『千歳くんはラムネ瓶のなか５』ＳＳ冊子付き特装版

裕夢 / raemz

チラムネ初の特装版！

『このライトノベルがすごい！2021』第1位の大人気作、初の特装版が登場！

これまで描かれてきた多数のショートストーリーを集約、かつ書き下ろし掌編を付けた、130PにおよぶSS冊子を同梱。

特装版カバーと小冊子カバーは、raemz描き下ろしの豪華仕様。

チラムネを語る上で必携の、SS（ショートストーリー）冊子付き特装版！

※「ガ報」付き！

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

（底本 2021年4月発行作品）

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 男性向けライトノベル / ガガガ文庫
• 出版社: 小学館
• 掲載誌・レーベル: ガガガ文庫
• シリーズ: 千歳くんはラムネ瓶のなかシリーズ
• ページ数: 440ページ
• 電子版発売日: 2021年04月20日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 12MB

[ブクログ · ★★★★★]

うわーこれは辛い。切ない。
だけど青春そのものだよなあ。

巻としては夕湖回なのだけど、彼女だけでなく、これまでの巻のヒロインそれぞれが朔に対する気持ちと決意を夏休みのイベントの中で確かめていく展開。
これまでにない恋愛メインの回で色んなエピソードをニヤニヤ楽しく読んでいて、このまま楽しい夏休みが続いていくのだろうなあと思っていたら、こうきましたか。
いやあ、いきなりクライマックスだよ。

一つの言葉、一つの選択が決定的に何かを変えてしまうことがある。
それは怖いよね。
それでもそのままでは居られない感情もあるのだ。
夕湖は頑張った。
朔も頑張った。
それはもう仕方ないことなのだけど、これは辛いなあ。

そしてラスト。
ただ一人これまで語られてこなかった優空の登場はまるで真のヒーローのようだ。
次巻が待ちきれない。
早く彼らの青春の続きを！