raemzのレビュー一覧

  • レプリカだって、恋をする。

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    ドッペルゲンガー的存在のナオ。オリジナルが不調な時に代わりに学校に生活をしていました。
    ニセモノとして目立たないようにしている中、クラスメイトの一人が気になり、見てほしいと思うようになってしまいました。

    めちゃくちゃ面白い。
    恋愛の揺れ動きが本作の設定だからこそより強く描かれているし、その文章も流れるように、けれど確かにあるような感情を描いていて、めちゃくちゃ良かったです。
    そしてニセモノが最後まで、ちゃんとオリジナルとは異なる存在として描かれていくのもすごく好きでした。自身の存在への疑問、恐ろしさ。恋愛との兼ね合いもとても好きです。

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    2023年10月09日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 8

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    ネタバレ

    悠月さんの勝負回。
    と言うか自爆回^^ 

    後輩紅葉に焚き付けられる形で悠月が今まで踏み込まなかったところへ踏み込もうとしてこれまでの美学をかなぐり捨てて暴走し結局自爆するというね。
    いや恋って怖いね。
    でも周りにライバルがいっぱいて、もう一つ信じられるものがないとしたらそれは焦るだろうし、これは責められないよなあ。
    誰がいちばん悪いって言ったら悠月でも紅葉でもなくやっぱり千歳なんだよなあ。
    ヒーローから滑り降りた彼はこの先どうしていくのか?
    今の俯きがちな状態が続くのはきつい気がする。

    でもこれで悠月さんのさらなる攻めはなくなるのだろうか?
    だとしたらあとは紅葉の独断場?
    ただ今一番強いの

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    2023年09月25日
  • レプリカだって、恋をする。

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    電撃小説大賞受賞作品。ライトノベル新人賞の作品は単巻できりよく纏まっているものが多いので結構好き。普段ラブコメとか恋愛小説はあまり読まないけど、忘れた時にふと読んでみると、優しい気持ちになれる。レプリカの主人公が贈るちょっと不思議な日常はとても引き込まれるし、何気ない日常の大切さを再認識させてくれるストーリー・キャラクターはすばらしかったです。一番気に入った登場人物はりっちゃん。重要な役回りを担うだけでなく、ほっこりするシーンも多くて素敵でした。

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    2023年09月02日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 6.5

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    6.5巻ということで、今回は各キャラクターのサイドストーリーのような形になっている。とは言え1冊を通すとすごいボリュームだ。

    どの話も起承転結ありボリュームも十分だったが、千歳と優空のデートの話が印象に残った。

    本編の続きが気になるような内容で、6巻を読み終わった人は必読の内容だ。

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    2023年08月22日
  • レプリカだって、恋をする。

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    ネタバレ

    個人的には素直が好き。すごく人間くさい。レプリカの方が素直だから怖くなるところ、めんどくさいところを押し付けるところ。それでもなおに居なくならなくて良かったというところはうるっとくる。これからが気になるね。
    りっちゃんが素直となおを見分けてるところも良かった。小学校からの仲という伏線を回収したね。

    本筋の「恋をする」ところだと、動物園で初めてだと言うところやとにかく予定を入れようとするところは可愛いし、レプリカゆえの想いだよね。良かった。

    後味がいい物語だった。

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    2023年08月20日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 2

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    裕夢先生は本当に高校生の感情の表現が上手いと思う。物語の設定としては主人公がリア充で周りの女の子は主人公に好意を持っているというラノベにありきたりなものであるが、主人公や周りの友人達が持つ哲学や価値観などがリアルで、裕夢先生の言葉遣いとあわせて、下手な小説作品よりも良い小説作品であると感じる。

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    2023年08月05日
  • レプリカだって、恋をする。

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    美しい比喩表現の下で語られる、瑞々しい青春物語。 レプリカが、自身のアイデンティティに思い悩む様子が精緻に綴られた、心温まる物語でした。 また、ナオとアキの、動物園や夏祭りでの交流などが、透明感のある丁寧な分筆で綴られており、彼らの心温まる交流が目の前に浮かぶようで、良かったです。 ただ、正直に言うと、ロボットの意識の話の変形にしか見えない割に、レプリカ周りの設定が詰まっていないように見えるのが気になります。また、シナリオ展開も普通といった所で、大賞作品としてはもう一捻り欲しかった所です。

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    2023年02月12日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 6.5

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    ヒロインそれぞれの視点で書かれており、本編の内容とも相関性あり。
    彼女らの個性とピッタリなショートストーリーがどれも納得の面白さ。
    7巻も期待。

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    2022年07月19日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 6.5

    ネタバレ 購入済み

    それぞれの想い

    千歳に対する想いが綴られた回。

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    2022年03月20日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    地元でコラボキャンペーンが始まったので、大人がラノベってどんなもんだろう?と興味本位で読んでみました。ライトノベルってどういう定義だっけと分からなくなるくらいちゃんとした小説でした。

    リア充とか非リアとか陽キャとか陰キャとか、昔はなかった言葉が溢れていて、それに惑わされて自分をどこかの枠にはめなきゃいけない。しかも仮にどの枠にはまったとしても、周りの目を気にしながら自分の立場を演じていかなきゃいけないのですね。最近の子は大変だな〜。

    若い読者を励ます素敵な言葉がたくさんあったので、学生さんはぜひ読んでください。

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    2022年02月12日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    ネタバレ

    シンプルに超おもろいっす!
    だけど、一部では人を選ぶかも。
    ガチで引きこもった経験があったり、生きるか4ぬかを迷った経験のある人には、正直千歳の言葉は響かないと思いますね。毒親だったり、貧困家庭だったり、そもそも「美しい」という理想に向かって努力して生きる土台すら生まれつき持っていない人間はどうすればええねんとか読んでて思っちゃいました。
    もちろんそういう人たちに向けての作品ではないと思うので、気にするだけ無駄かもしれませんが。
    でも、純粋にライトノベルとしては最高でした!

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    2022年01月21日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    ---説明---

    カーストトップに君臨する千歳朔。
    そして出会っていく女の子の悩みや友達の悩みを解決していく中で恋愛、友情などの気持ちが交差する物語。

    もっと深い!

    ---感想---

    初めてちゃんとしたライトノベルを読んだ。

    初めは読みづらさを感じたのだけれど、
    どんどんと引き込まれてしまった。

    と言うか真逆のカーストと言われていた二人を
    どんどん好きになった。

    10代でこの小説に出会いたかったなと思った。
    今の悩める若者たちやその他大勢に(皆んなに)読んで欲しい!

    甘酸っぱいと言う感じではなく、
    ガッツリと青春できる小説という感じ。

    男同士の友情的なものに弱いのかも知れない

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    2021年11月11日
  • 安達としまむら10

    購入済み

    あとがきによると物語としては既に完結していて今は長い後日談のようなものらしいが、この作品はストーリー展開を面白がるよりは安達としまむらを中心とするキャラたちの作り出す雰囲気をまったりと味わい楽しむべきものなので、良い意味で変わりない。

    #ハッピー #ほのぼの #癒やされる

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    2021年10月04日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    ラブコメかと勘違いしてたので、いい意味で裏切られおもしろかった。 視点を変えた物語の切り口、明かされてない主人公の内面など次巻が気になる。 1位をとれたのも納得かなと。

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    2021年08月16日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

    購入済み

    リア充でありラノベ

    主人公がリア充っていうパターンだけど、会話の内容とかキャラクターとかがっつりラノベ的というか、
    ライトノベルっぽさから脱線したキャラじゃないから、ラノベとして読める。
    ただこの1巻を読んだだけだと、主人公と女の子たちの関係性がよく分からなくて、とりあえずイラスト可愛いので1巻だけ読んでみます!だと満足できないかもってところで星4で。

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    2021年07月21日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    陽キャについての説得力やキャラクターの行動や信念などがかっこいい所などが良かったが主人公目線なのに主人公の内面が分かりにくく感情移入は出来なかったのが少し残念。

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    2021年03月15日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    弱キャラ友崎君みたいな、オタクキャラを上げて行くようなエピソードの話なんだけど、どうしてカーストがあるのか、どうやったら対抗できるのか、カースト上位者の悩みや頑張り所などカースト最上位魔王千歳君が分析していくところが新鮮。ラノベなんだけど、ちょっと文学寄りで、「桐島、部活やめるってよ」と友崎君の中間みたいな印象受けました。なんで部活やめたのかとか、明日風先輩との関係とか、結局取り巻き女子とどーなのとか、次巻に持ち越しでした。
    あと、福井ネタが楽しかったです。レアだよね。

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    2021年02月28日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

    ネタバレ 購入済み

    スッキリとした読後感

    なんか、ありそうでなさそうな話ですが、十分に読み応えがありました。この時点では、次へ続くのか、終わるのか分からないエンディングだと思いました。明日姉のポジションがやや不明ということぐらいで、大きなフラグ未回収もなくスッキリとした読後感です。

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    2021年02月17日
  • 白百合さんかく語りき。

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    カップルを見ると妄想にふける「カプ厨」の女の子・永遠と同好の士の留学生少女リリとの物語。
    永遠の一人語りなのだけど、普段はちょっと覚めている感じなのにナチュラルに妄想に入っていくところがなかなか面白い。
    そしてラノベの主人公のお約束の鈍感力^^
    リリーが彼女の事を好きなのはもうバレバレなのになぜ気づかない!?
    これは鈍感な永遠に振り回されるリリーを見てにやにやしながら楽しむお話だなあ。
    という感じで続いていく女の子たちの日常が可愛いかったっす。

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    2020年11月25日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    ネタバレ

    主人公はイケメンでモテモテで自分がリア充だと認識しているはたからみたら嫌なキャラだけど、読んでいくうちに仲間思いでちょこちょこ悩む人間味があるキャラ。

    リア充と非リア充のスクールカーストを背景に主人公が不登校の同級生を立ち直らせる物語である。

    最後まで読んでいくと不登校の同級生を助けようとする、主人公の男気とカッコ良さで少し感動できますよ(^^)

    2巻も読みたいと思います!

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    2020年04月05日