森村誠一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実に素晴らしかった!!
この本は、6編からなる短篇集なのだが、いずれも人間の心の闇というテーマで統一されている。
『夢の虐殺』は、毎日ひたすら繰り返される、没個人の社会生活に嫌気がさしたサラリーマンが主人公だ。彼は、一旦は、今の生活を捨て、かつて思い描いていた夢を実現させようとするのだが・・・。
よく、サラリーマン生活を捨て、自分らしく生きる!!それがよいのだ!!と言ったテーマの本をみかけるが、この話はそういった類の本より、もう一歩踏み込んで書かれている。
会社の歯車として働き、決して一個人としては認識されることのない生活を送るサラリーマンが、今まで培ってきたもの(社会的地位、家庭など) -
購入済み
棟居刑事の東京夜会
葉室啓介、畔倉高一、和村吾郎は、英会話教室で知り合う。3人とも、さほど不自由もない日々を過ごしているが、人生を切り替えたいという願望を抱いていた。そして英会話教室で美人の鶴間今日子と巡り合う。
経済界で名をなす総会屋の吉岡弘道、鶴間今日子は同郷であった。鶴間今日子と川本卓也は高校の同級生でいわくがあった。
代々木署管内と碑文谷署管内で殺人事件はおきる。警視庁捜査一課の棟居刑事も捜査に加わる。葉室、畔倉、和村は、各自因縁があった吉岡、およびマドンナ的存在となった鶴間今日子が関わる事件を私立探偵の如く追う。
川本卓也の過去と現在の悪徳な姿が浮かび上がってくる。
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