森村誠一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ある意味では、一件落着。
しかし、この本はミステリーという味付けをした恋愛小説なのだ。
だとしたら、この終わり方は切なすぎるじゃないか。
だが読者が好きなように脳内完結できる余韻を残してくれてあるので助かる。
ミステリー的にもいいと思う。
後から考えれば序盤の伏線で犯人が容易に想像できることに なっているのだが
(確定は出来ないようになってるが)
犯人探しよりも他のミステリーが気になってしまって それどころじゃない!
後半は、読むことを途中で止めれない。
夜中の2時まで読んでしまいました。
( ・_ゝ・)< 割れたガラスは元にもどらない。
だがリサイクル -
Posted by ブクログ
根暗で変態な相馬が堪能できます。
とにかく相馬が暗い。なんか、ボソボソ話していそう。
この話の相馬は新選組を仇として壊滅を目論み、幹部隊士を抹殺しようと考えております。土方を追うのも殺意があってのことなんですが、
野村の存在が相馬の心を懐柔させていき、その意志が失われかけて葛藤するのですが、親友・野村の死をきっかけに土方への恨みをさらに強く深いものにします。
竹を割ったような性格の野村が、なんだか愛嬌があって可愛いです。
対照的に、相馬はじめじめしたキノコみたいなヤツでした。
相馬のことばっかり感想で書いてますが、物語は近藤局長の勝太時代から始まり、斎藤一ちゃんの最期までというタイトルの通り -
Posted by ブクログ
実に素晴らしかった!!
この本は、6編からなる短篇集なのだが、いずれも人間の心の闇というテーマで統一されている。
『夢の虐殺』は、毎日ひたすら繰り返される、没個人の社会生活に嫌気がさしたサラリーマンが主人公だ。彼は、一旦は、今の生活を捨て、かつて思い描いていた夢を実現させようとするのだが・・・。
よく、サラリーマン生活を捨て、自分らしく生きる!!それがよいのだ!!と言ったテーマの本をみかけるが、この話はそういった類の本より、もう一歩踏み込んで書かれている。
会社の歯車として働き、決して一個人としては認識されることのない生活を送るサラリーマンが、今まで培ってきたもの(社会的地位、家庭など)