raemzのレビュー一覧
-
-
-
購入済み
新時代の青春ラブコメ
このラノ1位をとったとのことで、何気なく読み始めたチラムネ。
しかし、この作品に出会えて本当に良かったと思う。
この作品を一言で表すなら、リア充視点で描かれる新しい青春ラブコメ。
そう言うとリア充の青春ラブコメなんていくらでもあると言われそうだが、ここまで現実的なスクールカーストを表現した上でリア充を主人公に据えるというはやはり新しい。
作者の詩的、文学的な文は一瞬ライトノベルであることを忘れさせる。
1番好みが別れる点だと思ったのは、ここまで現実を描写しているのに反して、主人公のヒーローのような行動や説教、そしてそれに救われるご都合主義のような展開。しかし私はこれこそが -
-
-
-
-
Posted by ブクログ
うわーこれは辛い。切ない。
だけど青春そのものだよなあ。
巻としては夕湖回なのだけど、彼女だけでなく、これまでの巻のヒロインそれぞれが朔に対する気持ちと決意を夏休みのイベントの中で確かめていく展開。
これまでにない恋愛メインの回で色んなエピソードをニヤニヤ楽しく読んでいて、このまま楽しい夏休みが続いていくのだろうなあと思っていたら、こうきましたか。
いやあ、いきなりクライマックスだよ。
一つの言葉、一つの選択が決定的に何かを変えてしまうことがある。
それは怖いよね。
それでもそのままでは居られない感情もあるのだ。
夕湖は頑張った。
朔も頑張った。
それはもう仕方ないことなのだけど、これは辛 -
ネタバレ 購入済み
胸が苦しい…
新刊が出るたびに僕の感情を揺さぶってくる本作。
作品としては1冊に1人のヒロインがフューチャーされ1人1人のエピソードで心が揺さぶられ読み終わった後の喪失感に苛まれできました。
この5巻では満を持してメインヒロイン筆頭の夕湖のエピソードになります。
他のヒロインの巻では基本的にヒロインメインの話なのですが、この巻だけチーム千歳のメンバー全員の話があり特に明日姉のエピソードが凄くいいです。
読み進めていくうちにあれ?今回は少し趣向が違うのかな?と思いながら読んでいましたが、最後のためのフリだったんですね。
まさに飴と鞭でした。ラストの4章は読み進める手が止まりませんでした。今まで楽しか -
購入済み
燃えた
この巻見て心燃えないやつはやばいよって思うくらい自分は燃えた。陽ちゃんがかっこよ過ぎて魅力的過ぎる。感情爆発した
ってくらい語彙力なくなって最高の巻だと言い切れる1冊。
毎巻メインになったキャラ好きって言ってるけど陽ちゃんだけは揺るがないかもしれない -
購入済み
キャラが魅力的過ぎる
ほんとにこのラノベを読んでると、1巻1巻で主人公とは違う子がメインになってそのたびにその巻でのメインの子が好きになる。この巻はちょっと自分も色々と考えたことがある話が問題として出てきたので、それを思い浮かべつつ、ちょっと涙してしまった。
芸術としての出来が良すぎる -
購入済み
不思議な感じ
このラノベを読んでいると色んな小説を読んでいる気分になる。まあ、この2巻で分かりやすく言えば恋愛小説とミステリー小説を同時に読んでいる感じ?それが作者さんの丁寧な文章表現?でとても面白くドキドキさせられた。これは納得のこのラノ1位だなと改めて思った。
-
購入済み
詩的な言い回し
自分は読んでいてこのレビューのタイトルに書いてある文章の詩的な言い回しがとても好きになった。詳しい内容はここのレビューでは書かないが、読んでいてじわぁって内容が染みるような、今は理解が難しいけど何となくこうかなみたいな、ラノベではあまり感じないとこが1番印象深かった。とりあえず2巻期待して読むことにする
-
購入済み
よき
部活というやり尽くされ、味のなくなったガムのような題材を本当に面白く仕上げてありました。青春というのはこうでなくては、と思わされました。
-
購入済み
よき
久しぶりに文句なしに面白い作品に出会えました。普通ならこんな劇的な過去があった、と昇華してしまう過去を何でもないことのように、しかし力に変える主人公が最高にカッコよかったです。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ陽(はる)回でした。バスケ部の青海陽と元野球部の千歳朔。二人にとって一生忘れられない一番熱い夏が始まる。今回は直球な青春部活もの。ヒロインは陽だけど、朔編ともいえる。楽しめる部活と本気で上を目指す部活。この隔たりが現実でもありふれているからこそ、今回の話は揺さぶられる。二人がお互いを支えながら過去を乗り越え、熱い言葉と行動で皆を変えていく姿は清々しかった。また、ヒール役にも思える亜十夢や野球部顧問それぞれの信念が描かれているのも良かった。今までのほんの些細な話だと思っていたものが伏線で、鮮やかに回収されていくのが読んでいてとても気持ち良かった。3巻が個人的には最高傑作だと思っていたんだけど、今
-
-
-
-