raemzのレビュー一覧

  • 透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。

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    主人公の大学生・かけると、盲目のヒロイン・小春による大人のボーイ・ミーツ・ガール。ずっと積読本だったのを読み始めたら頁をめくる手が止まらずに一気に読みでした。目が見えないという障害がある小春は、さらに過酷な運命に曝されることになるのですが、彼女の一貫した前向きな姿勢に「生きて楽しむ」ということの尊さを改めて感じる次第です。急転直下の『転』から、優しく迎えたエンディングである『結』に至る展開に、かけるも小春も幸せに生きられたのだなと感激し、年甲斐もなく泣いてしまいました。GA文庫大賞も納得の名作と思います。

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    2024年06月16日
  • レプリカだって、恋をする。3

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    前回最後に素直が発した「明日からは私が学校へ行くから」という一言を受けて始まる第3巻。リョウ先輩がいなくなり、学校へも行けなくなったナオの様々な感情が伝わってくる冒頭から、ずっとヒリヒリした雰囲気が漂っていたように感じます。今回は素直の視点で語られる場面が多く、彼女がナオを生み出し、そして今ナオに対してどう思っているか、彼女の本心が刺さりましたね。また、レプリカとは何かへの答え合わせも示され、なお一層心が揺さぶられた思いがします。物語全体の「転」と「結」への橋渡しのような展開だったので次回が完結編かな…。

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    2024年06月11日
  • レプリカだって、恋をする。3

    購入済み

    考えてもしょうがないんだけど・

    めちゃくちゃ気になる所で終わった今巻・・・

    考えてもしょうがないんだけど考えてしまう。


    「レプリカだって、恋をする。」


    このお話、笑顔で終われる展開ってあるのかなぁ

    想像すればするほど悲しい結末しか見えてこない・・・
    自分の想像力が乏しいだけだよね

    最近 涙もろくてリョウ先輩の時は号泣だったけど
    こんな涙は嫌だなぁ

    次巻を待つ 1読者の心境でした。

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    2024年05月31日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 8

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    いよいよ始まる文化祭に向けてチーム千歳の面々はそれぞれの準備をする。今回は悠月の無双がどこまで千歳に届くのかが見所なわけだが、ギリギリの気持ちのやり取りにこちらもヒリついた。
    誰も傷つけずに生きていくことはできない。自分のなかの葛藤を吐き出すことができた時、そしてその葛藤さえも受け入れてもらえた時、人は心からの安息と、そして受け入れてくれた人と共にいるこの先を望むものだ。
    千歳と悠月のウィットに富んだ会話、余韻を残す間、触れ合う心に、さすが殿堂入りするラノベだと感心。ずっと読んでいたくなるんだよな。

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    2024年02月10日
  • 安達としまむらSS

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    あだしまで描かれる言葉の数々が気持ちいいのは、本当には得ることができず、知ることもない、だけどいつかそんなこともあったなとの想いを感じさせてくれるから。ほんといい作品、てかもはや福音...

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    2023年12月09日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

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    ネタバレ

    リア充と非リア充。スクールカースト。学校のいざこざ……青春の澱みがこれでもかと詰まった物語でした。
    他人と比べて自分の方が優れている気になったり、他人を何かに当てはめてわかった気になったりする人が多い中で、主人公の朔は自分の信じたいものを信じ、自分の信念を持ってい生きようとしていたので、とてもかっこよかったです。彼が周囲から男女の垣根を越えて信頼されていることに、とても説得力があるキャラ設定でした。
    途中に挟まれるギャグも面白かったですし、地の文も読みやすく、とても満足して読める一冊でした。

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    2023年10月15日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 8

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    ネタバレ

    ヘラヘラしているように見えて、蔵センはちゃんと生徒のことを見ているんだなぁ。ヒーローとしての朔じゃなく、1人の男としての朔にならなきゃいけないときが来たな。

    紅葉に駆り立てられ、悠月のタガが外れる。バスケのプレーも別人だし、色気も半端ない。その勢いで朔を落とそうとするけど、2巻で出て来た他校の先輩と同じことをしているのに気付くのが皮肉なんだよな。でもちゃんと朔は悠月の心を見ているところがかっこいい。お互いに一生に一度しかない「今」の中で悩みながら過ごすところが青春だなと思う。

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    2023年10月04日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 2

    購入済み

    文句なしの星5つ

    #アツい #ドキドキハラハラ #胸キュン

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    2023年09月24日
  • レプリカだって、恋をする。2

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    ネタバレ

    文芸部廃部の危機を救うため、演劇部とのコラボで文化祭に臨むことになる今回。素直がナオに高校での主導権を握らせる形で進むので、今回は文芸部に纏わるエピソードを中心としたナオとアキとのラブコメに萌えて悶えることになったわけです。とはいえ、”レプリカ”とオリジナルの関係性という物語の根幹をなす主題にも触れられて、緊張感もある読み応えのある展開でしたね。順風満帆に見えたレプリカどうしの恋愛ですが、ラストシーンで素直が発した一言でそれがどうなるか。続編を楽しみにしています。

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    2023年10月09日
  • 透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。

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    なんらかのハンデを持つ人と付き合うことはすごくエネルギーを使うこと
    自分と違う相手の本当の気持ちをわかることは簡単には出来ないだろうから

    でも『冬月小春』は精一杯今の人生を前向きに生き、そして恋をした。
    『空野かける』はその思いを受け、そして恋をした。

    自分と違う人と関わりを持つってどんなに難しいことだろう。
    相手のことを想う気持ちってどんなに大変なことだろう。
    また来年になるだろうが、花火を見た後に独り静かにこの本を読んでみたい。

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    2023年09月13日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか

    tt

    購入済み

    序盤で合わないと一度は感じたが

    私は過去に、序盤だけ読んでどうにもあわないかなと数年寝かせた経緯があります。その後、改めて読んでみようかなと読み進めたところ、現在は自分の好きな作品の最上位の一つになっています。布石はありつつも序盤にはあまり表現されていない、切ないラブストーリー、青春群像劇です。

    もちろん人によって好みに合う合わないはあると思いますが、個人的には、少なくとも数巻は読んでみて自分にとってどうか判断してみていただくとよいのでは、と思います。長文失礼しました。

    #憧れる #切ない #感動する

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    2024年08月23日
  • 透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。

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    視覚障害を持つ小春。本作は、彼女とかけるとの、情感豊かに描かれた戦いの記録でしょうか。
    全体的に、風景が思い浮かぶような非常に精緻なタッチで描かれており、そのタッチが本作の情感豊かなテイストに非常にマッチしていてよかったです。
    大学のコンパの様子から、病院で子供たちと遊ぶ情景、そして二人で過ごす病室に至るまで、読んでいて色々と思い浮かぶのはただただ凄いなぁと。
    ただ、盲目設定と癌の設定の繋がりがイマイチ弱く、どちらを描きたかったのか分からなかったなぁという点は残念。

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    2023年08月20日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 7

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    あの夏を乗り切ったチーム千歳の面々。緩やかで、互いに気を遣い過ごす日々はとんでもない出来事によってぶち壊される。現代最強ラノベにして、本作も心揺さぶられるラストまでの流れが秀逸。
    悠月を物語の中心に据え、不穏な空気に飛び込み覚醒していく流れはあまりにドラマチックで最高にシビれた。もちろん悠月以外の登場人物の心の揺れ動きも丁寧に描かれている。(だから600ページ)
    楽しいはずの学園祭、本番までの準備は楽しい、、が。。
    夏からちょっと元気ない最強主人公千歳を放って、周りのヒロインの感情が爆発する注目巻だ。

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    2023年07月19日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 8

    匿名

    購入済み

    良かった

    流石の文章力。読むのが止まらなかった。

    #切ない

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    2023年06月22日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 8

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    著者曰く、8巻と9巻で前後編の構成とのこと。8巻は第2章までしか記されていません。

    いや、8巻でこれだけの興奮を与えてくれますかっ!

    今回は、パーフェクトビューティ、七瀬悠月がメイン。
    7巻で皆をかき回した紅葉との関係性も含め、盛々で悠月の強さ、弱さ、そして美しさが描かれます。
    私の推しの陽さんも含め、7巻の顛末とそれぞれの決意も書かれていますが、何よりも、今回は悠月さんでしたね……いやぁ、たまらん。

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    2023年06月21日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 8

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    『終わり方、素晴らしい!』
    岩浅さんが書きました。

    特級ネタバレ警察が怖いでは無く(いや怖いか。。。)、本巻はこれに尽きる。完全に心が打ち抜かれた。

    下巻(9巻)が今から待ち遠しい。

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    2023年06月20日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 3

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    とても良かったです。若い世代に人気な理由がわかりました。作者の出身地である、作品の舞台「福井県」の描写はディテールまで細やかに描かれており、現地をつい訪ねてみたくなる(名物を食べてみたくなる)良さがあります。
    特に良かったシーンは、先生との交流のところ、三者面談のところ、東京に向かうところ、編集者のところ。自分が学生だった頃を思い出すということもありますが、「地方から上京する」ということが彼らにとってどんな意味があるのか、上京経験のない首都圏出身者の私でもとても身につまされる気持ちになりました。
    編集者のシーンなどは作者の方のご経験も踏まえられてのことか、とてもリアルに描写されている気がして、

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    2023年06月13日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 6.5

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    あの夏があり、乗り切ったあの時から数日経ったそれぞれの夏休みの様子が描かれる。
    今回は作者縁深い富山、石川の様子も描かれて登場人物と旅行したり日常を疑似体験できたりする。高校生の夏休みに思い出ができたり、大人へと進むチャレンジができたりと、チーム千歳の女性陣は本当に素敵だ。(こんなに素敵女子がまわりにいて朔の煮え切らなさもなかなかだがそれはラノベという特性ということで)
    新学期に向けた準備期間、各々の体験を通して成長した想いがどのように展開していくのかが楽しみだ。

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    2023年05月02日
  • 千歳くんはラムネ瓶のなか 6

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    ネタバレ

    乗り越えた。
    あの衝撃的な出来事を全員で乗り越えた。
    朔、優空、夕湖が中心ではあるけれど、チーム千歳の面々も感情をあらわにして思いをぶつけ合う。最後はちゃんと話し合うことの重要性が説かれていて、健太の1巻からの成長も飛び出し、大団円へと結びつく。
    恋愛においてこんなにも思考して、言語化して、そしてそれを3者が理解するなんていう奇跡を目の当たりにして呆然とした。
    本当に乗り越えてきたとは…。
    二度と来ない17歳の夏を越え、皆の二学期が楽しみだ。

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    2023年04月12日
  • レプリカだって、恋をする。

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    いや、面白かった。
    これは設定の勝利だよなあ
    そして僕の好きなタイプのお話だ。

    初めて恋する高揚感と相手へのドキドキする想いはもちろんそれだけで良いのだけど、さらにこの設定だかこその叶わない願いの不安と苦しさ、何者でもない自分への、自分ではどうすることもできないことへの激情がとても良かった。
    特にラストの激情とそれに対する彼の一言は、うん、カッコいい。

    途中2回驚かされる展開があって、予想外の方向にお話が進んで、読みながらこのお話はどんな結末を迎えるのかと不安に思っていたのだけど、望む通りの結末でほっと胸を撫で下ろした。

    て言うか、後輩ちゃん最強では?
    だから彼女の小説タイトルはダブルだ

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    2023年04月07日