。

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    2020年11月28日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 4

    購入済み

    泣ける

    このラノ1位に選ばれてたので読んでみましたが、想像以上の物語でした。朔かっこいい、陽最高(悠月推し)!

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    2020年12月07日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 4

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    ネタバレ

    1、2、3巻と胸が熱くなるシリーズだったが、4巻は圧巻だった。部活に打ち込んだ青春を過ごした、または過ごしている読者にはすごく刺さる展開だと思った。表現の仕方がいい、挿絵がいい、キャラがいい、展開がいい‥数え切れないほどの美点があるので、輝かしい青春を過ごした人、過ごしている人の全てにオススメしたい一冊です。
    ちなみに推しは七瀬悠月です。みんな大好きだけど、メインキャラではない4巻でもやっぱり悠月が好きです。

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    2020年10月01日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 4

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    うわー、これはやばい!
    こんなに何度も泣かされるとは思わなかった。
    今までのお話でもクライマックスでは泣かされたんだけど、今回はやたらと胸に刺さってくる場面が多すぎてほんとやばい。
    やっぱり部活モノって好きなんだよなあ。

    今回のヒロインは陽。
    どこまでもまっすぐ頑張る少女は見てるこっちにまでどんどん熱を伝えて来る。
    朔やチームメイトだけでなく読んでいるこちらのハートにまで火を付けてくれる。
    これは震えるよなあ。
    陽は千歳を好きになるのも全力なのがとっても清々しい。
    良いね。

    それにしても毎回毎回ヒロインとの間のエピソードは、こんなんあったら絶対惚れてまうやろって言うのばっかりなんだけど、ど

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    2020年09月23日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 4

    ネタバレ 購入済み

    ハートに火を点けて

    最新刊まで全ていい話です。
    本当に青春って感じです。
    学生の時に同じような悩みを抱えていたこともあり4巻の陽と朔の話は思わず心が熱くなりました。
    ハートに火を点けてと言う目次のタイトルもめっちゃ好きです。
    絵も中身も全部好きです。

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    2020年09月23日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 4

    ネタバレ 購入済み

    最高

    本を読んでこんなに熱くなったのは久しぶりです。
    ストーリーは王道で、先が読める展開なのに、全く飽きがこないし、ページをめくる手が止まらなかった。

    最高の1冊です。

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    2020年09月18日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    ネタバレ

    今どき珍しい『リア充側青春ラブコメ』。弱キャラ友崎くんで言う日南葵目線みたいな感じ。アツいところはアツく、締まるところはちゃんとしまっていたし、キャラクターがめちゃめちゃ魅力的だった。特にヒロイン(夕湖、優空、悠月など)が可愛すぎる笑リア充だからこその悩みだったり考え方などが妙にリアリティがあってどんどん読み進めることができた。本当に面白い本だった。
    以下、自分のメモ(名言集)
    「悪意をもってマウントを取りに来るやつなのか、ただの愛のあるいじりなのかを見極めろ」
    「支払った時間と情熱の対価として、確実に知識や技術は蓄積していく」
    「自分が描きたい物語の責任は自分でとれ」
    「他人は他人、自分が自

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    2020年08月12日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 3

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    泣いたー! 泣かされたー!
    もうね、すごいよ。

    シリーズ3冊目は明日姉回。
    千歳が唯一弱音を吐ける憧れの先輩。
    その先輩との初デートとか東京行きとか、なんとも甘酸っぱくて胸キュンで愉しかった。
    同時にそれらが二度とはない事だと思い知らされるたびにどうしようもなく切なくなってきた。

    好きな女の子が困っているなら助けるだけだ! という王道を、しかもいつもの千歳らしく自分が助けるのではなくその人自身に勇気をあげる形で実現してしまうのはマジかっこいい。
    二人の子供の時のエピソードとか反則だろう!

    互いが互いにあこがれて、その人の隣で恥じないようになりたい。
    それはとても素敵で尊い想い。
    互いが互

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    2020年07月31日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 2

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    久しぶりの文句なしの五つ星!

    いやあ、これは凄い! この心が沸き立つ感じ! うん、大好き。

    一巻が面白かったので期待して読んだのだけど期待以上だった。
    偽りの恋人から始まる恋の話はまあ良くあるだろう。
    でもこれは、もっと複雑で一筋縄ではなくて苦くてそして尊かった。

    主人公の朔は本当の優しい。
    でもその優しさは自分が誰かを助ける優しさじゃない。
    一巻でもそうだったのだけど、それは困っている本人が自分自身を助ける手助けをする優しさ。
    そこには相手に対する強い願いと想いがある。
    そこがすごい。
    ボロボロになった悠月を必死に立ち上がらせようと朔の想いに胸が震えた。
    そのあとはメッチャ笑ったけど^

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    2020年07月22日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    あー、これは面白い。好き。

    よく異世界でチートな俺TUEEE系の話があるけれど、これも言わば現実世界のチートなリア充のお話。
    それって、なんだか鼻持ちならない感じになりそうだけど、でも主人公の千歳に全く嫌みがなくて読んでてとても楽しかった。

    千歳は好きだなあ。
    その考え方、努力の方向、弱音の吐き方、はぐらかし方。
    多分いろんなものを背負ってるんだろうけど、それにちゃんと向き合えるのがいいね。

    まったくベクトルは違うけど例えば「俺ガイル」がボッチの経典だとしたら、この物語はリア充の教科書と言ってもいい。
    上辺だけでない心のリア充。なんかその考えの一つ一つに感化されそうだ^^ 

    そしてリア

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    2020年07月09日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    どうしたことか、なんか普通にいい話です。昔だったらもっと違った形で出ていたかもしれないけど、今はライトノベルがこういう話の受け皿になっているということか。ここからどうつなげていくのか、続きも楽しみ。昔福井で仕事をしていたので、8番ラーメンとか、懐かしかったです。

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    2019年10月07日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

    購入済み

    切口新しいけど王道な感じが◎

    スクールカーストを題材にしたお話です。

    私自身カーストってなんだよくだらないという考えですが、人の社会に生きている以上こういった差別意識というのを持つ人は少なからずいて、自由に生きるのはなかなか難しい…ということも事実かと思います。
    主人公千歳朔はそんな人の社会で、美学を貫き美しくあろうとします。

    始めは鼻につく奴だな…という印象でしたが、どんどんその印象は変わっていきました。
    彼の言ってることが全て正しいのかは別として、自分の信じるものを信じる、そして突き進む。熱くて泥臭いその姿勢には昔ながらの主人公にも通じるところがあり、王道としても楽しめます。

    山崎くんのキャラも可愛いです。

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    2019年08月01日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

    購入済み

    増量試し読みにて

    冒頭の主人公が気持ち悪いですが、読み進めるべきと判断し、物語が面白くなる予感がしたところで試し読みが終わりました。
    買うか買わないかは五分五分です。
    非リア充がリア充側の物語を無理しているか、勘違いしている状態で書いている気がして、気持ち悪さがありました。
    冒頭の不快感が意図的な物で、終盤で主人公が好青年になるのだとしたら作者は相当な書き手だとは思うけど、どうだろう?

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    2022年09月23日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 9.5

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    ネタバレ

    蔵センと美咲先生をメインにしたサイドストーリー+なずな短編。

    高校時代の蔵センパイと美咲嬢ちゃんの関係がなんともエモい。
    出会いのエピソードはヒーローのそれだし、その後の互いに憎まれ口を叩きながら相手を信頼している安心感が心地いいね。
    お互いに気づかないうちに相手に重大な影響を与えているのだ。

    それにしても、二人とも教師になって、別の学校で同僚になってしまうとはもしかして運命では?
    でもお互いいい歳の大人なので今更踏み出せないようだけど、なんかすっごい運命のイタズラか教え子のイタズラ(笑)があって瓢箪から駒があったら面白いかもと思っていまった。
    お幸せにと言っておこう^^

    あとニッシーが

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    2025年11月07日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか Days of Endless Summer

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    ネタバレ

    これまでの各巻特典SSを一挙に纏めた短編集 
    いやあ読んでると本編であったことを自然と想い出せる本編エピソードの後日談的な内容が多くて自然とあの時はこうだったなあとか、あの後こんなことがあったんだと追体験できて嬉しい。

    書き下ろしの短編を含め実に37編のお話が入っているのだけどそのうち16編に悠月が関係しているのは作者好きすぎではないだろうか?
    いや私も好きだからいいのだけど^^

    本編の続きが待ち遠しいけど次が教師組の若い頃のお話らしいのだけど、まあそれもまた楽しいか。
    ラストの書き下ろしの短編で教師二人の関係が少し描かれていてこりゃ楽しそうと思った。

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    2025年10月31日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか Days of Endless Summer

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    あの夏を乗り越えたチーム千歳の面々の、本編では描かれなかった物語を一冊にまとめたもの。過去に特典として小冊子があったようでそれをまとめられているため、実はこんなことあったのかと懐かしむ気持ちで読める。いわゆるファンブックなので本編を読んでいないとこの情緒は伝わらない。ぜひチラムネファンは手にとって(言うまでもなく読んでいると思うが)いただき、まだシリーズ未読の方はTVアニメからでも良いので入ってきてもらいたい。
    いまだに最強ラノベの一角を担っていると信じている。

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    2025年10月29日
  • レプリカだって、恋をする。5 Side:Original

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    ネタバレ

    ナオが消えてから戻って来るまでの一年ちょっとの間、素直が何を考え、どう過ごしていたかを描くお話。

    これまでのシリーズでは素直の事は(4巻で少し描かれたけど)殆ど描かれなかったので、新鮮と言うか、ナオとの違いがあり過ぎてまったく異なる青春物語にも感じた。
    当然だけど彼女には彼女の青春があるんだよなあ。
    でもそこにはナオに頼らずに生きていく事を望んで努力しようとする想いがある。
    自分の為に。ナオに為に。

    だから、別れの場面にはグッと来てしまった。
    もう大丈夫と思っていても、それでも、やっぱり寂しい。
    だって素直は守られていた方だから。
    それでもナオが飛び立つのと同じように、素直も一人で歩き出す

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    2025年10月15日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 8

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    ネタバレ

    前巻で紅葉とやりあい、ナナとして覚醒した七瀬がメインの回。
    文化祭の演劇に向けた準備を主軸に、七瀬が色んな顔を見せていく。
    そして最後にはかなり官能的なシーンを経て、6巻の夕湖のように一皮むけた七瀬になった気がする。前巻で紅葉に色々突き付けられて、その後どうなるかというところで、最初に七瀬と紅葉がお茶するシーンから始まるのも印象的。紅葉が今後も重要な人物になっていく、していくという感じだ。

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    2025年10月09日