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私を見つけてくれて、ありがとう。
すべては変わってしまった。
唐突に、劇的に。どうしようもないほど残酷に。
けれど、ひとりで塞ぎ込む時間を、彼女は与えてくれなかった。
「あの日のあなたがそうしてくれたように。今度は私が誰よりも朔くんの隣にいるの」
――1年前。まだ優空が内田さんで、俺が千歳くんで。
お互いの“心”に触れ合ったあの日。俺たちの関係がはじまったあの夜を思い出す。
優空は言う。
「大丈夫、だいじょうぶ」
月の見えない夜に無くした何かを、また手繰りよせられるというように。
……俺たちの夏は。まだ、終わらない。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
「千歳くんはラムネ瓶のなか 第2クール」
2026年10月~ AT-X・TOKYO MXほか
声の出演:坂田将吾、石見舞菜香、羊宮妃那
「千歳くんはラムネ瓶のなか」
2025年10月~ AT-X・TOKYO MXほか
声の出演:坂田将吾、石見舞菜香、羊宮妃那
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
夕湖の告白から加速してしまったチーム千歳のすれ違い。誰かのトクベツになんてなりたくないと思っていた女の子と、フツウに傍に要られたらそれでいいと思っていた女の子の、ずっと胸にしまっていた醜い心が曝け出される展開に惹き込まれました。
夕湖を想い続ける海人の真っ直ぐさやかっこよさも、熱血になりきれない自分に苛立ちを覚える和希も、相互理解をしてこいとかつて言われた言葉を投げ返す健太も、皆かっこよかったです。
そして、これから愛され方は知っていても、愛し方を知らない千歳がどう女子たちに向き合っていくのか? それに注目をしていきたいと思います。爽やかかと思えば泥だらけで、冷たいのかと思えば熱くて、かっこいいのかと思えばかっこ悪い、そんな青春を楽しませてくれてありがとうございました!
Posted by ブクログ
青春だよなあ。青春だ。
前巻、夕湖の告白と朔の返答で決定的な亀裂が生じたあとのラストでの優空の登場が、なんだか最後にやってくるヒーローみたいだなあと思ったんだけど、いやあ、間違ってなかった。
この巻でのヒーローはまさしく彼女だ。
それはいつもなら朔の役回りなのだけど、さすがにへたれた朔にはそんなことは出来ず、朔と夕湖を救うことが出来たのは普段控え目に笑っているうっちーだけだったのだ。
彼女だけがみんなの前で告白した夕湖の本心も、それを断った朔の真実も最初から分かっていたんだ。
クライマックスの三人の告白場面が圧巻。
二人の隠していた本心を、それを分かっていた彼女だからこそ告白させることが出来た。
それも彼女が話すのではなく、ちゃんと本人に話させるとか、そのやり方が朔に似てるよなあ。
回想の中で岩波先生が優空と朔が似ていると話す場面があるけど、なるほど似ているなあと思った。
そんな二人に対して彼女は怒っていた。
誰かのために自分の気持ちを押さえつけることなんてする必要ないって。
それは彼女自身に対する叱咤でもあったのだろう。
だからこそ彼女だけが、ふたりをまた向き合わせることが出来た。つなぎ合わせることが出来たのだ。
読む前はこの亀裂の行き着く先はどこへ落ちていくのだろうかと危惧していたけれど、互いに本当の気持ちをさらけ出すことで再び結びついたのだ。
でもそれは前よりももっと強い絆だろう。いやあ、青春だよ。
朔がヘタれている間、それぞれの女の子がそれぞれのやり方で彼を勇気づけようとする様はなんかみんな意地らしくて温かで、でもちょっと朔にむかついた。
こんなにみんなに心配されているのに、さっさとしっかりしろよと。
それにしても朔のまだ誰も選べないからと言う理由のなんと贅沢なことか。いやもう、さっさと爆発しろ!
それに優空ちゃんの過去話を読んでて、ほんとに朔は誰彼かまわず救っちまうんだなと。
そして互いに欠けた穴を埋められるようなひとになろう、なんてそれはほんとプロポーズだから!
苦しくて哀しくてそれでも大切な大切な彼らの夏が終わった。
でも彼らの明日は続いていく。
その先もまた楽しみ。
最高の夏の終わり
ほんま最高だった。発売日深夜1時から読み、終わって6時になって空が明るいのを見て驚愕してた。
じっくり読んで欲しい、これから読む人にはこの言葉を忘れないで欲しい
「千歳くんはラムネ瓶のなか 第2クール」
2026年10月~ AT-X・TOKYO MXほか
声の出演:坂田将吾、石見舞菜香、羊宮妃那
「千歳くんはラムネ瓶のなか」
2025年10月~ AT-X・TOKYO MXほか
声の出演:坂田将吾、石見舞菜香、羊宮妃那
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