森村誠一のレビュー一覧

  • 老いる意味 うつ、勇気、夢

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    あの森村誠一さんが88歳になっているとは、少し信じがたいものがあった。新たな発見等はなかったが、読んでいてしみじみと人生を感じさせてくれるエッセイであった。同氏が元気で良かった。

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    2022年11月23日
  • 深海の寓話

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    深海の寓話

    少年探偵団ならぬ、壮年探偵団の活躍といった書きぶりが楽しめる。本誌には山前譲氏の「解説」がついている。森村氏の他作品も紹介されており、本書「深海の寓話」に込めた作者の思いが色濃く浮きだつ。やはり「解説」は嬉しいものである。

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    2022年11月16日
  • 60歳で小説家になる。

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    森村誠一の小説家指南本。
    60歳で社会人現役を退いた後、小説家を目指したい人へのノウハウを伝授する。 六十歳という区切りは、小説家を目指したい人には良い区切りになる。 現役時代の経験が財産であり、これを生かすことができるし書くための時間もある。 著者の経験を踏まえてノウハウを緻密に紹介しているが、これから書き始めようとする人には、ややハードルが高そうな感じがした。

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    2022年10月07日
  • 人間の証明

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    ずっと昔から読みたいと思っていたが、救いがない作品だった。DNA鑑定やNシステムが無い時代の捜査は大変だったなぁ。

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    2022年09月07日
  • 老いる意味 うつ、勇気、夢

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    老人の生き方のついての部分は、かの森村誠一さんがわざわざ語らずとも、一般的に考え得る内容だし、医療関係者や専門家が語った方が、説得力があったかと思う。しかし巻頭の老人性うつについては、ご自身の体験がありのままに書かれていて、迫ってくるものがあった。この部分の闘病記をもっと読んでみたい。

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    2022年08月13日
  • 老いる意味 うつ、勇気、夢

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    さすが森村誠一さんのエッセイと思った。文章力が素晴らしい。サクサク読めて頭に入る。
    自分自身も老いを実感しているからか…
    うつを克服したとある。うつは克服できるんだ、と思った。

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    2022年04月29日
  • 捜査線上のアリア

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    おなじみの警視庁捜査一課 那須班が登場。
    ビジネスホテルでの女性殺人事件の謎を追う物語り。
    しかし、最後にあっと驚く仕掛けが。まんまと騙された。

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    2022年02月06日
  • 人間の証明

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    子どもの頃に映画のテレビCMで何度も聞いた「母さん、僕のあの帽子、どうしたでしょうね?」の詩だが、想像以上にストーリーに重要な意味を持っていた。

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    2022年01月26日
  • 老いる意味 うつ、勇気、夢

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    森村誠一氏といえば、かつては赤川次郎氏と並んで飛ぶ鳥を落とす勢いで売れていた社会派ミステリ作家。88歳の今でもバリバリの現役の重鎮である。

    そんな森村氏が老人性うつ病を患い、軽度認知症の診断を受けてからの日々を赤裸々に綴った話題の書。タイトルは「老いる意味」だが、別にそのような哲学的な話が書かれているわけではない。要は老いに対する氏の健康法と心構えが書かれているのである。あの森村誠一の文体で書かれているのだから、とても読ませる。

    医師のアドバイスもあるようだが、氏の個人的な感想も多い。万人に薦められるものではないことは本文でも断りがある。
    ただ、森村誠一ほどの人が、老いに、病に苦しみ、悪戦

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    2022年01月24日
  • 新版 悪魔の飽食 日本細菌戦部隊の恐怖の実像!

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    ネタバレ

    「われわれが『悪魔の飽食』を二度と繰り返さないためにも、民主主義を脅かす恐れのあるものは、どんなささやかな気配といえども見逃してはならない」(P301)


     中立的な歴史、客観的な歴史、公正で公平な歴史などというものは、この世に存在しない。なぜなら歴史(hi“story”)は「物語られるもの」であり、語りという行為に主観を入れずに済ますことなど不可能だから。これは私一個人の意見ではなく、もはや手垢のついた言説であると言ってよい。
     この著書を完成させた著者陣の根気と執念は尊敬に値する。このように“上から目線”で評価すること自体が烏滸がましいと感じるほどだ。ただ惜しむらくは、書き手自身がこの本

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    2022年01月21日
  • 老いる意味 うつ、勇気、夢

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    ネタバレ

    遥かに先を行く人。そうか、この世代は最後の戦争体験者だったんだ。
    共感できるわけもない。それこそ理解しようという努力でしかないけれど。

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    2022年01月04日
  • 老いる意味 うつ、勇気、夢

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    すらすらと読んだ。
    今年83歳の母から薦められた本。
    今腰痛と膝痛で弱っているところで読んだので、漠然と考えていた老後の輪郭が見えてきた感覚。
    老後を前向きに捉えられそう。

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    2021年12月31日
  • 人間の十字架

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    ネタバレ

    用事で実家に帰った時に見つけて持って帰ってきた本。読むと内容が古いなぁと出版年月日見たら1990年、そりゃそうか、と納得。
    森村誠一さんの本は単純明快で読みやすい。複雑な構成で書かれないので読んでいて面倒くささがないのがいい。
    もちろん突っ込みどころは満載で作者都合のすべてはシナリオ通りの展開なのでハラハラさはないものの、サスペンスものとしてはしっかり押えているのでドラマ化しやすいだろう...と書いててもしかして?って検索したら「終着駅シリーズ」でしっかりドラマ化されていてワロタw
    所謂ベタものなのでやっぱりかって感じだわ。
    ラストがこりゃ森村さんやらかしたなってしっかり男性名を言っておきなが

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    2021年12月14日
  • 老いる意味 うつ、勇気、夢

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    老後のこれから、訪れるだろう幾つかの身体的、精神的障害を予め先輩から教わった。 
     あとは、それらと向き合ったときに森村さんがどう対処したか、それを受けて自分はどう向き合い、「なるほど」と頷くか、「ちと違うぞ」と思いながら、それを味わい後陣に残していくか。
     いずれにしても、長くなった人類の老後は、自由の利かない身体を抱えながら、多くの悲しみと向き合わなければならない。
     その覚悟を肝に据えたら、あとは自分の目指すものを探求するのが良い。という自分の信念に誤りがないことを確認した。

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    2021年12月14日
  • ファミリー

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     家族とは何かを問いかけてくる心理サスペンス。
     どんでん返しほどではないが、ある種の驚きをもって結論を迎えるはず。人はやはり仮面を被って生活しているのだろうか、そんなこともふと思ってしまう展開である。様々な事情により追い詰められていく人間心理も描かれており、個人的にはなかなか面白い作品だった。

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    2021年12月07日
  • 老いる意味 うつ、勇気、夢

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    老人性うつ病を克服した作家の森村誠一さんが「老いる意味」について語った一冊。森村さんが老人性うつ病になってから、克服するまでの奮闘や、人生100年時代と言われる現代、仕事が終わった後の20~30年をどのように生きるかのコツが語られる。森村さんの実践してきた食事法や習慣、睡眠・運動の話など、健康本かと見間違う内容もあり、盛りだくさんで面白かった。

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    2021年11月18日
  • 花刑

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    森村誠一『花刑』角川文庫。

    4編収録の社会派推理短編集。最初の『完全犯罪の鏡像』がまずまず面白い短編だったが、他は今一つだった。日常に潜む殺意が偶然により、犯人とその動機が見えなくなるというパターンの短編ばかりで厭きて来るのだ。社会は複雑になりつつあるが、犯罪は社会の複雑さに比べれば単純だ。

    『完全犯罪の鏡像』。明らかに黒なのに立証出来ないもどかしさ。そのもどかしさを抱えたまま朽ちていく無念さ。35年間、自宅から会社に通勤する定年間近の男が通勤電車の車窓から目にする風景の中にその家はあった。男は1年ほど前からM駅でその家に白いハンカチを振るOLの姿を目にするが、彼女の姿を目にしなくなった日

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    2021年11月09日
  • 暗殺請負人 刺客街

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    う~~ん

    ちょっと、微妙……
    珍しい人の時代小説だ!と、購入してみたが、講釈師が語る、講談みたいな感じ……何て言うか、他人事で、のめり込めないと言うか……私には、向かないな。他にも、何冊か購入したのに、残念。

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    2021年10月14日
  • 老いる意味 うつ、勇気、夢

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    タイトルから人生訓的な本かと思った。うつ病の自分の体験から始まったが、自分の老いに対する工夫みたいな本だった。

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    2021年10月03日
  • 老いる意味 うつ、勇気、夢

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    森村さんのような方でも鬱になることがあるのかと思い、誰でも鬱になる可能性があって、その克服は並大抵のものではないのだなと感じた。

    老いについては、この本を書くことで自身を奮い立たせているのかと思ったが、書いてあることは一般的で刺激は少なかった

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    2021年09月04日